≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

489) 白と黒の間

2018年02月18日 | 生き方
整心療法研究所(埼玉県上尾市・大阪市・和歌山市)のブログへようこそ。
従来型の精神分析(無意識を意識化する)を凌駕し、新しい観点から人間の精神にアプローチする方法を研究・実践中です。

今日は《 白と黒の間 》について書きます。

極端な性格を表す言葉に「白黒はっきりさせる」とか「白か黒しかない」というのがある。
かなり乱暴かもしれないが、白と黒を色の両極に例えてみる。
白は白紙。黒はあらゆる色の集合体。
白と黒の間には無数の色がある。


まるでノイマン型のコンピュータと量子コンピュータのようだ。
詳しいことはもちろん知らない。専門家からはお叱りを受けるかもしれないが、まったくの素人なのでお許し願いたい。
量子コンピュータは0と1の間のあらゆる数値を取り得るらしい。

白か黒のどちらかに決めてしまえばとりあえず世界は安定する。しかしあらゆる色を取り得るとすると、非常に不安定さを呼び起こすだろう。ある時は赤、ある時は黄色、はたまた緑などなど、、、、、
ホントのところ何色なのよ、と叫びたくもなる。しかしあらゆる色であり、どの色でもないということになる。

今度はこれを私たちの日々の生活に置き換えてみる。するとどうなるか。
ノイマン型のコンピュータを常識と置き換えてみるならば、量子コンピュータは常識に縛られない生き方に例えられるかもしれない。
常識にはまらない生き方は、常識を基本に生きようとしている人からすると、非常に不安を呼び起こすことになるだろう。あるいは自由でいいなあと思うかもしれない。

一方で、常識にはまらない人たちはそれに捉われることなく、あらゆる生き方を選択する。
彼らは時々の選択は、ただ一時的に自らの世界を固定したに過ぎないと考えているのかもしれない。

白か黒に早々に決めて生きるのもよし。あらゆる色を取り換えながら生きるのもよし。それ以外もあるかもしれない。
どれにしようかなぁと考えてみるのも時には楽しい。

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