ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ -  感想@愛知県芸術劇場

2019年05月26日 07時04分15秒 | Weblog
おはようございます、ジニーです。
 
 
あれからはや一ヶ月が経とうとしているのですね。
待望のバンドツアーであった、
「ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ - 」
令和を迎える前の、平成最後の日のライブということもあり、
なにか感慨深いものも感じておりました。
 
セットリストは以下の通り。
 
 
SE(ASKAがオリンピックのテーマ曲としてイメージした曲)
01.未来の勲章
02.ONE
03.明け方の君
04.CRY
05.Girl
06.憲兵も王様も居ない城
07.Man and Woman
08.めぐり逢い
09.MOON LIGHT BLUES
10.はじまりはいつも雨
11.いろんな人が歌ってきたように
もぐもぐたいむ
12.FUKUOKA
13.LOVE SONG
14.リハーサル
15.と、いう話さ
16.晴天を誉めるなら夕暮れを待て
17.ロケットの樹の下で
18.今がいちばんいい
アンコール
19.YOUNG MAN(Y.M.C.A)
20.YAH YAH YAH
21.UNI-VERSE
アンコール2
22.一度きりの笑顔
 
 
 
2月の愛知公演も参加していたのですが、まず感じたのが
40年のありったけ、ではあるけど、いわゆるシングルベスト的な選曲ではないなということと
思っていたよりもチャゲアスの曲が少なかったなということ。
 
いまのASKAの気持ちや、ASKA自身なりの40年の振り返りかだったのだと感じました。
 
 
それにしてもいろんなところにハイライトがあって、
何から伝えていけばという感じもあるのですが、
やっぱり「待たせたねー」を聴けたこと!
僕らはこれを待っていたんですよ。
前回のシンフォニックコンサートではこの決め台詞は封印されていました。
ASKAも僕らも、このバンドライブでの「待たせたねー」を待っていたのでそれは別に
かまわなかったのですが、
やっぱりこの言葉があると、「始まった!!」というスイッチが入ります。
そして、今回は特に「お帰り」という気持ちにもなりましたね。
 
近年のライブでは一番楽しんでいたんじゃないのかなってくらいASKAがイキイキして
見えました。
ワインレッドの大人な雰囲気のスーツ(還暦を意識したわけではないと思う)に身を包み
縦横無尽に、そして風邪気味だとは感じにくい声量とテクニックでライブのボルテージを
グングン上げていっていました。
 
そのボルテージに演奏するアーティストやオーディエンスもひとつひとつレスポンスし
幸せで、楽しくて、贅沢な極上音楽空間が形成されていました。
 
 
 
今回のライブ、個人的に感じたのが演奏力の高さ。
いつもの「わかり合えている仲間たち」である実力派のアーティストの皆様。
本ライブでも安定の演奏力をまざまざと見せつけてくれました。
 
例えば、
「ONE」のリズム。
レゲエっぽいリズムで、割とルーチンなフレーズを刻みつつけるので、
正確性を出そうとすると演奏の表情がのっぺらぼうになってしまうところもあると思うのですが、
確実にノセてくる。
シンプルであるがゆえにその演奏力の高さが窺い知れ、心底震えました。
 
そして「Girl」。
たぶんASKAソロで3本の指に入るくらいイントロが好きな曲。
古川さんのギターによる超絶技巧。
この曲ほど生で聴くことをお勧めしたい曲はないですね。
高い演奏力があってこその完成品。
感想部での古川さんのギターとクラッシャーさんのバイオリンのリレー。
こんな贅沢な音楽があっていいのか!?
めっちゃ、ほれぼれしちゃいました。
 
「FUKUOKA」。
澤近さん、また素晴らしいイントロを生み出しましたね。
「PRIDE」や「はじまりはいつも雨」、澤近さんの代名詞ともいえる素晴らしいイントロは
この「FUKUOKA」で新しい名刺ができた感じですね。
この曲はASKAの思い入れも強いためか、本当に丁寧に歌い上げていました。
いつ聞いても感動するは、この曲。
 
「リハーサル」。
骨太なミドルテンポのロックナンバー。
鈴川さんのワイルドで曲中を飛び交うギターが良いですね。
ザクザクとしたリズムの中で、唯一自由を認められたギターの音色がこの曲を
緊張感の中にゆとりを生み出しているように感じました。
 
ちなみに、僕はこのライブで初めて「手数王」こと菅沼さんのドラムに触れました。
そのテクニックもそうなのですが、リズム全体を下支えする正確性と、
ズンズンと体に響くドラムの力強さがライブ感を一層感じさせてくれます。
メッケンさんも控えめなスタンスで演奏してますが、ドラムとのリズムの相乗効果で
しっかりと音楽を支えてくれます。
やっぱ、リズム隊がしっかりしてると音楽の迫力が断然変わってきますね。
 
「今がいちばんいい」。
これ、ASKA本当に好きなんだなってすごい感じる曲。
そして、CDで聴くよりライブで一緒に歌うことで完成する楽曲。
コーラスの西さんとまゆみっくすさんも一緒になって会場を煽ってくれました!
それに呼応するかのように会場全体大合唱。
この曲は今後もライブで重要な役割を果たしますね。
 
「一度きりの笑顔」。
全部終わった後に、ASKA[が急に提案し澤近さんとふたりで演奏した曲。
リハーサルではずっと歌っていたらしいのですが、本編では最初で最後の披露。
「終公演って最高!!」なんて涙がちょちょ切れそうになりました。
ピアノのみの演奏、だからこそこの曲の情景と心情が伝わってくる。
CDのシークレットトラックはそのままライブのシークレットトラックになりました。
映像は日本武道館のものになるので、この曲を味わえたのは最終公演のみ。
皆さんすいません、贅沢しちゃってごめんなさい!
 
 
なんて、いくつかピックアップして紹介してきましたが、
衰えるどころか、より深みとダイナミズムを携えて戻ってきたASKAバンド。
もぐもぐタイムなる新たなライブのフォーマットを生み出したり、
まだまだ攻めの姿勢は崩してません!
 
ライブでは秋ごろにまたライブを組みたいと言っていました。
今年中にまたこんな贅沢空間を味わえるの?
想像するだけで鼻血が出てきちゃいそうです。
 
 
今回参加できていなかった方、次回は是非参加してほしいです。
今しかない、今だから味わえるライブの魅力がたくさんあります。
当ブログが少しでもそういう気持ちを後押しするものであれば、幸いです。
 
 
ああ、早く映像みたいな。

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