先程、NHK総合で、菅首相の記者会見を見ました。
マア、いつもと同じ想定問答・茶番です。
プロンプターを使った朗読会???
もう少し、元気よく、咬まないで!
子どもに指導の気分・・・(笑)
演劇でも音楽でもスポーツでも、
台本を、ただ、読んだり・なぞったりのレベルは、
半人前でしょう。
国のトップなら、自分の言葉で語りましょう。
世阿弥さんは、「守・破・離」と教えます。
「守」は、想定問答集を頭に入れる段階。(プロンプターを読む。練習段階)
「破」は、想定問答集を破る段階。(プロンプターを見たり、見なかったり)
「離」は、想定問答集を離れる段階。(プロンプターから離れて、自分の言葉で語る)
それにしても、NHKは見苦しい。地に堕ちています。
毎度のことですが、記者の質疑のところで番組を切りますねー。
緊急事態。首相会見。
時間を延長してでも最後まで中継すべし。
せめて、オリンピック放送並みに、サブチャンネルで対応すべきでしょう。
首相は、逃げ腰。保身。
NHKは、忖度・迎合。
さて、ボクが一番聞きたかったことは、
来週から始まる「パラリンピック」について。
首相も触れませんでした。
記者諸君も質問しませんでした。
ボクの「関心」がオカシイ?
そんなことはありませんよね。
東京都医師会の尾崎会長も、
「五輪の時よりも感染状況が悪い。開催は難しい」と話していました。
昨日(17日)、
小池都知事、橋本会長、丸川五輪相、パーソンズIPC会長の四者会談がありました。
「中止」の議論なしで、「無観客」開催。
「学校連携観戦プログラム」は、自治体や学校の希望に応じる。
丸川五輪相は、
「パラ・アスリートの皆さんのPCR接種率を把握していない」と、無責任発言。
それに、ハンディキャップのあるアスリートの皆さんが、
万一、陽性となった時の医療提供体制や入院は本当に大丈夫なのか?
また、子どもたちは、ワクチン接種をしていません。
子どものクラスター、塾での感染、家族内感染も報告されています。
災害的状況の中での開催。
せめて、パラリンピック開催の「是・非」の議論は最重要でしょう。
首相も言及なし。
記者の質問もなし。
TVの、ニュース・モーニングショウー・ワイドショーも(スルー)の印象。
大事なことを、
議論しない、
議論できない、
不気味な「空気感」。