こんにちは、ジニーです。
昨年末にたまっていた読書感想を書いていこうと思っていたのですが、インフルエンザになって寝込み、気が付けば年も明けて1月が過ぎ去っていこうとしています。
時がたつのは早いですね。
そろそろ書いていかないといけないなと思い、2024年最初の読書感想です。
今回は、歌野晶午さんの『密室殺人ゲーム 2.0』です。
2022年の年末に、本シリーズの1作目の読書感想を書いていますね。
なかなかハードな作品を年末にチョイスしてますね。
そして2024年1発目としても、これを紹介するのか、という感じの作品です。
このシリーズはネットを中心とする構成になっています。
5人のそれぞれ面識を持たない人間が、ネット上でリアル推理クイズを出し、当てていくという内容。
主な登場人物は「頭狂人」「044APD」「aXe(アクス)」「ザンギャ君」「伴道全教授」とハンドルネームでやり取りをし、クイズは5人のうち一人が出題者となり、残り4人が回答者となり持ち回りでクイズを出していくというものになります。
でもこのクイズ一筋縄なものではなく、出題者は実際に殺人を犯し、その事件のニュース情報や殺害現場の写真をヒントに推理を行わせるというものです。
本当に殺人を行うという、倫理観の欠片もないクイズ。
推理小説だから設けることのできる設定ですが、もうこの時点で受け入れられない人もいると思います。
しかし、ミステリー作品としては5人分の問題が出されるわけで、さらにその内容としても非常に質の高いトリックがわんさかと出てくるわけです。
倫理観に訴えるものはありますが、ミステリー好きとしては1冊で五度おいしい内容ですから読んでしまいますよね。
前作ではラストにとんでもない展開が待ち受けていました。
今回も驚く内容が用意されています。
しかしこれは、前作を読んでいるからこそ味わえるものですので、もし読んでみたいと思う方は、ぜひ前作から手に取っていただきたいと思います。
作中から意外な展開を味わいつつ、このシリーズならではの面白さを感じていただけると思います。
ただ、改めて言いますが、テーマとしてはあまり良いものではありません。
それでも読んでみるかどうか、そこは自己責任でお願いします。
※どうにも暗い気持ちンあるイヤミスということではなく、普通のミステリー以上に人の命が軽んじられています。
そして本作は、「マニアクス」というもう一つの続編を持ちます。
僕は一応こちらも読んでみようと思っています。
その機会はまだ先になりそうですが・・・。
昨年末にたまっていた読書感想を書いていこうと思っていたのですが、インフルエンザになって寝込み、気が付けば年も明けて1月が過ぎ去っていこうとしています。
時がたつのは早いですね。
そろそろ書いていかないといけないなと思い、2024年最初の読書感想です。
今回は、歌野晶午さんの『密室殺人ゲーム 2.0』です。
2022年の年末に、本シリーズの1作目の読書感想を書いていますね。
なかなかハードな作品を年末にチョイスしてますね。
そして2024年1発目としても、これを紹介するのか、という感じの作品です。
このシリーズはネットを中心とする構成になっています。
5人のそれぞれ面識を持たない人間が、ネット上でリアル推理クイズを出し、当てていくという内容。
主な登場人物は「頭狂人」「044APD」「aXe(アクス)」「ザンギャ君」「伴道全教授」とハンドルネームでやり取りをし、クイズは5人のうち一人が出題者となり、残り4人が回答者となり持ち回りでクイズを出していくというものになります。
でもこのクイズ一筋縄なものではなく、出題者は実際に殺人を犯し、その事件のニュース情報や殺害現場の写真をヒントに推理を行わせるというものです。
本当に殺人を行うという、倫理観の欠片もないクイズ。
推理小説だから設けることのできる設定ですが、もうこの時点で受け入れられない人もいると思います。
しかし、ミステリー作品としては5人分の問題が出されるわけで、さらにその内容としても非常に質の高いトリックがわんさかと出てくるわけです。
倫理観に訴えるものはありますが、ミステリー好きとしては1冊で五度おいしい内容ですから読んでしまいますよね。
前作ではラストにとんでもない展開が待ち受けていました。
今回も驚く内容が用意されています。
しかしこれは、前作を読んでいるからこそ味わえるものですので、もし読んでみたいと思う方は、ぜひ前作から手に取っていただきたいと思います。
作中から意外な展開を味わいつつ、このシリーズならではの面白さを感じていただけると思います。
ただ、改めて言いますが、テーマとしてはあまり良いものではありません。
それでも読んでみるかどうか、そこは自己責任でお願いします。
※どうにも暗い気持ちンあるイヤミスということではなく、普通のミステリー以上に人の命が軽んじられています。
そして本作は、「マニアクス」というもう一つの続編を持ちます。
僕は一応こちらも読んでみようと思っています。
その機会はまだ先になりそうですが・・・。