法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

東京新聞『神田沙也加さん急逝で波紋』の記事から

2022年01月09日 23時08分21秒 | 日乗

正直に書きますと、
松田聖子さんも神田正輝さんも、テレビからの情報でお顔とお名前ぐらいは承知はしています。
また、神田沙也加さんのお名前と聖子さんと正輝さんの長女さんである位の理解の老爺であります。

そんな老爺から。
どんなことがあろうとも死んではいけません。
周囲に相談できるお仲間がいなかったのかと、
本当に本当に残念です。
南無阿弥陀

ところで、TVのニュース番組でしたでしょうか!
事件の報道の最後に、「いのちの電話」などの連絡先が表示されていました。
この一連の報道に、ボクは「不自然さ」を感じていました。

マアマア、厚生労働省もテレビ局も「いのちの電話」も善意なのでしょうが、
何か、ボクにはお上の「やっている感」「正義感」「自己正当性」のようなものを感じてしまいました。

たぶん、この電話番号に全国から相談が寄せられたらどうなるのでしょうかねー?

ボクは、このような上下関係でのアプローチより、生活の中での  “つながり” のようなものが大事だと考えます。
マア、言語化するのは難しいですが、
『歎異抄』にある「念仏には、無義をもって義とす。不可称・不可説・不可思議のゆゑに」を大事にしてもらいたい。
どうも、昨今の世相は、「わかる」「できる」「ただしい」「きめつける」etcといった方に傾きすぎのように思います。
一歩先は、「不思議な時空」が用意されています。

「自分」を、「自分の相い」を、固定しないことが大事です。

『仏説無量寿経』には、「身心柔軟」「触光柔軟」の教えがあります。

特にお若い方は、即に、『歎異抄』の音読をお勧めします。
分からなくても良いのです。
只只、音読です。
「不思議な世界」が啓かれましょう。

厚生労働省のホームページから相談窓口を見つけるのも一方法ですが、
先ずは、ご自分の身近に、雑談ができる《井戸端》を見つけることが大事です。

この記事『週刊誌を読む』を執筆された(月刊『創』編集長・篠田博之)さんも、
記事の最後で、テレビ報道を(奇妙)と記しています。

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「正々堂々の建設的議論」

2022年01月09日 21時39分12秒 | 日乗

週に一回か二回、金町まで出かけます。
目的は、葛飾区中央図書館。
地元の江戸川区にも図書館はあるのですが葛飾区中央図書館贔屓です。
理由は至ってシンプル。
何度かこのBlogで紹介したことですが、お正月の三が日も開館です。
この“心意気(?)”に感服でございまする。{笑)

今日のBlogのテーマは図書館ではありません。
図書館からの帰路に立ち寄るドトールコーヒー店でのこと。
夕方にボクが行くと、いつも超高齢のご婦人お二人。
お一人は、車いす使用。
マア、超超高齢の老々介護かなー???

何となく聞こえて来た情報では・・・
お近くの都営団地の住人。
お二人は、他人同士の由。
車いす利用の老婦人は99歳。何とか立てるが歩行は困難。
もうお一人は92歳。マアマアお年相応ですが何とか車いすのサポートができます。

先日、銀座アスター金町店ですれ違ったことがあるので、その話題で声かけ。

ボク「銀座アスターの中華、美味しかったでうか?」
92歳「マアマアね。週一回ぐらい食べに行きますよ。」
ボク「ドトールコーヒーは毎日ですか?」
92歳「そうねー。リハビリのつもりで外出してきています」
ボク「毎日の楽しみはコーヒーですね。他に何かありますか?」
92歳「そうねー。食べることぐらいですかねー。でも、美味しいお店がありません。テレビもつまらないし」
ボク「そうですね。テレビは面白くない。視聴者を楽しませるのでなく出演者同士ではしゃいでいますね」
92歳「昔のテレビは面白かったねー。それに、美味しい蕎麦屋さんも閉店してしまってねー。さみしいわ」

ボクが夕方にドトールに立ち寄ればお会いできます。
また雑談をすることにしましょう。

さて、これからが本題。
独りになって「東京新聞」を読みました。
写真は、本日の一面。
マア、このお国のテレビは全滅状態です。新聞も“報道の使命”を投げ捨てて政権べったり。
Y紙・S紙・N紙等はいけません。政権のお先棒を担いで広報紙の体たらく。
ボクは、「東京新聞」を支持しています。

ところで、マイナンバー事業。
マア、この事業本当にヒドそうですよね。
以前から、カードを取得した市民に対してポイントを付与するとか!
ボクは、国の施策を弘めるのに“ポイント”を付与することに抵抗感をもっていました。
その施策がしっかりと準備され、市民の為になるのなら、“ポイント”付与など全く不要でしょう。
マイナンバー事業が不良事業なので、“ポイント付与” で市民の関心をかっている。
“ポイント”(エサ)で市民の関心を釣るようでは、甚だもっていけません。
仮に、マイナンバー事業が本当に大事なら、制度設計を確実にして準備して、市民の理解を得るべきです。
このお国の地方自治体は、まだまだ手書き作業でも必要な事務を回す実力を持っていますよ。
このお国の統治の一番の劣化は、中央政府・霞が関・大手マスコミです。

それにしても、大事な案件を国会で議論できないのであれば、お先真っ暗です。
やはり、与野党が伯仲して “真剣な討論” が必要です。
国会は開かない、答弁はお粗末な与党がこのまま参議院選を勝利したら本当に最悪です。

安倍晋三元首相の国会で「虚偽答弁」が118回とか。
それなのに、「野党は批判ばかり」との印象操作報道。

野党支持ということではありません。
大事なことは 権力側の「不正」をキチッと批判すること。
そして、正々堂々の【建設的議論】です。

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