≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

462) 自分の頭で考えるということ

2017年06月29日 | 生き方
整心療法研究所(埼玉県上尾市・大阪市・和歌山市)のブログへようこそ。
従来型の精神分析(無意識を意識化する)を凌駕し、新しい観点から人間の精神にアプローチする方法を研究・実践中です。

今日は≪自分の頭で考えるということ≫について書きます。

日々何事も自分で考えていると思っていますか。
自分の頭で考えるということは案外難しいことではないだろうか。
考えるにも、決断するにもある価値基準に基づいてしているはず。
これはこうする方がいい、あれはこっちが適切というように。

これらの価値基準は誰のものか?と問いかけてみる。すると、実は誰かのそれだと気づくことが多いのではないか。
いわゆる常識、道徳、倫理など。
あるいは多くの人がそう言っている、しているから、そうするもんだろうと思っている。
例えば、流行などもその一つ。

それらを取り入れて自らの価値基準としている。
それらに基づいて判断し、行動していることが多いのではないか。
このように案外自分の頭で考えているつもりでも、それらは外から取り入れたもの。
そこに自ら吟味をしたかどうかと考えてみると、思いの外少ないことに気づくだろう。
考えたのではなく、ただ取り入れたもの。あるいは、知らないうちに刷り込まれていることが多いのではあるまいか。
だから、人の目が気になり、評価が気になる。

自分の頭で考えるということは案外難しいことではないか、
ふとそんなことを考えてみた。

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