≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

465)見ている世界と見られている世界

2017年07月30日 | 生き方
整心療法研究所(埼玉県上尾市・大阪市・和歌山市)のブログへようこそ。
従来型の精神分析(無意識を意識化する)を凌駕し、新しい観点から人間の精神にアプローチする方法を研究・実践中です。

今日は《見ている世界と見られている世界》について書きます。

人は自らの目で世界を見ている。
と同時に他者から見られている。
この二つが果たして同じかどうか。

先日こんな体験をした。
定期検診で歯科医院へ行った時のこと。
その歯科医院では、患者の歯と歯茎のレントゲン写真が目の前の画面に映し出してある。

院長の説明を聞いている時だった。
自分の歯を基準にイメージしている画像と目の前の画像との違いに少し混乱したのだった。
当然のことながら、左右が反対。
自分の感じている歯と院長が見ている歯とは見え方が反対なのだ。
そのことは知ってはいたが、実際の場面で混乱したのだった。

その時改めて、自分の見ている世界と他者が見ている世界は違っているということに気づいたのだった。
そのことを理解しながら他者と対峙しないと、誤解や無理解が生じる原因ともなると。

蛇足ながら、自分と他者の見ている画像は左右反対ではなく、前後が反対である。

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