法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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「タオー老子」と「ルバイヤート」

2011年11月30日 18時17分52秒 | 日乗

伊奈谷にお住まいの加島祥造さんと、11世紀のペルシアの詩人オマル・ハイヤームの作品を並べてみました。

加島さんは、ベストセラーの『求めない』(小学館)、『タオー老子』(筑摩書房)等の著作がある。

オマル・ハイヤームは、『ルバイヤート』(岩波文庫)他で読むことができる。


ないものにも掌の中の風があり、
あるものには崩壊と不足しかない。
ないかと思えば、すべてのものがあり、
あるかと見れば、すべてのものがない。
(オマル・ハイヤーム)

  持たない人は、
  持つ可能性に満ちている
  持ちすぎた人は、
  戸惑うばかりだ。
  (加島祥造)

 

あしたのことは誰にだってわからない、
あしたのことを考えるのは憂鬱なだけ。
気がたしかならこの一瞬を無駄にするな、
二度とかえらぬ命、だがもうのこりは少ない。
(オマル・ハイヤーム)

  先ばかり見てつき進む者は、
  足もとを見ず、やがてころぶ。
  先のものばかり取りたがる者は、
  いまの自分を見失って、迷う。
  先のことを恐れてばかりいる者は
  いまの喜びを失う
    ーこれが、いちばん用心すべきことだよ!
  
(加島祥造)

 

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コメント (2)
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