法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

安心して暮らせる老後

2008年12月03日 11時58分44秒 | 日乗

◆「テーラーガータ」から 
老齢はは、命ぜられているかのように迫ってくる。同じ自分なのに、違った人のようになる。私は同一であって立ち去ることはないのに、自分を違った人のように想い起こす。

◆ラジオで拾った永六輔さんの言葉
いい医者と いい患者が いい医療施設で出会うことの幸せ。

 

◆永六輔さんがラジオで紹介していた詩。
出所・詩の題名は聞き逃したが、おおよそ次のような詩。

誰もが思う老後のこと
お互いにたった一度の人生を
住み慣れた土地 住み慣れた家で
つつがなく 明るく 生き生きと暮らしたい
人が人を援助する
困った時にはお互いさま
元気な時には協力を
困った時には助けてもらう
人と人とが自然のままに
心と体を支え合い
みんなで力を出し合って
つくろうぬくもりのある地域を 安心して暮らせる郷を

 

100年に一度の世界的な経済恐慌とのことだが、不幸中の幸いかもかもしれない。これを良い機会にして「人間が生きる」ということを、考えるチャンスにしたい。
大量生産・大量消費、アメリカ型市場原理は、地球環境・地球温暖化を考えても無理がある。
農業を中心にして、緩やかな成長路線、地域(田舎)主義で世界が慎ましく生きていくのが良いのであろう。
今こそ、日本文化や仏教の教えを発信する時だと思う。

コメント
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