文科省が9日、06年度の「文部科学大臣優秀教員」を発表したそうだ。
表彰制度がなくて選出が間に合わない島根県と裏金問題で「自粛する」という岐阜県以外から765人が推薦されたという。
朝日新聞の記事によると、「教育再生会議で指導力不足教員への“ムチ”について議論が続く中、教員のやる気を引き出す“アメ”として実施された」と。
戦後の 教育を悪くした張本人は、文部科学省をトップとにした教育行政とそれに加担した学者や有識者と呼ばれる人種だと私は考える。
そういう役所が「アメ」と「ムチ」を振りかざしたところで、この国の教育再生は実現しないのは明白なことなのに、どうしてその事に気づかないのだろうか?
文部科学省推薦の「優秀教員」をいくらつくっても、教育再生には害こそあれ何の役にもたたない。
恩師・五十嵐先生は、「名利共休」という色紙を残された。
くりのみ会で「正法眼蔵・遍参」を勉強しているのだが、いま教育界で必要とされているのは、「釣魚船上の謝三郎」であることをどうして分らないのだろうか。
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