今週末は、土曜は天狗道から摩耶山、日曜は五月山へ。六甲全山縦走路の天狗道は三宮駅から歩いて新神戸駅へ、布引の滝や布引ハーブ園に向かう登山口から入ります。
日曜も摩耶山に登りたいところでしたが、午前は労組の公務。午後から登り、夕方の青谷川や観音寺川を観察したかったのですが(カジカガエルが生息しているというのです)、購入したヘッドライトの充電がまだ不十分でした。池田のおいしいラーメン屋さんに立ち寄り、五月山を二往復してきました。
いずれの山行きも、「れんのハイキング日誌」で当日の様子をレポートする予定です。
毎週同じ山に登って、何がおもしろいのか、って?
そう思う人もいるでしょうが、一週間経ったら、山は全然ちがうものなのですよ?
金剛山に1万回登った人のインタビュー記事を読みました。私も摩耶山に毎日登っても飽きない自信があります(摩耶山はまだ10回だけですが)。
今週も、摩耶山でも五月山でも新しい出会いがあって、おもしろかったです。れんちゃんのレポートを楽しみにお待ちください。
まあ、びんぼうで、阪急電車に行ける範囲の場所にしか行けないだけともいえるのですが。
スーパーで買ったメーカー不明の税込み5000円ほどのハイキングシューズは、15回ほどの山行きでだめになってしまいました(平地を歩くのには使えるのですが)。スーパーの安物はだめですね。定価8520円という、私にとっては高級ブランド品のダンロップのトレッキングシューズの不人気デザインが、20%オフになっていたのを、クレカの特典のアマゾンギフト4000円ギフトを使って、2800円で購入しました(今はさらにダンピングされていました)。
そこまではよかったのですが…。
山登りを始めると、いろいろ足りないもの、必要なものばかりです。
大容量のリュックサック。吸汗速乾アンダーシャツ。靴下にパンツ。出費は増えるばかりです。
監視カメラの情報では、入山は夕方5時以降と予測されるようです。京都の学生さんには、大文字山は裏山感覚なのでしょうが、夜の山ほどこわいものはありません。
低山ほど迷いやすいそうで、京都で遭難者数ナンバーワンは、京都府最高峰の皆子山でもハイカーに人気の愛宕山でもなく、実は大文字山です。
私が今日登った五月山は海抜315メートルほどの低山ですが、ある日下山でご一緒させていただいたベテランハイカーさんいわく、ガイドブックに載っていない、いろんなルートがあるのだそうです。地元民しか使わない生活道もあれば、けもの道もあるのだとか。
行方不明になった学生さんの入山は夕方5時以降の模様です。体力はあるそうで、何事もなければ日没までには下山できたのでしょう。すでに1週間以上が経過しており、安否が心配されます。吉田啓くんの話を知って、後回しにしていたヘッドライトを購入しました。
まあ……。
私も若いころは「行方不明」が常態でしたから、偉そうなことはいえません。だから、この学生さんも、ふらっとどこかから「ヨッ!」と出てきてほしい。学友諸君に、「てめー、心配させてんじゃねえよ」とフルボッコになる、そんな明るい未来(?)に期待しています。
大容量リュックは、きのうの摩耶山がデビューでした。入浴(+着替え)セットも普通に収納できるので、お得です。
しかし、まだ慣れません。スマホ用やペットボルト用、鍵や定期用の収納スポットがあるなど、ものすごく使いやすいはずなのに…。
今日の五月山は、新しい大容量リュックでなく、今までの10リットルのデイバックで出かけました。水分はペットボトル4本、2リットル。山頂の日の丸展望台には自販機があり、水分が補給できます。五月山なら、この使い慣れたデイバッグがちょうどいいのです。
摩耶山も、これで登ってきたし、登りたいものです。掬星台は地上と同じ値段の自販機がありますしね。
そうはいうものの、最近は慣れゆえの油断もあります。
土曜日の摩耶山の下りも、気づいたらコースを逸れていました(幸いすぐに戻れましたが)。六甲山系に行くなら、道に迷って夜を明かしても大丈夫な、防寒・防水の装備は欠かせないでしょう。
これは六甲高山植物園で知った、六甲にも自生するサラサドウダンの画像です。
ハイキングは、花の名前を覚えられるのはいいですね。
あらためて、吉田啓くんの無事を祈ります。
///////////////6月21日の追記
5月24日に吉田啓くんが消息を絶って、そろそろ一か月です。
この記事を書いてからも2週間が経過しました。
7月に熊野寮のご近所さんに所用ができ、その日は大文字山に登るつもりにしていたところ、消息不明の情報が入り、記事にしたためた次第です。
このエントリには掲載後も定期的にアクセスがあり、一昨日は43PV、昨日は51PV、今月累計559PVと、ここ最近もっともアクセスの多い記事になりました。
おそらく吉田くんのご友人・ご関係者が藁をもつかむ思いで、このブログにたどり着かれたのだと思います。
何の有益な情報を提供できていないことをお詫びします。
下駄履きで自転車に乗った写真は、監視カメラの映像でしょうか。下駄はもともと山で修行する僧侶や修験者のためのものだそうですが、下駄で登山するのはかなり体力が要るようです。いまはただ、その自慢の体力で、なんとかサバイブしていてほしいと願うばかりです。
こちらに吉田くんを探して大文字山のマイナーコースを歩かれた方の登山記録があります。
残念ながら手がかりは得られなかったようですが、捜索エリアの絞り込みにご活用ください。