「恋に落ちる確率」2003 Denmark
■監督: クリストファー・ボー Director: Christoffer Boe
■出演: アレックス:ニコライ・リー・カース Alex: Nikolaj Lie Kaas
アイメ/シモーネ:マリア・ボネヴィー Aimee & Simone: Maria Bonnevie
アウグスト:クリスター・ヘンリクソン August: Krister Henriksson
渋谷シネセゾンにてNanと。
彼女はすでにDenmarkで観たとのこと。
もう一度つきあってくれてありがとう。
監督は若干30歳のクリストファー・ボー。
「本作『恋に落ちる確率』で長編デビューを果たし、2003年カンヌ国際映画祭批評家週間に再度選出され、
見事カメラドールと批評家週間の最優秀作品賞を受賞。
次回作“Prediction”を準備中。」とのこと。
若い監督の活躍って無条件で嬉しい。
カメラドール!確かに。
ドグマは酔うので苦手、デンマークに気をつけろって感じだったけど、
この映画の映像はデンマークらしいソフトでありながら陰影のはっきりした色彩で、
またフォーカスの合わせ方が面白い。
私たちの視線を常に意識している。
傍観する視線と主観する視線の交差。
ドグマの進化を見たような。
ラストのアレックスの振り返るシーンはそのスイッチの切り替えが印象的だった。
reconstrucion ━━ n. 再建(されたもの), 改造; 復元
正直、タイトルの意味を把握できていない。
きっかけの切り替えが明確でないし、私たちに答えをゆだねている部分が大きい。
常に冷静な視線でストーリーは展開していくけれど、実際すごい展開だ。
トイレで「落ち着け、アレックス。」なんて言ってる前に私だったら気が触れそうだ。
あまりに淡々としているので、途中まで何が起きているのかわからなかった程。
ファンタジックなリアル。
アレックスはどうなってしまうんだろう。。。
アウグストの書いているシナリオは?←「スウィンミング・プール」を彷彿とさせない?
エイメの記憶は、愛はどうなっている?
シモーネの気持ちは?
色々な想いの残る映画だった。
公式サイトにある「あなたの恋に落ちる確率診断」面白いから是非!
私はつり橋効果タイプ。
どきどきが足りないわー。
http://www.excite.co.jp/cinema/special/koi-kakuritsu/test.dcg
Copenhagen!!
私の憧れの街。
とても小さい街なのね。
こういうの観るとすっごく行きたくなるね。
勿論ローマも。
映画の前はお決まりのようにエレファント・カフェへ。
カオ・ナーガイを頼むのを忘れずに。
昨日のお兄さんは恥ずかしがってて、こっちがせっつかなかったら歌わなかったんじゃなかろうか。
だめよ、ちゃんと大きな声で歌わないと。
NanよりDanishを習う。
犬の発音ができない。フンヌッ!って感じ?
ひとしきりGaelの話題。
「Bad education」待ちきれない。
デンマークの映画人を撮った写真展が1月に。
行かなくちゃ。
「ヤン・ブース写真展"Film Portraits"-魅力あるデンマーク映画人たち-
2005.1.17-31 10:30-19
LAUNE galerie
http://www.laune-life.com/life/shoplist/galerie.html