he said, you need self-confidence.

2005-02-05 15:13:51 | thinking
結婚式の装い。
これ、と決めていた服があったのに、
なんか普通じゃないというような一言でこのところずっと考えていた。
周りの人たちに聞きまくって、どうしたら普通になれるか
そればかり考えてた。
ドレスを着たらいい?
でなかったらそれらしいスーツを?
どれも自分が着ているところなんて想像できなかった。
こうなりたいというビジョンもわからなくなって。
今思うとパニックの渦中にいたんだ。
そんな時に「Sunauna」のプリント・ワンピースに出会った。
紺地に白と赤い花のすっごく可愛いプリントで。
ハイ・ウェストで、フレンチ・スリーブっぽくて、乙女な感じ。
黒のショート・カーデとパールのネックレスを付けたりして。
確かに可愛いワンピース。
でも。
それは私じゃないんだって気づいた。
なんかコスプレみたい。
皮肉なことに。
あの服を恋しく思った。
別れた男を思い出す女か、みたいに苦笑。
自分をどう見せたいかということばかり考えてて、
肝心の自分の気持ちがわからなくなってた。
もう結婚式なんて出たくないなんて思ったり。
気になった一言に振り回されることが多い。
まったくねー。
その後「誰でもピカソ」で美輪さんが
「あるがままの自分を受け入れてもらいたいなんて何言ってるの!
畑から抜いてきた泥だらけの大根を誰が食べたいと思う?
ちゃんと洗って、調理してはじめて「ハイ、どうぞ」と出すでしょう?」
とおっしゃっていて。
目から鱗が。
多分私の味付けは普通じゃないけど、食べたら美味しいと言ってもらえるようになりたい。

今は気持ちもすっきりして、
余計なことを考えずにお祝いできそう。