法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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「常和調適(ジョウワ ジョウチャク)」

2023年01月04日 22時36分03秒 | 日乗

「常和調適(ジョウワ  ジョウチャク )」

『仏説無量寿経』から拾った言葉です。
読み下しますと「常に和(ヤワラ)かにして調適(ジョウチャク)なり」です。

「調適」・・・ほどよく調(トトノ)っていること。

何か、生活のなかで「杖」になることばですよね。

親鸞聖人は、皆さまもご存知の通り、
『顕浄土真実教行証文類・教文類』のはじめに、
「それ真実の教を顕(アラワ)さば、すなわち『大無量寿経』これなり」と述べられています。

ボクは、若い頃(半世紀ほど昔)。
当時、(財)日本カウンセリングセンターの評議員をされていた、
関口和夫先生から『歎異抄』をお預かりしました。
ボクが、親鸞聖人の教えに向かう、仏教に向かう「種子(シュウッジ)」をいただきました。
以後、ボクなりに『歎異抄』や親鸞聖人の著作に向かってきましたが、
正直に申しますと遅遅たる体たらくです。

ただ、『歎異抄』から『顕浄土真実教行証文類』へ。
『顕浄土真実教行証文類』から『大無量寿経』へと、
自分なりの参究の道筋は踏み外すことなく歩んでいるつもりです。

高史明先生のお宅での聞法会。
阿満利麿先生の講座。

10年ほど前になるのでしょうか!
毎月一回、新潟から里村専精師が一泊二日で上京。
1日目の夜は、江戸川区の専福寺での『大無量寿経』、
2日目の午後は、台東区の法善寺での『正信偈』の講義を、
追っかけ聴聞もさせてもらいました。
また、新型コロナ流行の前は、
毎週一回、文京区の願海庵で、
お仲間と『大無量寿経』の読誦を重ねてきました。

『大無量寿経』。
今でもそうですが、イチコロで跳ね返される感じであります。
高史明先生、阿満利麿先生、里村専精先生のお話しを聞いているときは、
何か、少し理解できたような気にはなりますが、
晩学で記憶力もなく翌日にはスッカラカンです。

それでも、新型コロナ中も読誦は継続。

まだまだ、『大無量寿経』の一合目にも届かない状況ではありますが、
朧ながらもその輪郭が見えるような気になることもあります。

いま一歩、輪郭をハッキリさせるため、
昨年末から、自分なりの『大無量寿経ノート』の作成に取りかかっています。
PCに入力していますので、形になりましたら当BLOGでも紹介させてもらいますネ。

また、Zoom法音道場で、『大無量寿経』読誦コースをスタートさせようと考えています。

なむナム南無阿弥陀仏

 

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