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2004 best movie

2005-01-12 16:34:00 | cinema
やっと2004年のベストできた。
でも、まだ観れてない映画いっぱいあるからこの後もどんどん入れ替わると思う。

日本映画

1.花とアリス
2.下妻物語
3.恋の門
4.誰も知らない
5.ハウルの動く城
6.茶の味
7.スウィング・ガールズ
8.珈琲時光
9.69
10.血と骨

外国映画

1.スパニッシュ・アパートメント(私的には2003年だけど)
2.スイミング・プール
3.2046
4.ラブ・アクチュアリー
5.しあわせになるためのイタリア語講座
6.エレファント
7.モーターサイクル・ダイアリーズ
8.ドッグヴィル
9.スパイダーマン2
10.オールド・ボーイ

Sylvia

2005-01-11 11:57:19 | cinema
「シルヴィア」
[監]クリスティン・ジェフズ 
[製]アリソン・オーウェン 
[出]グウィネス・パルトロウ ダニエル・クレイグ ジャレッド・ハリス 
[上映時間] 110分・R-15

年末に買っておいた前売りをこなさないと。
予告を観て、二人の愛の壮絶さを知りたい!と思って。
(でも予告以上のものは得られなかった気がする)
アーティスト同士の恋愛って疲れそう。
お互いに向上していける相手、なーんてロマンチックに思えないわ。
人生における全てのベクトルを向けることなんてできない。
シルヴィアは自分の人生の選択肢を木に喩えていたけれど、
どの枝かしか選択できないの?って思った。
書けない理由を夫や子どもや家事のせいにしてるだけに見えた。
「私は不器用だから」って言い訳してるみたい。
結果的に残った詩が素晴らしかったからよかったものの、
そうでなかったら悲惨だ。。。
彼女自身もアーティストだったから故の悲劇なのかなあ。
いやしかし。
浮気にしても、アーティストと結婚するということはある程度覚悟が必要だよねえと。
私も嫉妬に狂うかもしれないけど!詩人なんて色男の代名詞みたいなじゃない!
学んだことは、できない理由を他にもとめてはいけない。
詩人とは結婚しない。
ってこと。

さらにおうちで「およう」を観る。
こちらもアーティストとの恋。
モデルと画家。
ヌード・モデルになろうと思ったきっかけって何ですかって質問したかったな、昔。
授業でモデルをされてた方を思い出す。
私は彼女の何も知らないのに、裸だけは知っているということが、
何だか不思議で、食堂で服を着て御飯を食べている彼女が別人みたいに思えた。
当時の自分はコンプレックスの塊みたいで、ヌード・モデルになるなんてとんでもない!と思っていた。
でも「おならぶー」を読んだりね、
「ダ・ヴィンチ」で江川達也のヌード絵を見て、
ちょっと面白そうだと今は思える。
「およう」は夢二の役を熊川哲也が演じてるんです。
ただそれが観てみたかっただけなんだけど。
やっぱアーティストとの恋愛は大変そうだー。
モデルもね。
ミューズって憧れるけど、縛られたり、張り倒されてお湯ぶっかけられたり。。。
女としての生き方を考えた一日でした。

supersize me

2004-12-28 01:25:00 | cinema
「スーパーサイズ・ミー」
[監][製][出]モーガン・スパーロック 
[総]J・R・モーリーほか 
[製]ザ・コン 
[撮]スコット・アンブロジー 
[編]ステラ・ジョージエバほか 
[制作データ] 2004米/クロックワークス=ファントム・フィルム
[上映時間] 98分

お昼に起床。
思ったよりも疲れを引きずらない。
こういう映画を観に来る人ってどういう人だろう。
男性の方が若干多かったかな。
思うに日本人の健康に関する知識は世界一ではないだろうか。
私は実家の仕事がら、妹の仕事がら、知識はある方だと思う。
だからそういう点では新たに知ることはなかったけど、
何も知らないで観たら怖い!って思うはず。
特にファースト・フード漬の人は。
うん、誰もが思うようにファースト・フードは体に悪いんだろうなというのを
体をはって証明しただけの映画なんだけど、
すごくわかりやすく面白くできている。
というかね、知識なさすぎだよ、アメリカ人!
それが一番怖いよ。
勿論こういう食べ物は体に悪いんだけど、結局はそれを選ぶかどうかは自分。
もっと勉強しないと。
病院にまでマックがある状況を本多勝一の「新・アメリカ合衆国」でも読んだ。
やっぱり知識しか身を助ける方法はないと思う。
食育も大事。
小学校の給食の現状にも愕然。
まずはそこから。
日本人にはちょっと信じられない世界かも。

belleville rendez-vous

2004-12-23 10:34:49 | cinema
「ベルヴィル・ランデブー」
[監][脚]シルバン・ショメ 
[音]ブノワ・シャレスト 
[声]ジャン=クロード・ドンダ ミシェル・ロバン モニカ・ビエガス 
[制作データ] 2002仏.カナダ.ベルギー/クロックワークス
[上映時間] 80分

アカデミー賞ノミネートだけあって、音楽は素晴らしい。
CD聴いてないけど、後でチェック。
気になっていたのはやはり絵。
西洋のアニメのデフォルメは正直苦手なんだよー。
なんだか怖くって。
シャンピオンの青年姿は怖かった。。。トラウマになりそうだ。
あの体と脚のバランスがらしいデフォルメで。
顔の作りとか日本人とは違うから仕方ないんだけど。
ただ、ところどころデフォルメが面白く生かされてて、
シャンピオンが攫われた船とか黒服たちのフォルム(シンメトリーが本当に面白い)とか
確信犯的デフォルメはフランスらしいと思った。
色もね。これはもう日本人には真似できない。
色だけでフランスって皆思うはず。
ストーリーもムダがない作りだった。
とにかくセリフがないし。
音楽と乗り物の音と犬の鳴き声(これも本物)だけ。
あ、あとおばあちゃんの笛ね。
ストイックなアニメだった。
ジブリ慣れした日本人には面白くないかもしれない。
作り手もストーリーか技巧に走るかのバランスをもっとよくできたらと思う。
どっちかが見劣りすることが多いんだよ。。。
この作品はストーリーの面白さを求める人には向いてない。
作りの面白さを楽しめないと。

その後SDカードを買ってから
タワレコへ。
「CUT」「invitation」「天然生活」「このマンガを読め!」を買う。
読みながら実家へ。
Naちゃんに偶然会う。
確かに久々だけど、私のことを全然知らなくて、興味ないんだなあと思った。
ついこの間会ったみたいな空気で交わす言葉が「今どこで働いてるんだっけ?」というのは不思議だ。
しかも家からじゃ遠くない!?とか言っちゃって。。。
里帰りですってば。
へこむというよりもう脱力。

BGM: ザ・ガールハント「文句は言わない」

Vidas Privadas

2004-12-17 16:33:48 | cinema
「ブエノスアイレスの夜」2001 Argentine=Spain

[監][総][脚][音]フィト・パエス 
[総]アレハンドロ・クランシー 
[出]セシリア・ロス  ガエル・ガルシア・ベルナル ルイス・シエンブロウスキー 
[制作データ] 2001アルゼンチン.スペイン/アット エンタテインメント
[上映時間] 105分・R-18

Gaelファン9割と仕事っぽい人1割という感じ。
まずタイトルからしてよくない。
確かに舞台はブエノスアイレスだけど、そんな情緒を感じる場面は全然ない。
マドリードって言われてもわからないよ。もっとラテンの空気を!
過去に傷を持った女の屈折した性。うーん。
それをきっかけに出会った年下の男。しかも何がよくって惚れるの?うーん。
政治的背景の説明も曖昧で、悲劇の的が絞りきれてないからわかりにくい。
なんだかけなしてばかりだ。うーん。
嫌いではないのに。
よかったのはstylishな映像とファッション。
Ana!!
彼女のようになりたい!
眼鏡に弱いというのもありますが、
くるくるのセミ・ロングと眼鏡とVネックが。
文句なく可愛い。
Vネックの角度とかね、絶妙。
もっと彼女を観たかったなー。
Gaelも勿論堪能。
足の短さがたまらない。
設定もそうだけど、同い年の男の子なのだなーといつも思う。
しばらくは若い役もできそうだ。かわいいし。
次作の「Bad education」に期待。
しかし、如何せんラストが問題。
セシリア・ロスが「そんなに悪い結末じゃないわ。」って言うんだけど、
それって自分たちに言い聞かせてるの?
消化不良。
明日はVネックを着よう。

reconstruction

2004-12-16 11:50:11 | cinema
「恋に落ちる確率」2003 Denmark

■監督: クリストファー・ボー Director: Christoffer Boe
■出演: アレックス:ニコライ・リー・カース Alex: Nikolaj Lie Kaas
アイメ/シモーネ:マリア・ボネヴィー Aimee & Simone: Maria Bonnevie
アウグスト:クリスター・ヘンリクソン August: Krister Henriksson

渋谷シネセゾンにてNanと。
彼女はすでにDenmarkで観たとのこと。
もう一度つきあってくれてありがとう。
監督は若干30歳のクリストファー・ボー。
「本作『恋に落ちる確率』で長編デビューを果たし、2003年カンヌ国際映画祭批評家週間に再度選出され、
見事カメラドールと批評家週間の最優秀作品賞を受賞。
次回作“Prediction”を準備中。」とのこと。
若い監督の活躍って無条件で嬉しい。
カメラドール!確かに。
ドグマは酔うので苦手、デンマークに気をつけろって感じだったけど、
この映画の映像はデンマークらしいソフトでありながら陰影のはっきりした色彩で、
またフォーカスの合わせ方が面白い。
私たちの視線を常に意識している。
傍観する視線と主観する視線の交差。
ドグマの進化を見たような。
ラストのアレックスの振り返るシーンはそのスイッチの切り替えが印象的だった。
reconstrucion ━━ n. 再建(されたもの), 改造; 復元
正直、タイトルの意味を把握できていない。
きっかけの切り替えが明確でないし、私たちに答えをゆだねている部分が大きい。
常に冷静な視線でストーリーは展開していくけれど、実際すごい展開だ。
トイレで「落ち着け、アレックス。」なんて言ってる前に私だったら気が触れそうだ。
あまりに淡々としているので、途中まで何が起きているのかわからなかった程。
ファンタジックなリアル。
アレックスはどうなってしまうんだろう。。。
アウグストの書いているシナリオは?←「スウィンミング・プール」を彷彿とさせない?
エイメの記憶は、愛はどうなっている?
シモーネの気持ちは?
色々な想いの残る映画だった。
公式サイトにある「あなたの恋に落ちる確率診断」面白いから是非!
私はつり橋効果タイプ。
どきどきが足りないわー。
http://www.excite.co.jp/cinema/special/koi-kakuritsu/test.dcg

Copenhagen!!
私の憧れの街。
とても小さい街なのね。
こういうの観るとすっごく行きたくなるね。
勿論ローマも。

映画の前はお決まりのようにエレファント・カフェへ。
カオ・ナーガイを頼むのを忘れずに。
昨日のお兄さんは恥ずかしがってて、こっちがせっつかなかったら歌わなかったんじゃなかろうか。
だめよ、ちゃんと大きな声で歌わないと。
NanよりDanishを習う。
犬の発音ができない。フンヌッ!って感じ?
ひとしきりGaelの話題。
「Bad education」待ちきれない。
デンマークの映画人を撮った写真展が1月に。
行かなくちゃ。
「ヤン・ブース写真展"Film Portraits"-魅力あるデンマーク映画人たち-
2005.1.17-31 10:30-19
LAUNE galerie
http://www.laune-life.com/life/shoplist/galerie.html


twin sisters

2004-12-11 08:18:07 | cinema
「アンナとロッテ」

有楽町スバル座にてSarと。
アカデミー外国映画賞にノミネート。
唯一アカデミー賞の中で気になる賞がこれ。
まだ他の作品チェックしてないけど。
ストーリーはSarが言ったようにありきたりの感は拭えないと思う。
でも、時代や人や諸々のことに翻弄されながらも自分らしく後悔のないようにせいいっぱい生きるという
姿勢に好感を持った。
結果として二人の気持ちや考えはすれ違ってしまうけど、アンナが言った
「許してもらおうとは思わない。私は間違ったことはしてないから。」
私はそう言える人生を送りたいと思ったよ。
前にいくら好きでも話ができない人のことを相談した。
なぜなんだろうとまだ考えてるけど、
この二人を見ていたらなんとなくわかった気がする。
うーまだ上手くはいえない。。。
ぴあのアンケート載るといいね。
今度は二人ともきちんとね。
(以前私と彼女の写真とコメントが入れ替わっていたことがある)
ぴあさん、よろしく。

そして、Sar昨日はサイトレありがとうございました。
「Stern」(ドイツ語の雑誌)のTom Fordのインタビューを訳してもらいまして。
安藤忠雄と一緒に家を造るとは!!
一体どんな家になるんだろう。
できたら是非公開してほしい。
あとお墓も見たいね。
もしまた記事があったらお願いします。

Sarのお買い物。
いいね、旅行の為のショッピングはわくわくする。
私もそろそろ準備を終えなくちゃ。
NY行きはとりあえず延期になりました。。。残念。
春か夏に行くことに。
いいや、ゆっくり勉強してから行こう。
とCasaのMoMa特集を観ながら誓う。
今日から台湾に専念しようかなー。
でも問題未解決。考えたくない。。。

the incredibles

2004-12-09 16:36:25 | cinema
「Mr.インクレディブル」

吉祥寺バウスシアターにて。
近頃めっきり忙しい。まさにlike a teacher running!
家にいてものんびりできない。
毎年こんな風に慌てているうちに年末になって、
旅行して、お正月になっている。
ちょっと疲れ気味。
そんな時でもディズニーは安心して観られる。
むしろこういう時だから観たくなったのかも。
映画観てる場合じゃないと思いつつ。。。
面白かった。
現実逃避させてくれ!と思って意気込んだら、
「リストラ(ヒーロー)の再起」だからねえ、ちょっとリアル デシタ。
夫婦の危機を感じる妻。
思春期の長女。
フラストレーションのたまった長男。
子ども向けじゃないよね?
面白かったけどさ。
ママがElastie girlという名前だったのですが、
おかげでkahimi karieの「Elastic girl」が頭から離れず。。。
nice to meet you, I'm an elastic girl-
ビヨンビヨン伸びてるカヒミを想像してしはいけません。
もうこれからこの歌聴いたら、芋づる式に出てきちゃうんだろうな、あーあ。

A: 今日私頭の中をずっと「マツケンサンバ」がまわってて、止まらないんですよー。
  隣りの席の人にどうしようってい言ったら、
  私は時々「ゴッド・ファーザーのテーマ」が流れるって言ってたんですよー。
B: えーやだー。
C: はは!それもすごいですねー。私はサンボマスターが今離れなくってー。
A&B: ...へー。
なんで引かれてしまうのかしら。


 

rhythm is it!

2004-12-05 23:49:36 | cinema
「ベルリン・フィルと子ども達」ユーロスペース

“子供たちに、もっとクラシックの楽しさを感じてもらいたい”それはサー・サイモン・ラトルの呼び掛けから始まった。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者そして芸術監督に就任したラトルは新たな活動として「教育プロジェクト」を
発足し、その一環で子供たちがバレエ曲を踊る「ダンスプロジェクト」を始動させる。
出身国や文化の異なる250名の子供たちが6週間に及ぶ猛練習を経て、ベルリン・アリーナの大舞台に挑んだ!
それまでクラシックに全く縁がなく練習にも身が入らなかった子どもたちが、振付師ロイストン・マルドゥームの熱い指導のもと、
20世紀を代表するバレエ音楽《春の祭典》の強烈なリズムと一体になり、舞台の上で今まで探せなかった「自分」を見つけて行く--!

私が惹かれたのは、やる気のなかった子ども達をどうやって意識改革していったのかということだった。
勿論オーケストラと(素人の)ダンスのコラボも興味深かった。
けれど、この映画の根底にあるのはもっと深くて重いものだった。
子ども達はほとんどが難民の子ども達で、
ラトルは「子ども達に自信がない」ことをまず実感させる。
手を挙げてみて、指先が伸びていないのは可能性に手が届かないと思っているから。
視線が下がっているのは先を見据えられないからだ、さあ手を伸ばして、君にはその力がある、さあ視線を上げて!
始め、彼らの中には諦めみたいなもので満ちていた。
ナイジェリア出身のオラインカは内戦で両親を失い、一人でドイツに住んでいる。
「僕が今こうして一人でいるというのは神の意思なんだろう。」
彼は諦めてはいなかったけれど、どうしようもない悲しさに包まれていた。
それぞれの子ども達が抱えているモノを理解し、彼らに自信を持たせていくのに、
芸術は可能性ではなく必需であるというラトル達の信念は少しずつ彼らを変えていく。
自信が生まれ、自身の存在を考え始め、自分の体を意識できるようになって、彼らは踊り始める。
ラストの子ども達の笑顔は本当にとびきりだった。
私はもっと早くこの映画に出会っていればよかった。
もっと悲しくて、自分に自信がなくて、悲しかった頃に。
そうしたら今の私はもっと違っていたかもしれない。
自信喪失しているヒトは是非。
いい言葉が多くて、ハッすることも多かった。
「心をオープンにしていれば、計画なんてなくていい」
私の為のような言葉だ。。。

an open secret

2004-12-02 12:00:34 | cinema
「誰にでも秘密がある」

Ishさんとスカラ座にて。
客層はビョン様に期待大の女性たち。
私は格別の期待をもってはいなかった。
ビョン様ファンでもない。
だって単に面白そうじゃない!
3人姉妹と関係を持ってしまう、なんて!それも
「本当の愛を教えてあげる」だよ?
私が一番不純?な動機で観にきていたのかしら。
今までの韓国のイメージより大分スタイリッシュに作られてはいるけれど、
懐かしき東宝ラブ・コメ2本立ての匂いを感じたり。
だいぶadultyだったけれど。
予告に書いてあるロマンチック・ラブ・ストーリーというのは間違っている。
エロ・コメディと書き直した方がいい。
さらに「人生の楽しさを教えてあげる」だ。
ただ素敵なビョン様を観られると思っていたおば様たちは固まっておられた。
私は一人おかしくておかしくて笑い転げてしまった。
なんで皆笑わない?
ショックだったのかな?
チェ・ジウとの絡みが話題になっていたけれど、ある意味すごいリアル。
マニュアルちゃんと化すチェ・ジウ。
「この後、どうすればいいの?!」高校生男子か!
そこかしこに女性のリアリティが描けているので、どきりとした人も多かったんじゃないかな。
「ピビンバの国の女性たち」伊東順子著を読んでいたので、
韓国の女性性には興味があった。
この映画ではあまり日本と変わらない。
鬱屈した問題は一緒。
そして、その女性として抑圧されている部分を解放をするのが彼なのだ。
あの笑顔で言葉巧みに。
自分に素直になることって大事だよ。
3人との関係の持たせ方も面白い作りだった。
オチとしては無理やりで弱い部分もあるけれど、
でないとファンが納得しないのでしょうね。
あ、でも彼女(さて、誰でしょう)とくっついた方が納得するのかな。
私はイ・ビョンホンの謎めいた曖昧さの理由には納得できた。
でないと、何も考えてない節操ない男ってことになるからね。
しかし、一番オイシイのは彼であるのは間違いない。
この映画で彼は株を上げた。
「美しき日々」での彼はどうもホストに見えてしまって好きではなかったのだけれど、
(リュ・シウォンはいつもパジャマを着ているのか?)
本当にスタイリッシュだった。
シャツの着こなしがねー、秀逸。
女性陣と並ぶと足の短さに気づく。でも、そこがいい。
自分のバランスをよくわかっている。
素敵。
それだけでも観た甲斐があったというもの。
好きな俳優さんだったら、未知の側面が観られてよかったんじゃないかと思うけど、
おば様たちは自分たちのイメージと離れてほしくないみたいね。
「観なきゃよかった」という言葉も聞こえた。
ヨン様がミニョンのままでいて欲しいというのと通じるものが。

これから気になる韓国映画は
「僕の彼女を紹介します」http://bokukano.warnerbros.jp/
「オオカミの誘惑」http://www.ookami-yuwaku.com/top.html
「もし、あなたなら~6つの視線」http://www.seochon.net/mosianata/
「大統領の理髪師」http://www.albatros-film.com/movie/barber/


BGM: 大江千里「あいたい」by「スキ!」東宝1991