人との出会いは不思議だ。
ちょっとした出会いはおそらくそこらじゅうにいくらでも落ちてるようで
ただすれ違っただけの、一回きりの人も多いだろうが
縁を感じる人がいる。
「ああ、この人波長が合いそう、もっと話しがしてみたいな、素敵だなこの人」
話が弾み、話が広がると2人の共通点が出てきたり、
それより凄いのが、
自分の大事な人たちとゆかりのある人だったりすることが少なくないこと。
それはとても不思議で、そして嬉しい。
わたしはいま病院に入院している。
3日前手術をし、動けるようになった昨日、
はじめて向かいのベッドの4歳年上の女性と話をした。
術後いろんな管に繋がれてベッドで身動きが取れずいるとき、
向かいから聞こえてくる「絵本」と、「色鉛筆のスケッチ」の単語が気になり
彼女に聞いてみる。
彼女は彼女で、私が看護師で◯◯病院に勤務していることを知ったようで
「実は、私もお尋ねしたいことがあって」と。(以後Kさんで)
以前うちの職場の師長さんだった人と、Kさんの亡くなった母親が従姉妹同士だったとということで
「どうされてるかご存じないですか?」と聞いてこられた。
そこから2人で沢山の話をした。
好きな絵本の話から、好きな趣味の話、お互いの家族の話、
お互い自営業で苦労をしてきたこと。
花が好き、本が好き、絵本が好きなどなど。
Kさんが持っていた絵本を読ませてもらい
私は主人に頼んで2冊の絵本と2冊の「大人の塗り絵」を家から持ってきてもらい、
絵本を2冊読んでもらい、一冊の「大人の塗り絵」をプレゼントしました。
Kさん治療大変だけど、生きて欲しい。
沢山の苦労をしてきて、やっと自分の時間が持てるようになったんだもの。
塗り絵、気晴らしにやってみてください。
また会いに行きますから、Kさん。
行ってみたいなあ、Kさんの生まれ育ったという高野町富貴
高野町富貴の街並み
追記
このブログを書いた後、Kさん本人に読んでいただきました。
本日外泊のKさん、家族でゆっくり過ごされてください。
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