着物で文化人気取り

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レッドクリフ~part1

2008-12-21 22:36:38 | 映画
前評判が高く、事実大ヒット上映中の「レッドクリフpart1」
やっと観に行きました



あらすじ:Yahoo映画より
はるか昔の中国で絶大な権力を握る曹操(チャン・フォンイー)は、その兵力にものをいわせて敵国を攻めたてていた。彼の天下統一の野望を打ち砕くため、孔明(金城武)と周瑜(トニー・レオン)はともに協力し、連合軍を結成。だが連合軍の数はわずか6万、片や曹操の軍勢は80万で、その兵力の差は誰の目にも明らかだったが……。(シネマトゥデイ)


私、歴史好きではありますが、「三国志」については
大昔アニメを見て得た知識くらいしか持ち合わせていなかったので、
ほとんど何の先入観もなく観る事が出来ました

で、

期待が大きすぎたのでしょうか

確かにスケールは大きいです

ハリウッドの資本ではなく、これだけの映像が撮れるようになった事は
本当に喜ばしいと思います。

特に戦闘シーンは、さすが『M:I-2』のジョン・ウー監督、
一切の妥協を許さない迫力の仕上がりになっていました。


ただ、
その戦闘シーンも、一番印象に残ったのは冒頭のシーン

曹操軍に追われながら、命がけで主君劉備の子供を守る
趙雲の姿は、最も圧巻で感動的なものでした

最初にそんなシーンを観てしまうと、
ついつい中~後半へのさらなる盛り上がりを
期待しても仕方がないでしょ

それが、
その後の展開といえば、
登場人物紹介と、それぞれの国がおかれた状況説明に終始しただけに
私には感じられました


ま、
part2への橋渡しのためには
これもやむを得なかったのかもしれませんが。

続編(完結)へ期待したいところです。


それにしても
ヒロインの小喬役、リン・チーリンの
なんて可憐で美しい事

女性観客の共感を得るためとはいえ、
この戦いの原因を曹操の彼女への横恋慕として描く
必要があったかということは
私的には疑問詞ですが・・

さらにもう一つ感じたこと

これまで敵役としての印象の強かった冷酷な独裁者「曹操」が
この映画では何とも人間的に描かれています。

また、今の日本がこんな状況だからでしょうか、
「曹操」や「劉備」、「孔明」などを見ていると
人の上に立つものの「資質」についても
つい考えさせられます



ともあれ
来年公開のPart2、待ちどおしいです。


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