男女逆転”江戸時代を描く「大奥」〜幕末編〜
“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が日本中に広がり、
対処法も治療法も発見されないまま男子の人口が女子の1/4まで激減。
3代将軍家光以降、将軍職も女子に引き継がれ、大奥も美男3千人などと称される男の世界となる…という“男女逆転江戸パラレルワールド”を描いてきた本作。
熊痘によって赤面疱瘡撲滅に至る物語が繰り広げられ、幕末・大政奉還にいたるまでを描く
【人物】
徳川家定(とくがわ いえさだ)/ 祥子(さちこ)
演: 愛希れいか
13代将軍。幼いころから、父による虐待を受けてきた。
瀧山(たきやま)
演 -:古川雄大
大奥では最後の総取締。大奥入りする前は芳町で陰間をしていた。
阿部正弘(あべ まさひろ)
演: 瀧内公美
阿部正勝の子孫で阿部家の当主。家定を支える。
天璋院 (てんしょういん)/ 胤篤(たねあつ)
演 : 福士蒼汰
家定の御台所
徳川家茂(とくがわ いえもち)
演 :志田彩良
14代将軍
和宮(かずのみや)
演: - 岸井ゆきの
14代将軍・家茂に嫁いでくる孝明天皇の妹宮。
降嫁を拒否した弟宮になりすまし、母親の観行院と共に京から大奥へ
徳川家慶(とくがわ いえよし)
演:高嶋政伸
家斉の次男で、12代将軍
中澤(なかざわ)
演: 木村了
胤篤付きの御中臈 仲野(なかの)
演:中川翼
瀧山の部屋子。
勝義邦 / 海舟(かつ よしくに / かいしゅう)
演:味方良介
軍艦奉行
堀田正睦(ほった まさよし)
演: 高木渉
老中首座
水野忠邦
演 -:長野里美
老中
遠山金四郎
演:高島豪志
北町奉行。
【あらすじ】
赤面疱瘡が撲滅され、男子が再び社会の担い手となるなか、12代将軍・家慶は娘の家定を虐待していた。
家定が家慶から受けている虐待に気づいた阿部は、彼女を救うため、家定のための奥作りに奔走する。
そんななか阿部は芳町の陰間、瀧山と出会う。年季明けは学問に励み、自分のやりたい事が自由に出来るようになる日を夢見ていた瀧山を阿部は大奥に誘う。
【感想】
赤面疱瘡の対処に奔走する医療編が余りにも秀逸で、幕末編にはあまり期待せずに見たが、
もうびっくり‼️
まず、大奥では最後の総取締となる「瀧山」を演じる古川雄大さんの花魁姿に釘付け。
どっかで見た事ある俳優さん、、、、。
朝のnNHK連ドラ「エール」に歌を教える先生役を演じた「古川雄大」だと気づいたのは翌日でした。
松田優作さんの息子の「松田龍平」と勘違いしてました。
家定様を守ると誓った願った正弘に瀧山が仕え
正弘の心意気を理解した家定が言ったセリフにグッときた。
「そなたのために将軍になった。そなたが自在に空を飛ぶためにここに座っておるのだ」
実親(徳川家慶)に幼少時よりおぞましい性的虐待を受けている家定。
黒船が襲来し、そのショックで家慶がポックリ死んだ時、ホッとしたのは私だけではあるまい。
いよいよ始まった幕末編から目が離せない‼️
素晴らしい脚本だと思う。
役者さん、凄いわ。
とにかく凄いわ。
ワクワクが止まらない花房ちゃこです。
なんという艶やかさ、息を呑むほど美しい。
とにかく所作が美しい。
なんちゅう、凛々しさ
大奥入りしてからは家定を守る瀧山
自分の身の上から大奥入りを辞退しようとする瀧山を説得するため、
阿部は遠山金四郎を連れ彼のもとに現れる。