Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

真鶴のタイドプールで磯の生物観察にいそしむ!

2011-06-28 | 日本生活雑感
曇り空の日曜日は久しぶりに真鶴の琴ヶ浜のタイドプールにて、息子の大好きな磯の生物観察に徹す。
ここは、うちのお気に入りの磯で、水がきれいなので、広くはないが、いろんな磯の生物が密集している。
主人も私もむきになって息子に負けるなと海の生物を探す。

一番多い生き物はかわいらしいヤドカリさん。
あちこちに小さなものがうごめいている。

しばらくじっと見ていると、見つけた、見つけた。
茶色のぐにゃっとした生き物が張り付いている。
なんだっけ、これ?
息子に聞いたら、アメフラシ。
ヌルヌルしてちょっと気持ち悪いが、息子は手のひらにのせて観察している。

小ぶりのイソギンチャクが水中にフワフワしているのが見える。
これはヨロイイソギンチャクらしい。
開いているので、いかにもイソギンチャクらしい。

縞模様の小さなカニを息子が見つける。
砂にまじっているのをどうやって見分けているのか?
その横にいたウニの長いとげを発見。
小さいのと2匹が張り付いている。

主人はおびただしい数の稚魚の群れを網で一すくい。
数匹銀色の稚魚をつかまえて息子に見せてすぐに放す。

結局息子が採集したのは、ヤドカリのみ。
家にある息子の大事な魚たちのいる水槽に入れたかったようだ。
すでに水槽にいる魚やイソギンチャクやエビとの関係でヤドカリが安全と判断したらしい。

息子が好きで始めた磯採集だが、いつの間にか私たちもはまっている。

写真も入れたいが、今は時間がないので、またトライします。

近況報告~梅雨の北鎌倉を訪問!

2011-06-16 | 日本生活雑感
大変ご無沙汰しております。
毎週めまぐるしく動いていたら体調くずしてしまい、土曜日夜に突然高熱を発してウンウンうなっていました。
が、翌日はなぜか平熱にもどり治ったかと思いきや、お腹の調子が・・・

このところあちこち歩き回っていたので、疲れがでたのでしょう。
島崎藤村が晩年を過ごしていた家のある大磯を一人でぶらり。
伊藤(博文)邸など大物の別荘地跡がずらり。
また、大磯に関しては報告します。

先週は神奈川周辺のシカゴ仲間と北鎌倉を堪能しました。
お目当ては紫陽花寺で有名な明月院でしたが、緑の山々に囲まれた円覚寺、建長寺をゆったりと散歩。
10時に北鎌倉駅を出発したので、人並みもまだ少なく、ホトトギスの鳴く声をバックに6月のさわやかな風をうけて気持ちがよかった。

さすがに人気の明月院は人並みが多く、階段もせまいため、そんなに長居はしなかった。
紫陽花もこれからという感じでした。

鎌倉駅に向かう途中でおそばを食べ、久しぶりに鶴岡八幡宮へ。
去年強風で倒れてしまったというイチョウの木を見ました。
緑の葉っぱがついているのが見えて、みんなで喜んでいました。

日本人は、宗教の背景から神々が木や石などにも宿るという考え方から樹齢が長い大木を保護してきた。
外からの宗教も積極的に取り入れ、お寺と神社が共存し、盆、クリスマスなどを行事ごとに使い分ける不思議な国日本。
自然を大事にし、ものを大事にし、ゴミを細かに分けリサイクルにつとめる。
東日本大震災で失ったものははかりしれないが、ここで昔の日本人の生活を思い出そう。

一人一人がやるべきことを気を付けながら生活すれば大きな力となる。
日本は世界の大国になる必要はない。
経済水準が下がってもいい。
みんなが節電につとめている今本当の意味での幸せな時間や空間を考えるべきだ。

教育も受験中心からシフトして、物事を考え人の心や気持ちを想像できる子どもたちを増やそう。
PISAの結果を気にしないで、長期的な教育整備ができないか?
もっともっとお互いの家族や友達、弱者を思いやる日本人になろう。

あれっ、なんで北鎌倉小旅行からこんな結末になるんだ?

ところで私の祖母方の父であるひいおじいさんは、鶴岡八幡宮の神主さんだったらしい。
でもって、鎌倉出身の私の父は清和源氏の血を引く太田道灌の子孫であります!系図もありまっせ!

写真も時間あればいれますが、とにかくやることがあってブログが更新できなくてすみません。