ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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とりあえずの感想です ASKA「Black&White」

2017年10月29日 21時20分43秒 | 音楽紹介
こんばんは、ジニーです。

ASKAの今年2枚目のニューアルバム「Black&White」を
かれこれ4周くらい聴いたでしょうか。

まだまだ聴きこまないとしっかりとした感想は書けそうにないですが
とりあえずここまでの印象を簡単に書いていきましょう。


01.塗りつぶして行け!
ヘイ!の掛け声でイキナリ上がりますね。
テンポ感のある曲だし、歌詞も強い。
地中海という言葉、「ゼロの向こうのGOOD LUCK」以来出てきましたね。
ASKAの中で何かの象徴のように使われるような言葉なのかな?
1曲目にふさわしいと思います。

02.Black&Whte
Oh Black&Whiteさ って、大サビだったんですね。
まさかほかにサビがあるとは思わなかった。
鍵盤がモチーフになっている歌。
昔は「白い歯をむき出した 字足らずのピアノ」なんて表現もありましたね。
ただ今回はもっと広い意味で鍵盤と人間とを重ねている感じ。
もっとナイーブなメッセージがあるのかと勝手に思ってました。

03.Loneliness
すこしテンポを落としてきた感じ。
タイトルとは裏腹に爽快感が漂う曲。
I don't Know.のとこが気持ち良いですね。

04.London~38 east end road
不思議な雰囲気の歌。
それでも情景が浮かんでくる世界観と、その輪郭を持たせるヴォーカルは
やっぱりASKAでないとできない表現。
「遥か昨日のこと」ってフレーズ良いですね。

05.君と春が来る
おお、このご年齢でここまでどストレートなラブソングを作ってくるとは!!
羽で抱きしめる表現好きです。
no no darlin'とかFar awayとか。

06.誰がために鐘はなる
アカペラから始まる曲。
最初からハイライトな感じもしますが、徐々に徐々に盛り上がっていって
さらに歌詞のメッセージ性と相まって、名曲へと昇華していきます。
それにしてもなぜ「たがため」と打って変換できないのか・・・。

07.オレンジの海
youtubeでラフ音源を先行で聴かせてくれましたね。
同様の塗りつぶして行け!よりもその変貌ぶりにビックリしました。
イントロから引き込まれますね。
素直にこういう感じの歌になるんだって感動しました。
アルバム全体を通しても少し息抜きのような感じの歌で、とても好きです。

08.今がいちばんいい
めっちゃ衝撃を受けました。
最初聴いたときは、これは評価が難しいな・・・というのが素直な感想。
何度か聞きこんでいくうちに、クセになってきています。
ライブをイメージするともっと好きになってきました。
ASKAと一緒に熱唱したいww!

09.風景が僕をためしている
タイトルから歌の内容がイメージできなかった曲の一つ。
ああ、こんな感じのメロディーねって思って聞いていると案外裏切られる展開も
多くて、なんかクセのある曲だなと(誉め言葉)。
聴きこまないと正しく評価できない曲だと感じています。

10.石の風が吹く道
タイトルから歌の内容がイメージできなかった曲のもう一つ。
アレンジがたまらん。
やっぱ古川さんのギターはいいですね。
歌詞からは強い意思が伝わってくる。
でも攻撃的というわけではなくて、満ち溢れる自信のようなもの。

11.夢でいてくれるでしょう
うお、エスニックだな!
こういうメロディーや世界観はなんか久しぶりな気がします。
一筋縄にはいかないアルバムだという代名詞のような曲ですね。
旭純は攻めまくりですね。

12.僕であるために
今回のアルバムの中では、一番スタンダードな曲ですね。
ゆえに胸にスーッと入ってくるのも一番早かったかも。
紆余曲折を経ての、このタイトル。
もう道は誤らないでほしいですね。

13.Fellows
先行シングルのひとつ。
聴けば聴くほどいろんな想いが巡ってくる曲。
後ほどしっかりと時間をとってその歌詞の意味を考えてみたいと思います。
夜明けまでに肩を抱こうFellows。
まだまだこれからの進撃を予感させる言葉。
生で聴きたい。

14.シークレット
Fellowsの後、少しおいてから流れる曲。
あえてタイトルをつけるなら散文詩のとおり「一度きりの笑顔」ですかね?
澤近さんのピアノとヴォーカルだけの落ち着いた、しかしとても印象深い曲。
このアルバムをしっかりと締めくくり、余韻を残しています。
Fellowsをフックにするなんて、こんなん卑怯だわw


今作は前作の「Too many people」と比べると、落ち着きのあるアルバムと
いう印象です。
前作が即効性とするならば、こちらは完全に遅効性。
徐々に徐々に体に浸透してくるでしょう。
全体的にミデアムテンポの曲が多く、アンティークのような上質な滑らかさ
を湛えた大人なアルバムではないでしょうか。

まだまだ聴きこみますよ。
感じるものがあったときは、またここで書いていきたいと思います。


コメント
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