東京五輪開幕式まで、あと「48日」です。
昨日のブログで、
何が何でも五輪開催に突っ走る様相を、
先の敗戦の「玉砕作戦」と重なると更新しました。
カウンセリング研究会【くりのみ】のお仲間で、
現在伊勢市在住のTさんがコメントを寄せてくれました。
引文させてもらいます。
「コロナ禍の中のこの国の迷走、先の大戦の玉砕戦に重なるのご指摘、
危惧に溜飲が下がりました。
大戦は肌身では知りませんが、
勝つ見込みのまったくないことを熟知しながら
対米戦に突入した時の為政者の集団責任放棄と言うのでしょうか。
人流を止めてと言いながら人流を煽る。
言葉がありません。」
私も、肌身ではしりません。(笑)
ただ、先人達が遺してくれた教えを、しっかりといただきたいと思っています。
本日のニュースでは、
尾身会長と、政府とは深い溝が生じている由。
田村厚労大臣は、分科会の提言を「自主的な研究成果の発表」とも受けとめ。
五輪開催を強行した場合、
世界的な人流で、
東京があらたなパンディミックの感染源になることが一番の心配。
経済的な損失もたいへんですが、
新たの感染源になることは、
歴史的にも取り返しのつかないこととなるでしょう。
橋本聖子組織委員長の言葉。
「『100%』の開催ができるよう準備をしていくのが組織委の使命です。
ただ、それをやっていてもIOC(国際オリンピック委員会)や
政府、東京都が(開催は)難しいという判断を下せば、
それはそれで応えていかないといけないのも、私たちの使命。
組織委としては今、万全の体制で準備することに尽きる」。
組織委員長としたら、マア開催に万全をの準備は当然だと思いますが、
この期に及んでこのようなコメントをしなくてはならない現状。
残念ながら、「中止」は仕方なし。
歴史に遺る「大決断!」の時だと思います。
誰が、発するのでしょうか!