5月5日付、今週木曜日発売の「スポーツ・イラストレイティッド」誌は、シカゴ・カブスの日本人メジャーリーガー福留孝介選手の写真を表紙に使い、「絶対やれる」(It's Gonna Happen)と日本語の見出しを大きく掲げた。開幕戦で、It's Gonna Happenを「偶然だろ!」と誤訳したボードを何人かのファンが掲げたのを、アメリカ人として福留選手に代わりにあやまりたいのかもしれないし、カブスファンの「福留選手がいれば、絶対やれる(ワールド・チャンピオンになれる)」という強い思いを掲げているのかもしれない。
最初の2ページにわたって福留選手がベースにスライディングする大きな迫力ある写真を掲載し、Kosuke Fukudome Tastes Good (福留孝介は、いい感じというニュアンスか)というタイトルで、6ページにわたって、福留選手の選球眼の良さが、今シーズンのカブスの選手たちの驚くべき出塁率の良さを引っ張っていると分析した。(リー・ジェンキンス氏執筆記事)
記事の始めの方で、福留選手が、「100年も(カブスが、ワールド・チャンピオンに)なっていないなんて、知らなかった。」と12月19日の入団発表から4ヵ月後、ダウンタウンのホテルで、通訳を通して語ったという。
福留選手がアメリカで活躍しだして、たった1ヶ月しかたっていないのに、福留選手の熱狂的なファンが多いのは、日本よりシカゴだと書かれている。中日時代、星野監督からのパンチから逃げたとか、星野監督とルー・ピネラ監督の両方の気性の激しさを比べているとか書かれている。この点に関しては、息子のチームのアメリカ人の監督も前に新聞で読んで、福留選手は星野監督の気性の激しさに慣れているから、ピネラ監督はまったく大丈夫だと書かれていたと教えてくれた。
福留選手が有力スポーツ専門誌、スポーツ・イラストレイティッド誌の表紙を飾ったというニュースは、シカゴアンにとって、とても名誉なことなので、今週初めのシカゴの地元テレビ局、WGNの朝のニュースのスポーツで、まず紹介された。今日のカブス対カーディナルス戦でも、福留選手が最初の目の覚めるようなタイムリーヒットで打点を稼いだとき、この表紙を試合中に映し出して、紹介してくれた。
福留選手のバッティング理論もかなり詳しく紹介されている。福留選手は、自分が打てる球しか打たないと。福留選手のスタンスは松井(秀喜)選手に似ているが、スウィングはイチローに似ていると。
カブスの超ベテランスカウトが、2004年のアテネオリンピックから福留選手をずっとマークしていたことも説明している。
そして、私が一番気に入った部分は、福留選手のバットへのこだわりをリポートしてくれたこと。日本のメディアが、開幕戦で福留選手がホームランが打てたことを920グラムのバットへのこだわりと指摘していた。その通りのことが書かれてあり、カブスのクラブハウスのロッカーですべてのバットが920グラムであることをチェックしていると書かれている。さすがはスポーツ専門誌、かなりのリサーチである。日本語の通訳でも雇って、詳しく日本のメディアも熟読したのかもしれない。
今やカブスのメンバーは日本通。テリオは、日英の辞書を持ち、エース、ゾンブラーノは、スパイクの後ろに日本語で名前を書いているとリポートされている。ソリアーノやデレク・リーのお父さんレオン・リーが日本でプレーしていたとも。
最近、上の息子のチームメートは、日本語で「こんにちは」などと言い出している。チームの監督は、「ありがとう」と手を合わせ、おじぎをしながら、日本語で言う。今やシカゴの野球人は、日本語を覚えるのが、一番クールだとわかっている。福留選手、本当にありがとう!!
でも、福留選手の活躍がこのまま続いて、カブスがワールド・チャンピオンになったら、彼はいったいどんなすごいヒーローの扱いを受けるのだろうか。シカゴの英雄?神様?考えただけでも、スリリングだ。まさに、Thrilled to death!
最初の2ページにわたって福留選手がベースにスライディングする大きな迫力ある写真を掲載し、Kosuke Fukudome Tastes Good (福留孝介は、いい感じというニュアンスか)というタイトルで、6ページにわたって、福留選手の選球眼の良さが、今シーズンのカブスの選手たちの驚くべき出塁率の良さを引っ張っていると分析した。(リー・ジェンキンス氏執筆記事)
記事の始めの方で、福留選手が、「100年も(カブスが、ワールド・チャンピオンに)なっていないなんて、知らなかった。」と12月19日の入団発表から4ヵ月後、ダウンタウンのホテルで、通訳を通して語ったという。
福留選手がアメリカで活躍しだして、たった1ヶ月しかたっていないのに、福留選手の熱狂的なファンが多いのは、日本よりシカゴだと書かれている。中日時代、星野監督からのパンチから逃げたとか、星野監督とルー・ピネラ監督の両方の気性の激しさを比べているとか書かれている。この点に関しては、息子のチームのアメリカ人の監督も前に新聞で読んで、福留選手は星野監督の気性の激しさに慣れているから、ピネラ監督はまったく大丈夫だと書かれていたと教えてくれた。
福留選手が有力スポーツ専門誌、スポーツ・イラストレイティッド誌の表紙を飾ったというニュースは、シカゴアンにとって、とても名誉なことなので、今週初めのシカゴの地元テレビ局、WGNの朝のニュースのスポーツで、まず紹介された。今日のカブス対カーディナルス戦でも、福留選手が最初の目の覚めるようなタイムリーヒットで打点を稼いだとき、この表紙を試合中に映し出して、紹介してくれた。
福留選手のバッティング理論もかなり詳しく紹介されている。福留選手は、自分が打てる球しか打たないと。福留選手のスタンスは松井(秀喜)選手に似ているが、スウィングはイチローに似ていると。
カブスの超ベテランスカウトが、2004年のアテネオリンピックから福留選手をずっとマークしていたことも説明している。
そして、私が一番気に入った部分は、福留選手のバットへのこだわりをリポートしてくれたこと。日本のメディアが、開幕戦で福留選手がホームランが打てたことを920グラムのバットへのこだわりと指摘していた。その通りのことが書かれてあり、カブスのクラブハウスのロッカーですべてのバットが920グラムであることをチェックしていると書かれている。さすがはスポーツ専門誌、かなりのリサーチである。日本語の通訳でも雇って、詳しく日本のメディアも熟読したのかもしれない。
今やカブスのメンバーは日本通。テリオは、日英の辞書を持ち、エース、ゾンブラーノは、スパイクの後ろに日本語で名前を書いているとリポートされている。ソリアーノやデレク・リーのお父さんレオン・リーが日本でプレーしていたとも。
最近、上の息子のチームメートは、日本語で「こんにちは」などと言い出している。チームの監督は、「ありがとう」と手を合わせ、おじぎをしながら、日本語で言う。今やシカゴの野球人は、日本語を覚えるのが、一番クールだとわかっている。福留選手、本当にありがとう!!
でも、福留選手の活躍がこのまま続いて、カブスがワールド・チャンピオンになったら、彼はいったいどんなすごいヒーローの扱いを受けるのだろうか。シカゴの英雄?神様?考えただけでも、スリリングだ。まさに、Thrilled to death!