「人 類 資 金」 感想＝

★★★　期待通りスケールでかっ！でも残念ながら　私の頭にゃ難解だった(~_~;)
ラストの演説がこの作品のメッセージなら絶賛したいところなんだけど・・
人類に必要なものって「ソレ?----」って疑問は残った。
それにしても森山未来クンは凄かった・・・。
彼の存在感を知らしめる作品--ともいえそうだ！！
以下　ネタバレしてます。多分----。
見てない方は気を付けてくださいね～。


敗戦を不服とする反乱兵たちが持ち出した日本軍の秘密資金（金）を
回収に来た笹倉大尉は、海へ沈めた------。
この時　彼の言ってることが理解できなかった私だけれど---。

　軍に渡せば　　すべて　戦争の為に使われていたんだろう。
　その金を　未来の為に使おうと動いた者たちがいたってことのようだ、　　
　どういうわけかその金「M資金」は笹倉一族が理事長を務める「財団」によって運用され
　日本の復興や企業の成長の為に使われてきたという---。。
　（現在銀行貸付の裏には信用保証協会てのがあるんだけどソレか～～！？
　：いやすみません。経理をしてる私の私感です～わはは）

そして2014年----
父同様このM資の存在をを信じていた詐欺師？真舟雄一（佐藤浩市）は、
「M」なる人物（香取）&出ました岸部一徳さん！に---
　この資金を盗んで欲しいと頼まれる。

今やマネーゲームになり下がったM 資金を正し----
「人類資金」として正しき姿に戻す為だというのだ
　盗む金額は10兆円！その報酬は50億----。

半信半疑ながら　その話に乗った真舟はMの相棒　石（森山未来）とともに
財団のロシア支部代表である鵠沼（オダギリジョー）相手に大規模な
マネーゲームを仕掛ける！
実はM（慎吾）は笹倉一族の次期後継者。
彼の行動は「M資金のあり方」を巡る父（仲代達矢）との　戦いでもあったのだ。
（父だって半分はアメリカ財団に脅されてたみたいだけど）
しかし彼らの行動を『財団』も黙ってはいなかったのだ----

　遠藤なる暗殺者が登場し、本庄（一徳）が殺され、Mは囚われ・・。
　物語は一気にサスペンスタッチな様相に----。
　とはいえ、さほど危機感はなかったけどね

彼は旅の途中で出会った貧民国で銃を撃つことしか学んでいない少年石が
何か国語もを操り今や彼の１番の側近となっているこの事実を根底に
確信したという---

　Ｍ資金＝「人類資金」とは
　誰もが持っている何かしらの才能を
　発掘する為に　投資するべきなのだと。　。

まぁ　そのオトし処が--PDA(学習機？）を全人類に配ること--？
ってのは---ちと納得できないところだったけど。
しかし彼の意思を継ぐ---石（未来くん）の演説はまさに圧巻だった。
彼の訴えは平たく言えば　
どんなに貧しくとも教育のチャンスを与えて欲しいということ。　
子供たちの幸せのために「援助」ではなく　「投資する」
そう言う考えで　助けて欲しい。ということ・・・・だよね・・？
それは間違ってないとは思いました。

-それでも形はどうあれ、早急に配らなきゃならないのは
衣食住だろ・・って　思っちゃったけどね。
ホントに「人類資金」ってものが有るのなら　そりゃやっぱ
世界の平和のために使ってほしいよね。
どうすりゃ実現できるのかわかんないけど・・・・。

しっかし１０兆円ものお金を　こんな形で手にできるとは！！
びっくりしたな～～。
これだから　赤字でも入るところには　入るんだな～～。
経済==とはまさに魔物。いや魔物たちによってで操作されてるのか・・。

やり方次第でその金は倍に！一方では破滅・・・。　
　オダギリジョーはあの後どうなったのかな～。
  ラストのあのワンショットにはどんなメッセージが？・
　はぁあ---　疲れたから　このへんで---♪