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第2回アジア海洋映画祭

2006-07-25 15:27:16 | cinema
第2回アジア海洋映画祭 イン 幕張

2006年9月1日(金)~3日(日)   3日間

シネプレックス幕張
幕張メッセ国際会議場
ガーデンウォーク幕張

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まだ日程などは決まってないようですが、
「ピーターパンの公式」が気になってます。
監督のチャ・チョンホ氏はキム・ギドク監督の愛弟子だそうで。
早く日程出ないかなあ。

「ピーターパンの公式」
2005年・韓国
原題:The Peter Pan Formula
監督:チョ・チャンホ
出演:オン・ジュワン、キムホジョン


漁師と妻 ドイツ映画祭2006

2006-07-20 14:58:03 | cinema
「漁師と妻」
Der Fischer und seine Frau (Doris Dorrie)
2005年/102分/監督:ドリス・デリエ

デザイナー志望のイダと、鑑賞用の鯉の買いつけに来ていたオットーは、日本の田舎で知り合って恋に落ち、神社で結婚式を挙げる。
帰国後、イダは鯉の模様を生かしたデザインで注目を集める。
やがてふたりに子供ができるが……。
イダを演じるのは、昨年の話題作「ヒトラー~最後の12日間~」でヒトラーの秘書役を演じた可憐なアレクサンドラ・マリア・ララ。
現代ドイツを代表する女性監督であり、日本びいきでも知られるデリエの描き出す、味わい深い<現代のメルヘン>。
モントリオール映画祭コンペ部門上映。

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ドイツ映画祭2006に行ってきた。
本当は「マサイの恋人」も観たかったんだけど、都合上やむをえず断念。
「漁師と妻」はストーリーをかじっただけで。
日本が出てくるってだけでやっぱり気になっちゃうんだよね~ということで。
総括的なストーリーは自分の幸せ再確認モノという感じ。
やっぱりお金より家族や愛が大事だよねっていう。
うまいのが"鯉"の使い方。
鯉のおかげで恋をして、鯉のおかげで成功して、また鯉のおかげで失敗して...
これでもか!と鯉がでてくる。
鯉柄の服のヴァリエーションの多さにも鯉に対する情熱を感じました。
ときどき、鯉というか三毛猫ようになってるのもあったけど、かわいい。
鯉に対する意識も変わるよ。でもね。
私がオットーだったら(鯉との)キス・シーンはNG!

STがKeren Ann尽くしだったのも、なんか嬉しかったです。
イダが鯉の池に落ちて、オットーと恋に落ちる(ダジャレか?)シーンが
「the end of May」というのもまたよきかな。
ヨーコ役はキムさん... 残念だ~、日本人を起用してほしかったなあ。
タイトルも漁師というのは違うと思うんだけど、どうなんでしょう?
友人は「鯉に恋して」がいいんじゃないの、と申しておりました。

marie antoinette

2006-05-23 09:01:17 | cinema
ソフィア版マリー・アントワネット

ガーリーな色使い。
そして、しどけないお姫様。
それだけでもうどんなに使い古されたネタだとしても
観てみたくなる。
乙女の部分とどうもなんかマニアな部分がくすぐられるんだよねえ。
あ、コスプレっぽいからかな。
ベルバラをまた読み返したくなった。

「ダンサーの純情」

2006-05-11 14:19:33 | cinema
「ダンサーの純情」

[監]パク・ヨンフン 
[総]キム・ドンジュ 
[脚]パク・ケオク 
[撮]キム・ジョンユン 
[音]チェ・マンシク 
[出]ムン・グニョン パク・コニョン ユン・チャン パク・ウォンサン 
[制作データ] 2005韓/エスピーオー
[上映時間] 111分

田舎でも韓国映画が続々と封切られるようになるなんて。
まだまだ韓流も続いてるのね。
まったく興味のない妹たち2人を引き連れてGWに行ってみた。
チケットを買ってる間に流れている予告の「寝ずの番」に釘付けの2人。
こっちがよかったとか言われたらどうしよう。。
なんてひやひやしたのも束の間。
「よかったよ~、面白かった~♪」
それは何より。。。私がほっとしてどうすんだ。
ラブ・ストーリーとしては2人の距離感がよかったな。
まさに純情。
「パンフ買ってくる♪」
そこまで気にいるとは。。。

ストーリー、いかにもリベンジ・サクセス・ストーリーなのかと思ったら、
恋愛以外はひどいよね。。。
踏んだり、蹴ったり、また殴ったり、そこまでしなくても。
再起不能だよ?
恨みのベクトルがおかしくはないか。
というか、コニョン氏のダンスが観たかったよ。
それだけ。
素敵な身体だね。
姿勢の美しさに惚れ惚れしちゃう。

春の雪

2005-11-09 13:56:56 | cinema
「春の雪」

[監]行定勲 
[原]三島由紀夫 
[撮]リー・ピンビン 
[音]岩代太郎 
[歌]宇多田ヒカル 
[出]妻夫木聡  竹内結子  高岡蒼佑 
  及川光博  田口トモロヲ  大楠道代 
  若尾文子  岸田今日子 
[制作データ] 2005東宝
[上映時間] 150分

由紀夫ちゃんが観たらどう思っただろう。
解釈は人それぞれ違って、こういう形もあるんだなあと思った。
キャスティングについては当初思うところがあったけれど、
納得できた。
竹内結子の清楚な美しさに見直し、妻夫木聡の甘チャンで子どもっぽい役どころに納得。
そういう役なら合ってるね。
私のイメージの清顕はもっとエゴイスティックな知恵者なんだけどな。
やけにフォーカスがかったファンタジックな映像も美しくて、
リー・ピンビンいいなあと思うけど。
シャープさが欲しい。
必死さがないわけじゃない。
もっとぎりぎりの何かが足りない。
甘い、と思っちゃうのはなんでだろ。

ミッチーは後姿ばかりで、なんだか鳥肌実にみえて仕方が無かった。
彼の軍服はやけにだぼついて見えた。
種類違うんだろうけど。
それも多分鳥肌効果。(彼はぴったりしたのを着てるから)
若尾文子さんをこんな形で観れたのも嬉しかった。
タイの王子役の方々、ほかの映画もチェックしなきゃ。
もっとタイにも触れてほしかったな。
大仏様をあんな角度から観ることができるのね。
私も観てみたい。

la femme est l'avenir de l'homme.

2005-11-09 13:56:05 | cinema
「女は男の未来だ」

[監][脚]ホン・サンス 
[製]マラン・カルミッツほか 
[プ]イ・ハンナ 
[撮]キム・ヒョング 
[編]ハム・ソンウォン 
[出]ユ・ジテ キム・テウ ソン・ヒョナ 
[制作データ] 2004韓.仏/ビターズ・エンド
[上映時間] 88分・R-15

ユ・ジテのファンのShoさんと。
半休して大久保巡りも兼ねて。
気になったのは韓国とフランス共同制作ってところ。
タイトルも仏語だったりして、なんでだろ?と思ったら。
どの評を見ても"フランスらしい恋愛模様"みたいなフレーズが並んでいて、
もしや、と。
そして案の定。
性的奔放な作品はみなフランスらしいというのか。。。
純愛=韓流を打ち砕かれたおば様たち多数。
わかる、と思えてしまう気持ちもあるけれど、
そこに理由と気持ちが全然乗っかってないように思える。
とくに彼女ね。
そのわからなさがいいのかなとも思うけど。

「オールド・ボーイ」のヨガポーズのジテ氏を観ても
素敵と目を輝かすShoさんの反応は、
「全然イケてますよ!」でした。
そっか、それはよかった。
役作りのために10kgも太り、ボカシのシーン(必要ないと思われ)まであったというのに。。。
本当に失礼だけど、どこがよかったのー?

その後、YokさんとSasさんと合流して大久保巡り。
「スンデ家」に行って、大いに飲み食い話す。
長居しちゃってごめんなさい。
スンデ、チャプチェ(ここのが今までで一番美味しい)、カルグッス、
パジョン、ソルロンタンなど。
楽しい、楽しすぎる!ということで、「ロッジ・カフェ」に移動して
喉が枯れるまでおしゃべり。
明るく悩みを話せるのっていいな。

about love

2005-10-19 09:52:55 | cinema
「about love」アバウト・ラブ 関於愛(クワァンユーアイ)
[監][脚]イー・ツーイェン 
[監]下山天 チャン・イーバイ 
[出]伊東美咲  チェン・ボーリン 
  加瀬亮 メイビス・ファン 
塚本高史 リー・シャオルー 
[制作データ] 2004日.中/ムービーアイ
[上映時間] 102分

日中合作によるオムニバス形式のラブ・ストーリー。
東京、台北、上海を舞台に、3組の男女の国境を越えた愛の物語が展開する。
伊東美咲ら豪華キャストも魅力的。

漫画家を夢見て来日し、東京の専門学校に通う台湾人青年ヤオ。
彼は偶然、街なかですれ違った悲しげな女性、美智子に心ひかれる。
やがてヤオはある店で絵を描いている美智子に近づいていく(東京編)。

里帰りされたishさんと久々の映画。
この映画は以前から楽しみにしていただけあって、
2人で観れて本当によかった。
(私の目当ては加瀬亮、ishさんはチェン・ボーリン)
ただ、もう1ヶ月は経つとはいえ、人少なすぎ。
知名度もいまひとつなのかも。
加瀬亮抜きにしたって、私はきっと観てると思う。
3都市、どれも興味深い。
外国で暮らす楽しさ、苦しさ、言葉の難しさ、発見、誰かを想うということ。
距離。
言葉の壁は時に困難で、時に易しいってことも。
この映画で気になったのは、どの言葉で話すかということ。
東京におけるボーリンはちょこっと日本語話してたけど、
ほとんど中国語だった。
台北における加瀬亮はたどたどしくあやしい中国語で、
上海における塚本高史はまあまあ話せる中国語。
留学経験あるわりには話せないと思うけど。
言葉が通じなさすぎる、全体的に。
よく暮らせるなあ。
でもそれがかえって、リアルで面白くなっている。
要は気持ちってこと。
わかってるけど、それが一番難しかったりするんだよね。

ボーリン、「藍色夏恋」以来。
猫と絡むシーン、いいシーンだと思いますよ、ishさん。
もっと日本語話すところが観たかったな。
加瀬亮、よかった!!
観たことない一面を沢山観られて新鮮。
おちゃめだったり、男らしかったり、かわいかったり。
必死に伝え聞いた言葉を繰り返すシーンは抱腹絶倒。
ああやってわからない言葉を何度も繰り返すことで
コドモは言葉を覚えるんだろうな。

la maison de Himiko

2005-09-29 15:03:46 | cinema
「メゾン・ド・ヒミコ」

[監]犬童一心 
[プ]久保田修ほか 
[脚]渡辺あや 
[撮]蔦井孝洋 
[音]細野晴臣 
[衣装]小里幸子
[出]オダギリジョー  柴咲コウ  田中泯 
西島秀俊  歌澤寅右衛門 青山吉良 柳澤愼一 井上博一 
[制作データ] 2005アスミック・エース
[上映時間] 131分

「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督が
海辺の老人ホームを舞台に描く感動作。
心に傷を負った人々の葛藤を、オダギリジョー、柴咲コウの共演で映し出す。

美青年・春彦に誘われ、ゲイが集う老人ホームで働き始めた沙織。
その施設の館長はかつて沙織を捨てた父親で、春彦は父親の愛人だった。
やがてホームを嫌悪していた沙織の心に、微妙な変化が生じていく。

先々週の水曜は満席で諦め、
さすがにもういいだろうと思ったのに甘かった。
ほぼ満席。
オダギリジョーファンの多さに驚き。
8割がた、ジョーに会いに来ました!って感じ。
観るつもりは初めなかったんだけど、
「ジョゼ」がよかったから。
犬童監督、今回もよかった~。
長回しの風景にね、きちんと心情を乗っけられてて。
生きるのって、大変だよね、自分でも自分のことがどうにもならないこともあるし。
絶望や諦めの向こうにも希望とか幸せってあるんだよね。
人と違うのってたいへんだけど、
自分らしく生きられるって幸せなことだと思う。
教訓ぽくなっちゃった。
いや、肩の力を抜いた感じなんだけどな。

この映画で気になったのはファッション!
オカマさん達の衣装が素敵で、これは女性っぽいなあと思ったら、
女性のスタイリストさんなのね。
ルビーのワンピースかわいかった。
あれ、どこのでしょうか。
ヒミコのローブ、あの長さはありえない。
手の先までびしっと、美意識高いなあ。
女性性ってなんだろうねえ。
ため息もの。
オダギリジョーはそこはかとなくゲイの香りを漂わせてましたね。
上下同色なのはこだわりがあるのかな。
ベージュ上下、難しそうだ。
ちょいハイ・ウェストでベルトなしなのも?
なんだろね、色気を抑えてるのかな。
言葉や顔が色っぽいだけにちょい違和感。
ファッションほんと面白い。
一番よかったのは、男子陣の正装シーン。
レディをエスコートするのにびしっと正装せんと。
という心意気も込みで。
あ、ジョーは白かったね。
白いのはいいけど、シャツじゃないとこがゲイっぽい。
スーツはシャツじゃないと。

ラスト
「キスしてもいい?」に悲鳴が。
ちょっともってかれそうになった。







April snow

2005-09-27 00:22:57 | cinema
「四月の雪」

[監][脚]ホ・ジノ 
[撮]イ・モゲ 
[音]チョ・ソンウ 
[出]ペ・ヨンジュン ソン・イェジン イム・サンヒョ リュ・スンス 
[制作データ] 2005韓/UIP
[上映時間] 107分

韓国の余韻はまだまだ続く。
あちらでの評判はどうなのかな。
ホ・ジノ監督のネーム・バリューが一番大きかった気がする。
「春の日は過ぎ行く」も「八月のクリスマス」も
すごく寂しいせつなさに溢れていて、
韓流ブーム前から好きだった。
ストーリーからしてホ・ジノ監督ならこうなるだろうなと
予想はしていたけれど、
そして、その通りだったけど、
魅せますね。
二人の心の移ろいや機微がリアル。
変に格好つけてない。
車が雪で汚れたままだったり。
大人のラブ・ストーリー。
やっぱラストはせつねー。

今回気になったこと、
ペ・ヨンジュンがカーゴ・パンツはいてる!
すんごい新鮮!
イメージ戦略としてはどうかと思うけど、
カーゴいいな。
自分が履きたい。
でも、
音楽関係の仕事だからって、
Hip hop好きだからって、
ワイド・ジーンズを履くのか。
パーカの着方は悪くないと思うんだけど、
如何せんジーンズが。
切りっぱなしの裾が。
気になってしようがない。

刑事 Duelist

2005-09-25 00:55:41 | cinema
「刑事 Duelist」
2005年9月8日公開
監督: イ・ミョンセ
出演: ハ・ジウォン、カン・ドンウォン、アン・ソンギ

今回、韓国旅行最大の目玉!
行ってきました、映画館。
どの映画館に行くか、いつ行くか、何時の回があるのか、
もーう調べた調べた。
ハングル一切読めなくてもなんとかなるものだ。
初めはロッテシネマで、と思ってたけど、
ぜんぜん情報が得られず(ロッテワールドにもホテルにもないとはどういうことか)
仁寺洞に行くので、鐘閣駅近くにある「シネコア」がよいかと。
サイトもチェックできたり、mapがあったり、これなら私でも大丈夫そうか、と。
でもいろんなとこで上映されてるみたいだった。
ソウルナビに絶対の信用を置いて挑んだ今回の旅は
ことごとく裏切られ、シネコアの行き方も、
4番出口よりも12番出口のがいいよ、雨だったし。
16:10(3回目)を予約。
ラストはすでに満席みたいだった。
一度仁寺洞に戻って1時間ほど買い物をして入館。
上映場所やら座席やら全部訊いて(英語で)、前回が終わるのを待つ。
けれど、待てども待てども中から人が出てこない!
というか、この回ですら待っても人がこない。
全部で6人くらい。
その中でも私は真ん中の特等席。
皆優しいなあ。
肝心の映画は言葉について心配しましたが、
ほとんど問題ナッシング。

わかりやすいアクション映画でした。
いや、アート・アクションというか。
評判は今いちらしく、
ストーリーがない、
ドンウォンのスター性でもっている、など。
えっと、そうかも。
でも、アクションだからストーリーはこんなものでは。
全然言葉わかってない私が言えることでもないけれど。
とにかく監督は映像にものすごくこだわっていて、
ドンウォンをいかに美しく魅せるかということに命懸けてる。
アクション・シーンは常に舞のようで、
あの髪型も剣舞で魅せたり、ひっそりと覗く瞳をこちらに魅せたくての確信犯。
滅多に笑ったりしないし、ミステリアスさがファンにはツボなんだけど。
あの瞳は彼でないと。
笑わないどころかセリフほとんどなしで、
彼女と戦ってるときが幸せそうだったりするの。
ストップ・モーションの二人のカットがギリギリで格好いい。
エンディング・ロールにドンウォンの素敵ショットが満載てところが
アイドル映画っぽくしちゃってるんじゃないのかな。
彼以外の描写はおざなりに感じる部分も多々。
時代物は気を抜いたらコスプレになってしまうよねえ。
やっぱりドンウォン・ファン以外には面白くない映画かなあ。
彼は本当に素敵だったけどね!

韓国では映画のパンフレットというものがなくて、
チラシのデラックス版みたいのが置いてある。
好きなだけ貰えるけど、
使っているショットは「Screen」のがよかった。
「Movieweek」の付録のメモはこのカットが表紙になっていて、
中は二人のそれぞれのカットがプリントされてるの。
日本で作られるパンフに期待。

http://www.seoulnavi.com/play/play_r_article.php?id=24