ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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記憶を振り返る「ASKA CONCERT TOUR ID」~音楽という感動に出逢った日~

2020年04月18日 16時22分38秒 | Weblog
こんにちは、ジニーです。

新型コロナウイルスの影響で日本全土に緊急事態宣言がされ、
平日から週末まで、不要不急の外出は自粛されているいま、
様々なアーティストがYouTubeで過去のライブの動画をアップしています。

ASKAも自身のソロコンサートの映像を、自身が編集し順次アップしています。
不思議なもので映像ソフトを持っているものでも、YouTubeを見てしまうんですよ。
そうすると、否応にも当時のことを思い出されてきます。

だったらいっそブログに残してみようと思って、こうやって書いてみているところです。


まずは、「ASKA CONCERT TOUR ID」。
1997年に開催された、ASKAのソロとして初めてのコンサート。

当時、ソロアルバム「ONE」を発売し、満を持して開催されたコンサートでした。
ちなみに、この「ONE」というアルバム。
当時僕が持っていたASKAのイメージとはだいぶ違っているなと感じていたように思います。
それまでのチャゲアスでの壮大でスケール間のある曲といったイメージではなく、なんとなく
ライトになった感じの曲たち。
自身は「実験アルバム」と言っていたようだし、当時出演していた音楽番組で曲の長さにも
結構こだわっていたよなコメントがあったように思う。
そういった意味ではASKA自身が打ち出したものをそのまま受け止められていたのかなと
思ったりもしますが。
とにかくそんなイメージだったもんで、正直コンサート参戦時にはアルバム全然聞きこんで
いませんでした。(学生だったこともあり持ってもいなかった気がする)

今になって思うのは、本当に聴きやすいアルバム。
ソロでやりたかったことができたという肩の張らない、それでいて洋楽の雰囲気を携えている
名作と呼べるアルバムです。




そんで、ソロコンサートです。
公演数は22公演(Wikipedia参照)
日程を振り返ると・・・
3月30日 横浜アリーナ
4月10日 名古屋レインボーホール
4月11日 名古屋レインボーホール
4月13日 名古屋レインボーホール
4月14日 名古屋レインボーホール
4月18日 大阪城ホール
4月19日 大阪城ホール
4月21日 大阪城ホール
4月22日 大阪城ホール
4月26日 マリンメッセ福岡
4月27日 マリンメッセ福岡
5月1日 国立代々木競技場第一体育館
5月2日 国立代々木競技場第一体育館
5月4日 国立代々木競技場第一体育館
5月5日 国立代々木競技場第一体育館
5月7日 国立代々木競技場第一体育館
5月30日 上海体育館(上海公演)
5月31日 上海体育館(上海公演)
6月19日 横浜アリーナ(追加公演)
6月20日 横浜アリーナ(追加公演)
6月25日 真駒内アイスアリーナ(追加公演)
6月26日 真駒内アイスアリーナ(追加公演)


確か、同級生にTUG of C&Aの会員がいて、チャゲアスが好きということから誘ってもらった
経緯があったと思う。(うろ覚え)
当時はまだ名古屋レインボーホールだったんだ、懐かしい名称。
そうだ、コンサート直前に左手を捻挫して、ロックバスターのごとき包帯ぐるぐる状態で
参戦したため拍手もままならない感じだった記憶がかすかに残っています。

セットリストは以下の通り。(多少の違いはあるかも)
01.共謀者
02.着地点
03.Hello
04.ONE
05.風の引力
06.はじまりはいつも雨
07.夢はるか
08.The River
09.Love is alive
10.帰宅
11.I'm busy
12.ID
13.月が近づけば少しはましだろう
14.僕はすっかり
15.バーガーショップで逢いましょう
16.ブラックマーケット
17.晴天を誉めるなら夕暮れを待て
18.君が愛を語れ
19.君をのせて
アンコール:草原にソファを置いて

改めてセットリストを確認してみて、なんと記憶の曖昧なことか。
「はじまりはいつも雨」歌ったんだね、そうだよね、そりゃ歌いますよね。
「Hello」も歌ってたのか。

そうそう、今ほどドはまりしていたわけではなかったので、
「この曲聴いたことあるな~」っていう感じで一つひとつ聴いてたような気がします。
そんな僕だったのですが、記憶から決して消すことのできない1曲があります。
むしろこの曲の記憶が強すぎて、他が薄れてしまっているのかもしれないw

それが、「君が愛を語れ」。
古からのファンの皆さん、本当にすいません。
僕、この名曲をこのコンサートで初めて認識しました。

収録されている「SCENEⅡ」は聴いてたことがあったので、「この曲知ってる」という中の
一つだったのですが、曲とASKAのヴォーカルの力に圧倒されたのです。
アーティストのコンサートに行ったのが初めてということと、曲をちゃんと把握していなかった
というファンとしてはあるまじき状態が、心の無防備な状態にしてくれていたこともあり
ガツンと胸の奥底まで深く感動を打ち付けられたのです。
「背筋がゾクゾクした」という表現しかできないのだけど、この時の感触は簡単には言葉にはできません。
ただ、本当の意味での感動だったのだと思います。

コンサートが終わるなり、ASKAのアルバムを片っ端から借りて、
一曲一曲聴いていって、ちゃんと「君が愛を語れ」だと認識したときに、
多分僕はASKAという沼にはまったのだと思います。
気付いた時には、もうどっぷりでした。

そんな、僕の音楽の感動と楽しさが凝縮されたコンサート。
それがこの「ASKA CONCERT TOUR ID」でした。


今回こういった機会があって、改めて当時を思い返すことができ、
なんだかほっこりした気持ちと、当時の感動と再会とを果たすことができました。
やっぱ、音楽って凄い!


凄いついてに余談ですが、当時のASKAは今の僕と同い年。
なんかそれも凄いw
コメント
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