昨日、図書館出かけて、先週一週間の新聞を見た。
毎日新聞15日(土)朝刊の記事で、「永六輔その新世界」が眼にとまった。
次のような文章です。
著名人の葬儀は中継素材として取り上げられることが多い。
その中でよく使われる言葉が「天国」。
「天国には待っている方もいます」と天国を乱発する。
読経の聞こえる葬儀で勝手に天国へ送り込むなと僕はクレームをつける。
一神教の場合は天国があるからいいのだが、仏教の場合は天国というのはおかしい。
「彼岸」「西方浄土」「草葉の陰」「あの世」いろいろある。
年末の帰省渋滞もそうだが、お盆の帰省の場合も墓参りという意味を持っているのはご存知の通り。
天国に帰るとは言わない。
草葉の陰だからこそ帰れるのだ。
小沢さんがその草葉の陰にいってしまった。
永さんのご指摘、全くその通りだと思います。
TVのアナウンサーやコメンテーター駄目ですね。
私は、仏式の葬儀をした周りの知り合いには、「天国に行ったら、青い目の方々がほとんどなので、亡くなった爺ちゃん・婆ちゃんや友達にも会えないですよ」と伝えることにしています。