goo blog サービス終了のお知らせ 

新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃん姉妹とお父さんの日々。

今度は『アポカリプスホテル』にハマる

2025年05月25日 | コミック/アニメ/ゲーム
結局、今週末もお山に行けませんでした。

労組のアンケートの集計のためです。

きょうは午前中はアンケートをまとめて、午後にはお山に出かける予定でしたが、食事を取ったら、ダウンしてしまいました。通常の会社員生活、労組の活動、抗がん剤の副作用、なんだかんだで、疲労がたまっているんですね。

アンケートという間接的なかたちではあれ、組合員の本音に触れることは、楽しいしおもしろいです。まあ、文句たらたら、愚痴ばかりですけどね。ときとしてルサンチマン、負の感情に向き合うことは、HPを削られることでもあります。集計を分担した、執行部の後輩諸君は、アンケートの山に、「こわくてまだ見ていない」とビビってしまいました。こういうとき、文学の経験は役に立ちます。太宰治の文学が典型的だけれど、文学とはルサンチマンをセンチメンタルに浄化するものだと思います。これは竹田青嗣氏の受け売りなんですけどね。

まあ、本音をいえば、組合のことより、マヤーのほうが大切です。別に会社がつぶれようが、知ったことではありません。経営者は首を吊ることになるかもしれませんが、わが労組の組合員はそれなりに優秀ですから、路頭に迷うことはないでしょう。半隠居の私が猫にも会わないで、組合活動に専念している。まあ、それだけ、事態は重大だということです。

きょうはひたすら寝て過ごし、体力の回復に努めました。

夜7時前にのろのろと起き出し、夕飯を済ませてから、『ガンダムジークアクス』と『薬屋のひとりごと』の最新話を見ました。『ジークアクス』は二回ほどエントリを立てましたが、2期まで追いかけて全話見ている作品って、『薬屋のひとりごと』が1990年代以降はじめてです。私は漫画やライトノベルは読みますが、時間を拘束されるのがいやでアニメは実はほとんど見ないのです。全話見た作品は『ガンダム』ファーストが最後で、それ以降は片手で数えられるほどしかありません。

アンケートの集計に戻ろうかと思いましたが、火曜と木曜には時間有休をとって、作業時間を捻出するつもりです。休むときは休まねば。

そこで今期話題のアニメをみることにしました。ひとつは、吉田恵里香氏構成・脚本の『前橋ウィッチーズ』。週刊文春の記事はネタバレ注意です。


週刊文春の記事にダイレクトリンク

魔女をめざす群馬県前橋市の女子高校生たちがお店に開いて、夢にまどう人たちの希望をかなえていく……というハートフルビルトゥイングスロマンのようです。キャラクターデザインが、最高ですね。主人公の子も、「アホ枠」の金髪三つ編みつちゃんも、はじめてのお客さんもかわいい。週刊文春が取り上げているアズも強烈でした。

なんだかよくわからないのですが、5人組の女子高生が魔法少女姿に変身すると、アイドル風の歌唱とダンスが始まります。その歌を聴いているうちに、
クライアントの少女が自分の真の希望に気づいていく……というおはなしでした。

かわいらしいばかりでなく、ルッキズム、推し活、ヤングケアラーなどの問題に踏み込んだエッジの立った話のようです。しかし、アイドルもの、苦手なんですよね。若者たちのキラキラした画像に(もちろんその裏には青春のあれやこれがあるわけですが)、いい歳をしたおっさんが見る作品ではないなあと思ってしまいました。

同じ女性のダンスでも、『アポカリプスホテル』のOPなら、何度でもいつまでも観ていられます。なんとなくクラシカルで、世界名作劇場を思い出します。まあ、歳を取ったということなんでしょうねえ。


『アポカリプスホテル』を観ることにしたのは、九十歳を越えたいまも現役の、アニメ界、そしてミステリ界のレジェンドである辻真先氏が、絶賛していたからです。

Twitterで紹介されていた、OPのダンス映像にも、こころを惹かれました。

キャラクターデザイン(原案)の竹本泉氏は、庵野監督などと同じ第一次オタク世代ですね。この方もレジェンド中の方です。私はお名前を知るばかりでしたが、私の愛読作家では、山名沢湖氏は大きな影響を受けた人ではないかと思います。

ちなみに、こんなおはなしでした。以下、竹本泉氏による『アポカリプスホテル』コミカライズ版の解説より。
 
人類がいなくなり、長い年月が流れた地球。
日本の首都・東京の銀座にあるホテル『銀河楼』では、ホテリエロボットのヤチヨと従業員ロボットたちが、
オーナーの帰還と、再び人類のお客様を迎える時を待っていた。

が──100年ぶりにやってきたお客様は、地球外生命体だった。!
次々に訪れる彼らの目的は、宿泊か、侵略か、はたまたどちらでもないのか……。

『銀河楼』の威信をかけたヤチヨたちのおもてなしが、今、始まる──。
 
このはなしは、続けて2話、観てしまいました。続きが楽しみです。

さてさて、来週こそはお山に行けるでしょうか。神戸文学館にもコーヒーを飲みに出かけたいものです。



神戸文学館にまた行きたいな

摩耶山のメジャーなルートは、新神戸からの天狗道、王子公園駅からの上野道と青谷道です。昨年夏までは、上野道から登って、青谷道で降りてくることが多かったです。しかし青谷道で降りた......



最新の画像もっと見る