毎田周一師の言葉をお届けします。
念仏を口称する限り、その人に(念仏者に)真理そのものが働きゆくのである。
しかも絶対的真理として働くのである。
真理はその人の心身に浸透してゆく。
これが口称の意義である。
しかも口称易行の意義である。
凡夫にも可能なる易行として、それを軽視すべきではないどころか、
実にそこには絶対的真理の余蘊なき、力強き、輝かしい表現あることに想到するとき、
これを喜び、その前に跪くのほかないのである。
あのような、ぼろを著た、みすぼらしい、悲惨な、そして無知・無学な凡夫が口称念仏していゐると、
蔑むどころか、絶対真理の体現者の前に、私達はひれ伏さねばならないのである。
釈尊の心「一真海」一周会刊
5月9日(水) 午後6時30分~8時30分
本郷三丁目・願海庵にて
*「歎異抄」音読&語りあい
*三淘念仏・和讃
学習会を開催します。