米大リーグの黒田博樹投手が、ヤンキーズ残留を決めたそうです。
1年契約で1500万ドル(約12億3000万円)プラス出来高払い。
上記のような更新をすると、“黒田投手のファン”と思われるかな?
実は、そうではありません。(笑)
先日、図書館で『AERA』(2012.10.29)で、次の記事が目に留まったのです。
広島「貧打戦」が育てた粘り
黒田をもった評価しよう
記事は、今季のヤンキースをリーグ優勝決定戦進出させた原動力が黒田投手であること、
そして、日本のメディアはこの最大の功労者の扱いが小さいことを言及している。
確かに、その通り。
私も、イチロー選手のことの方に関心を向けていました。
個人の興味・関心は自由でよろしいいでしょうが、いわゆる報道はご指摘のように公平であるべきですよね。
例えば、ゴルフなのでも、優勝者より石川遼選手の扱いが多かったり、スポーツの種目によって扱いに差があるようにも思います。
マア、報道側としては、国民の側の“人気”に添って記事を組み立てるのでしょうから仕方がない面もあります。
スポーツや芸能ニュースでは不公平は許せますが、政治・経済等の国民の生活に直結するニュースは公平な記事が期待されます。
随分と公平をかいているような報道が多いですよね。
師走に国政選挙があります。
我が国の報道のレベルアップと公平を期待したいものです。
黒田投手に戻ります。
黒田投手の粘り強い投球の原点を、同僚だった達川さんが次のように述べています。
「申し訳ないことに、カープの打線は打てんのよ。だから黒田は、いかに失点を抑えてチームの勝ちにつなげられるかという努力をずっとしてきた。黒田の粘り強さ、勝ちにつなげられる投球は、カープで養われたものですよ」