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法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

「平和」&「簡素」

2017年01月15日 22時07分18秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一師の言葉をお届けします。

◆平和のために軍備が要る、といふようなことの誤謬に気づかないものを、
愚者といふ。
平和とは武装を捨てるといふことだ。
この一年生の認識から出発し直さねばならぬのが、
原子爆弾を懸命に製作してゐる連中だ。
(原子爆弾製造に協力してゐる科学者は、知者のやうであって、
実は極まれる愚者なのだ)

◆簡単な真理に気づくことから、
世界の平和は来る。
即ち平和の女神は「空手にして来れ」と喚んでいる。
この「空手」といふことが簡単な真理なのだ。
簡素とはそれだ。

◆空手とは素手(スデ)といふことだ。
何も握ってゐないばかりではなく、
拳固をかためてもゐない。
何も持たないところから平和が来る。
例えば偏見、自己の意見、主張、思想、主義、等々のあるところ、
平和は永遠に来ない。
無邪気、清らかな、小児や少女の世界に、平和の光は差してくる。
幸ひなるかな、心の清きもの、その人は神を見ん。


安倍首相の「積極的平和主義」のウソは明々白々です。
新安保法案、防衛予算の増額、原発の輸出、防衛装備移転三原則、オスプレー…
アメリカの從属国への道は想像されますが、
「平和」から遠くなっていきます。

一人一人の、自覚ですねネ。


唯一つの声 「有り難う」

2016年12月26日 19時30分10秒 | 毎田周一師の言葉

午後、葛飾区中央図書館に出かけました。
この図書館、数年前からから使わせていただいています。
ここだけの話ですが(笑)、大晦日も元日も開館しています。
公立図書館で、年末年始を休まないで開館しているところは、
他にはないでしょう。(ボクの独断ですが…)
もちろん、施設も蔵書もサービスも宜しいですよ。

今日は、毎田周一師の『君 気持ちを大きく持とう』長風舎刊を借りてきました。

実は、ボクは30歳の頃、『毎田周一全集』を購入しているのですね。
最近、湯島の中山書店から文庫本も出版されていますが、
東京の大手の出版社で扱っていないので、毎田周一師のこともその著作も知っているお方は少ないように思います。

『君 気持ちを大きくもとう』は、元読売新聞記者の徳永文一氏の編集による一冊です。
ぜひ手にとって読んでください。

本書からの引文です。

念 仏

「何もすることはない
一つもせねばならぬことはない
つまりそのままでよい
好きなことをやればよい」

こう事実が教えます
事実が喚んでいます
そしてこの世の事実のほかに
何が真実を教えるでしょう

これが
絶対の教えです
そして
絶対解放の事実です

その事実の声が聞こえると
そこに私たちに唯一つの声がでてきます
「有り難う」と―
これが念仏です


「自利利他円満」

2016年12月20日 09時58分54秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一師の言葉をお届けします。

仏陀のことを「自利利他円満」といふ。
私は今迄その自利といふ語が気持ちにそぐわなかった。
仏陀とは利他一辺倒の方と思ってゐた。
しかし、仏陀が自覚者である限り、
自らの生活に充分に満足せられる処から、
溢れ出る慈悲として利他を解して、
始めて仏陀の真相に近づくことが出来る。

親鸞さまの『浄土和讃』から「自利利他」を引いておきます。

自利利他円満して
帰命方便功荘厳
こころもことばもたへたれば
不可思議尊を帰命せよ。

毎日が、自利中心。
「自己中」の生活であります。
「持是語者(この語をたもて)」という教えがありますので、
命終まで、「親鸞和讃」をうたいつづけようと思います。

午後、
友人の忍◇寺のご住職を尋ねます。

夜は、定例の~歎異抄』うたとかたりあいに出かけます。

帰命尽十法無碍光如来
南無阿弥陀仏


「いま ここ」

2016年12月19日 23時49分01秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一師の言葉をお届けします。

ある処で、「正法眼蔵」の話をしようと、
その前にゆつくり構想を練ってゐた。
処が愈々話出してみると、予め考えてゐたことが一つも役に立たない。
その場で新たな立場で解釈が独り進んでいつた。
そうだ、その場で、今自分がどう思ふかを語るべきのみであって、
予習したことを語るなぞといふことは、
永遠の今を掴む宗教の世界にはあり得ないことであった。
今こゝで私が生きるといふ表現が、宗教的表現なのだと思い知った。

「いま ここ」。
50年前、カウンセリング入門の頃のテーマでありました。
その頃、ボクは大学生。
カウンセリング関係の学習会・ワークショップ等に積極的に参加していましたが、
「いま ここ」での交流だけが勝負でした。
出身地は?出身校は?故郷は?両親は?兄弟は?姉妹は?…等々、一切尋ねられたことはありません。
また、尋ねたこともほとんどありませんでした。

『無量寿経』に、「古来現」の語があります。
「過去・未来・現在」ということでしょう。
「過去・現在・未来」といった、時間の流れ・経過ではありません。
マア、説明的に言えば、過去も未来も現在(いま ここ)での感受ということなのでしょう。

道元さんには、「而今」の語があります。

一般の座談の話題。
我々年代では、
病気の話・薬の話・手術の手柄話・年金の話・老後の話・若い頃の自慢話・家族の話・孫の自慢話・お色気…
といったところでしょうか!
マア、つまらないですなー。

「いま ここ」での呼吸の分かっている方々との座談は実に楽しい。
それと、自然な沈黙があると、「いま ここ」を感じますなー。


人間といふものは…

2016年12月17日 22時59分07秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一師の言葉をお届けします。

*親鸞聖人は浄土系の思想のみを学ばれた。
 道元禅師は禅宗系の思想のみを、
 内村鑑三先生はひとへに基督教系の思想をのみを。
 人間といふものは個性的なものらしい。
*個性と個性とが会ふところに、人間的普遍性が出てくるのだ。
 師匠は唯一人だ。
 プラトンはソクラテスにしか学ばなかった。
*人と人とが出会ふのは、唯一点で出合ふのだ。
 それを一句子ともいふ。閃光ともいふ。
*人と人との間だを人間といふ。
 人間存在の本質は関係にある。
 そこからも固定した自我といふもののない無我説が成り立つ。


毎田周一師の言葉

2016年12月03日 23時39分27秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一師の言葉をお届けします。

●一向一心の姿は美しい。それが泥棒であろうと、恋する少女であろうと。
●話の全然喰ひ違った相手のいふことを、ふんふんと聞いてゐるのも、一種の坐禅だ。

 

声明カウンセラー・くりのみ主宰《12月の学習会》のご案内をお届けします。

◇道元とカウンセリングコース
*日 時:12月23日(金) 午後6時30分~8時30分
*会 場:タワーホール船堀(都営新宿線・船堀駅前)
*内 容:『観音経』読誦  坐禅  『正法眼蔵』音読  語り合い
*会 費:1000円
☆その他:坐禅がありますので、楽な服装でお出かけください。

◇親鸞とカウンセリングコース
*日 時:12月24日(土) 午前10時~12時
*会 場:タワーホール船堀(都営新宿線・船堀駅前)
*内 容:『教行信証・総序』音読  『正信偈』草四句目下げ  
     『教行信証・ご自釈』音読 語り合い
*会 費:500円 


同人として参加しています。(↓)

◆『歎異抄』うたと語り合い
*日 時:12月6日 13日 20日 27日 毎週火曜日 午後7時~9時
*会 場:南小岩コミュニティ会館 (JR小岩駅南口から徒歩5分)
*内 容:『歎異抄』音読 声明(仏教音楽) 語り合い
*会 費:300円

■どちらの会場も、どなたでも参加できます。宗派等問いません。
 老若男女の集う楽しい「オアシス」を目指しています。
■くりのみは、カウンセリング歴50年になります。
 皆さんのお話を、じっくり傾聴させていただきます。
 人生相談・教育相談・仏事相談…、ご連絡ください。

ご参加をお待ちしています!


「自然にまかせる」

2016年10月22日 21時21分15秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一師の言葉をお届けします。

●他人のことを構ってゐると、自分がお留守になる。自分の大切な生命を、疎かに、ないがしろにすることになる。それでもいゝのですか。私には私の願いがある。それを成就しようと死にもの狂ひであるとき、他人があゝだかうだといつてゐるひまがありますか。

●こせこせとあゝしたらよい、かうしたらよいといふのは、人間の淺智慧か、悪魔のことばです。あゝせよ、こうせよではなくて、自然にまかせよといふのが、如来の声です。

●自然は自然にまかせておいて、自分は自分の一等すきなことをやつてゆきませう。それは他人踏みにじることではありません。他人は他人の好きに任せておくのですから。いま自分の為ずにおけないこと、それを確かに掴むことが、第一義ですよ。


今月(10月)のカウンセリング研究会【くりのみ】ご案内

◆道元とカウンセリングコース
 
*日 時:10月28日(金) 午後6時30分~8時30分
 *会 場:タワーホール船堀 (都営新宿線・船堀駅前)
 *内 容:『観音経』読誦     坐 禅
      『正法眼蔵』音読    語り合い

◆親鸞とカウンセリングコース
 
*日 時:10月29日(土) 午前10時~12時
 *会 場:タワーホール船堀 (都営新宿線・船堀駅前)
 *内 容:『教行信証・総序』音読  『嘆仏偈』読誦  『正信偈』読誦
      『教行信証』ご自釈の部分の音読   語り合い

「身心柔軟」をテーマにした学習会です。
自分を見つめ、素直な自分らしくなる“時空”をお楽しみください。


「聞」ということ

2016年08月18日 23時03分07秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一師の言葉です。

真宗では「聞」の一字が大切ですと、利いた風なことをいう奴が、
では『教行信証』を読みなさいといへば、とても難しくて読めませんといふ。
『教行信証』を「よむこと」が、聖人の仰せを、他ならぬ、「聞く」ことですよ。
読むことが聞くことである。
これを心肝に銘せよである。
「然るに経に聞と言ふは、衆生、仏願の生起本末を聞きて疑心有ること無し。
是れを聞と曰ふなり」(信巻末)
その仏願の生記本末をこそ、かくも詳しく鄭重に説き明かして下さってある、
その『教行信証』をどうして聞かないのであるか。
その聞くといふことが、読むことを外してどうしてあり得るのか。

カウンセリング研究会【くりのみ】では、
『教行信証』の音読を大事にしています。
テキストは、金子大栄校訂『教行信証』岩波文庫です。
現在は、全文音読の一巡が終わり、「ご自釈」を音読しています。
ぜひ、ご参加ください。

 


「自然に任せる」 毎田周一師の言葉

2016年06月21日 20時20分52秒 | 毎田周一師の言葉

法兄・Hさんからの電話。

************************
Hさん:「NHKスペシャル(キラーストレス)という番組見ましたか? ストレス対策には(瞑想)が良いと言ってました。」

ボク:「いやー、見てません。最近は、TV嫌いです。NHK嫌いですから」

二人:(笑い)

ボク:「そうですか。(瞑想)ですか?(瞑想)の極致は道元さんの(只管打坐)(坐禅)でしょう。身と心のことは、仏教に学ぶのが一番ですよね。親鸞さんの、(只管念仏)も同じですよねー」

二人:(大笑い)

*************************
人生の「四苦八苦」に直面されたのは世尊(お釈迦さま)です。
以来、2500年、仏法は伝承されてきました。
西洋科学を(下)に見るほど、ボクは学識も経験も力量もありませんが、
「身と心」のことは、
「仏道の歴史」が示すところが深く・広いとボクは思っています。
最近の日本人は、仏教・仏道をお葬式・法要の荘厳(添えもの)と思っている傾向が強いように感じています。
本当に、残念です。
**************************

毎田周一師の言葉

◆「自然に任せる」といふことが、人生の極点だ。
 これが人間に与えられる、
 ぎりぎりの決着点の知恵だ。

◆それまでは人は何とか出来ると思っているものだ。
 それを思い上がりといふのだ。

◆自然に任せるとは、
 如来にお任せするといふこと、

 如来に預けてしまふことだ。
 如来、よしなに計らはせ給ふ、
 となることだ。
 これで始めて人がすっきりする。
 すっきりするとは、
 自力の妄念を払はれるといふことだ。

 


「凡夫」 毎田周一師の言葉

2016年05月21日 21時37分03秒 | 毎田周一師の言葉

毎田周一師の言葉をお届けします。

凡夫なるが故に勤勉。
怠け者は高慢。
凡夫と思ひ知れば、精進が出て来る。

◆5月のカウンセリング研究会【くりのみ】
 親鸞とカウンセリングコース
 日時:5月28日(土)午前10時~12時
 会場:タワーホール船堀
 内容:『教行信証・総序』音読
    『正信偈』読誦
    楽談タイム(エンカウンター)
 会費:500円

*どなたでも参加でいる小さな学習会です。
 ぜひ、お出かけください。