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法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

大観のことば ・「弟子」考

2012年04月01日 22時27分54秒 | 日乗

先日、昔の職場の仲間と水道橋で一杯やった。

その時、お仲間のAさんから、小冊子『大観のことば』をもらった。

その中の、一文。

弟子
私は前から弟子は一人も持ちません。
最近作家は、若いのに少し評判になり、展覧会に出して名が知れるようになると、大家でもにでもなった気分で、まだ自分が完成していないうちに弟子を持つのです。
そして自慢らしく、おれのところには弟子何人という、こんどはそれが鑑査の場になると、自分の弟子をあげたいので勢い情弊が生じるということにもなります。
私は自分ができ上がったら弟子をとるかも知れませんが、まだ私は人に教えるところまで行っていません。自分ができもしないで、中途半端の芸術家でありながら、人に教えるというのは僭越の沙汰です。それは私にはどうあってもいやなことです。

「弟子」といえば、『歎異抄』を読みたくなりますよね。

歎異抄 第六章
専修念仏のともがらの、わが弟子ひとの弟子、という相論のそうろうらんこと、もってのほかの子細なり。親鸞は弟子一人ももたずそうろう。そのゆえは、わがはからいにて、ひとに念仏をもうさせそうらわばこそ、弟子にてもそうらわめ。ひとえに弥陀の御もよおしにあずかって、念仏もうしそうろうひとを、わが弟子ともうすこと、きわめたる荒涼のことなり。つくべき縁あればともない、はなるべき縁あれば、はなるることのあるをも、師をそむきて、ひとにつれて念仏すれば、往生すべからざるものなりなんどいうこと、不可説なり。如来よりたまわりたる信心を、わがものがおに、とりかえさんともうすにや。かえすがえすもあるべからざることなり。自然のことわりにあいかなわば、仏恩をもしり、また師の恩をもしるべきなりと云々

 

 

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「消費税アップに命をかける」は、本当に変ですね!

2012年04月01日 21時57分44秒 | 日乗

自民党から民主党への政権移譲。

国民の皆さんは、民主党の「マニフェスト」に期待したのではないでしょうか!

残念ながら、「マニフェスト」はどこかにいってしまいましてね。

とうとう、野田首相は、消費税のアップに「不退転の決意」とか「命をかける」とか言っています。

私は、随分ナンセンスな首相だナーと思っていたものでした。

野田首相の、「ドジョウ内閣」から始まって、「不退転」も「命をかける」も不適切な言葉遣いです。

国民に増税するのに「命」などかけてもらいたくないものです。

しっかりと説明して、お願いするものだろう思います。

「マニフェスト」で考えれば、小沢一郎さんがぶれていないと思っていたものでした。

昨日の「永六輔その新世界」に登場していた、大橋巨泉さんも、消費税については小沢一郎さんを評価していいました。

また、今朝のTVで、評論家の佐高信さんも、「小沢さん消費税にたいするスタンスは筋が通っている」といってました。

小沢一郎さんは、あまり国民の人気が出ませんが、不思議ですね。

一つは、マスコミの叩き方が厳しいからでしょうかねー?

繰り返しになりますが、消費税アップに「命」をかけてもらいたくはありません。

 

 

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