yahooニュース《時事通信配信》
谷に特別扱いなし
全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長は27日、女子48キロ級の谷亮子(32)=トヨタ自動車=の現役続行について「連盟が指定した大会に出ないと次はない。今までのようにはいかない」と、今後は特別扱いしない意向を明らかにした。 五輪や世界選手権の代表は、講道館杯や欧州大会など指定された大会の成績を考慮して選ばれるのが通例。谷は昨年の世界選手権と北京五輪の選考では、最終選考会だけに出場してともに決勝で敗れたが、過去の実績で代表に選ばれた。 男子60キロ級の野村忠宏(33)=ミキハウス=についても同様に扱う方針。
全く谷選手に対して失礼な話だ。
最終選考会で決勝に敗れた谷選手を、過去の実績で選んだのは柔道連盟ではないか!
それなのにこの期に及んで、「特別扱いなし」とは!
呆れた柔道連盟強化委員長の発言である。
今後は、きちっと選考基準を明確にして、それに従って粛々と進めるのが宜しいと思う。
このことに触発されて思い出されるのは、マラソンのQちゃんのことである。
シドニーオリンピックのマラソンで金メダルを獲得したQちゃんこと高橋尚子選手は、東京マラソンで2位であった。
日本人選手では1番である。見事な成績であった。
それなのに、アテネオリンピック代表から外された。
世界で唯一人、オリンピック女子マラソンで2連勝する可能性のある選手をおである。
いまだに、馬鹿な陸連・マラソン関係者だと怒っている。
繰り返しになるが、選考基準を明確にしていおくこと。
基準を粛々と進めること。
基準に従って、補欠もしっかりと決めてスタンバイさせておくこと。
(今回の北京オリンピック女子マラソンで、補欠の手当が不十分であった)
スポーツは、「フェアーでなくちゃー」