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大海原を油田に 潮流発電の可能性

2012年08月28日 | 反原発・脱原発・エネルギー
とある科学者にご紹介いただいた潮力発電のベンチャー企業。

大海原を油田に変えたい!潮流発電に挑む熱き海の男【ノヴァエネルギー】

――具体的には、どのくらい発電できるのでしょうか。
2008年2月に明石海峡で行なった実験では、長さ1.2メートル、回転直径65センチのプロペラを使い、秒速1.5メートルの流れのなかで200ワットの発電に成功しました。もし、東シナ海に長さ25メートル、回転直径16メートルのプロペラを4つ付けたブイを800基設置すれば、黒潮の流れにより、160万キロワット(24時間の発電で約380万世帯分)の発電が可能になります。

――すごいですね。
柏崎の原子力発電所の7号機の発電能力が135万キロワットですから、それ以上の規模になるわけです。日本は海に囲まれているわけですから、これが実現できれば、日本は油田を持っていることと同じになるわけです。しかも、火力発電と違いCO2も排出しませんし、原子力発電のように廃棄物の問題もないため、環境や安全性の面でも優れているわけです。
http://j-net21.smrj.go.jp/establish/abc/entry/category02/20100209.html
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事業化に向けた課題は、資金調達。この事業の将来性を評価できるベンチャーキャピタルがいない。国も潮流発電を代替エネルギーとしてまだ認めていないため、補助金の申請をしても通らないこと。

船舶・ブイ設置型の発電力は、蓄電池に充電するらしい。沿岸部なら陸地とケーブルを結べるが、黒潮の流れる沖合からは、どうやって送電するのか。ワイヤレス電力電送システムの実用化が課題かな。

しかし夢のある技術だ。ご教示に道頓堀よりも深く感謝。

株式会社ノヴァエネルギー
http://www.nova-ene.co.jp/


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