法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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好奇心

2008年06月10日 23時35分09秒 | 日乗

若い頃、手に入れた、全集の一つは『毎田周一全集』である。

繰り返し読み進めているが、その度に痛棒をいただく感じである。

今日の記事は、『全集』の中にある言葉です。

これで解ったといふ
顔をすることほど
哀れなことはない
命が枯渇しているからだ

いつも初々しく
小児のように いま始めて
人生に臨むかのように
好奇心に目を光らせよう

いつも若芽のような人生
それこそは願はしい
とりとめない そして
あどけない人生

これで一生を貫こう
解ったような顔をして
老人になってしまうことを
君よ 一体 命が許すか

コメント
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