法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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「一方を証するときは 一方はくらし」

2022年03月29日 23時12分53秒 | 日乗

「一方を証するときは 一方はくらし」
道元禅師の、『正法眼蔵・現成公案』の中の一句です。

まだまだ、新型コロナ感染流行がおさまらないのに、
「まん延防止等重点措置」が解除になりました。
マアマア、大勢の市民の皆さんが、
「解除」に疑問をいだかれているのではないでしょうか!
案の定といいますか、27日(日)から東京都の新規感染者数が一週間前と比較して増加です。
本当に心配であります。

個人的な意見ですが、
そろそろ、政府の分科会の尾身茂会長を交代させたらどうでしょうか!
これまでのこのお国のコロナ対策。
どうもお粗末のように思います。その対策は後手後手でした。
この尾身茂会長。
「地域医療機能推進機構」理事長を退任。
来月から公益法人「結核予防会」の代表理事に就任の由。
人材、いないのでしょかねー?

本日のBlogで取り上げたいことは、テレビ報道について。
これまでは、朝から晩まで「コロナ報道」一色だったのですが、
ロシアによるウクライナ侵攻が始まったとたん、
コロナが収束したかと間違えるぐらいに「ウクライナ報道」乗り換えです。
どちらも大事なニュースですので、
しっかりとした報道は当然です。

ただ、一方だけを大々的に取り上げての報道は、
他の報道が手薄になります。

コロナ報道・ウクライナ報道一辺倒の結果、
大事な国内のニュースはスルーです。
特に、国会開会中は国政に関する報道が第一と考えますと、
これでは、市民には政治のことが届きません。
まさか、テレビ局の与党への「忖度」ではないでしょうね???

大事なことは、「バランス」。

一例。
今日のニュースで気になったのは、
年金生活者を対象にした5000円程度の「臨時特別給付金」の支給について。
自民党の高市政調会長が「事務的にも間に合わないので、なくなった」との説明。

どうも、昨今の自公政治。
このお国には、中長期のビジョンが希薄ですなー!
マア、「党派根性まる出し」。
党勢の拡大ファーストで選挙目当ての施策が多すぎです。

自民党のねらいは、
憲法改正・防衛予算の増額・敵基地攻撃能力の整備etc・・・。

ボクは、弱虫ですから、「ひと殺し」の戦争は真っ平ゴメンです。
「平和憲法」を大事にしましょう。
「戦争」がはじまったら敵味方関係なし。みな「ふしあわせ」です。

コメント
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