ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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ジニレビュ その2

2006年08月18日 10時28分33秒 | レビュー(ジニレビュ)
こんにちは、またまたやってまいりましたジニレビュのお時間です。
今日のテーマは「日本沈没」です。


「日本沈没」・・・主演草剛による2006年7月に公開された映画です。
この作品は実はリメイク作品であり、1973年に正月映画として公開されたのがオリジナルの作品です。
タイトルの通り近い未来に日本が沈没する危機に直面するという内容です。

正直な感想を言ってしまうと、ちょっと期待外れでした。
確かに映像には迫力があったし、役者の演技も引き込まれるものがありました。
ただ、僕が思っていた以上に恋愛映画でした。
もっとパニック要素の強い映画だと勝手に思っていました。
僕は1973年のオリジナル版は観ていないのですが、どうやらリメイク版はオリジナル版よりも主人公の恋愛の方がクローズアップして作られているみたいです。
この数年ヒットしている、いわゆる「純愛映画」の流れを受けて今回のような作りになったのかもしれません。
ただ僕の個人的な意見としては、パニックと恋愛のどちらがメインなのかが分かりづらかったです。
もっとパニック映画ならパニック映画にに徹するべきだし、恋愛映画なら恋愛映画に徹するべきだと思いました。
どこか中途半端なイメージを受けてしまったのでいまいち陶酔することができませんでした。


しかし、もし自分がこういう状況下に置かれたとき何を優先させて行動するのだろうと考えるきっかけにはなりました。
僕の住んでいる愛知県は東海大震災がいつ起こってもおかしくないと言われ続けています。
もしその東海大震災が起こったとき真っ先に浮かぶのはやっぱり「愛する人」の安否だと思うのです。
そしてそんな最悪な状況におかれた時生きる力になるのもやはり「愛する人」の存在だと思います。
おそらく今回の「日本沈没」にこめられたメッセージもそうなのだと思います。


そこにあるのは「愛する人との心の支えあい」でした。
愛する人がそばにいるから強くなれるときがあります。
もしあなたが危機的状況に直面したとき思い浮かべるのは誰のことでしょう。
コメント (1)
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