Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

バッファロー・グローブのリトルリーグ、BGRA公式戦開幕!

2008-04-27 | リトルリーグ
今日は、下の息子のバッファロー・グローブのリトルリーグ、BGRAのファーム・リーグの開幕戦であった。息子のチームはインディアンズで、相手はヤンキース。息子のシカゴ日本人学校の同じクラスの友達、カズキ君とナオキ君のチームといきなり初戦で対決だったから、息子は朝からとてもはりきっていた。

しかし、急に寒くなり、強風が吹き荒れ、天候のコンディションはあまり良くなかった。BGRAのファーム・リーグは、8歳の子供たちのリーグで、他の地域よりもレベルがやや高く、試合は最初から子供たちがピッチャーで投げる。去年のピントリーグは、お父さんコーチが主に投げ、子供たちが打ちやすい球を投げていたから、今年はかなりレベルアップした。アメリカ人の子供たちは、パワーがあるので、8歳とはいえ硬球を使ってそこそこ速い球を投げる。コントロールもまあまああるため、今日はみんな三振が多く、なかなか点が入らなかった。

しかし、ヤンキースの強打者が続けてヒットを放ち、先行された。インディアンズは、なかなかヒットが続かない。うちの息子も三振に倒れ、最後は結局3対0で負けた。息子はとてもくやしそうだったが、主人が「スウイングがとてもよくなっているから、次は打てるよ!」と励ましていた。去年までは、子供たちもそんなに試合の勝ち負けを意識しなかったのが、今年から勝つことに固執するようになっている。息子がそういうことを強く意識するようになり、くやしさやうれしさを学んでいくリーグが、ファームなのであろう。

そして、上の息子は、その間、近所のエスケープのバッティング・ケージで、チームのバッティング練習に参加。練習後は、エスケープでピザを食べながら、ミーティング。チームのキャプテンを決め、キャッチャーで息子より1つ上のケンが投票で選ばれた。息子もミーティングの前、「ケンがキャプテンをするのが一番合っているかな・・・」と言っていたので、妥当な選択か。ケンがリーダーシップをとって、チームがうまくまとまるといいが。

ミーティングが終わったら、監督のティムが下の子の試合をしているフィールドまで上の息子を連れてきてくれた。ティムは、下の子の開幕戦だと知って、「ゆっくり2人で見てあげるといい。」と言ってくれた。これからミルウオーキーに出かけなくてはいけないほど忙しいのに、「君が(ビジネスマネージャーとして)僕を助けてくれているから、僕だって君たちを助けるよ。」とうれしいことを言ってくれた。アメリカ人は、絶対無理をしない。用事があれば、できる人たちでチームのことをやる。私が知っているバッファロー・グローブの人たちは、いつも本当に優しく、日本人の私たちに親切にしてくれる。

明日は、朝8時半から上の息子の新しいトラベルチーム、パトリオットのミーティング兼練習があり、午後は、いよいよ上の子のハウス・リーグ、パルミノ・リーグの開幕戦。息子はパイレーツの開幕投手をつとめる。チームのピッチャーの中で一番安定しているようだ。開幕戦なので、責任重大だ。雪が降らないといいが。下の息子の試合から帰って、上の息子は主人とバッティングとピッチングの最終調整。そして、日差しが強いので、試合用のサングラスを買いにでかけた。万全の準備態勢だ。