ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
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体にメスが入るということ

2019年03月05日 | 健康

長男ナガオは、小学校を卒業してすぐ12歳から23歳まで、一人12年間を遠いオーストラリアはシドニーに留学していた。遠いあの頃が今はとても懐かしく感じられる。本当に色々なことがあったのが、自分のホームページやブログを読み返すと当時の息子、私、そして家族の様子やそれぞれの気持ちがわかって感慨深い。

ナガオが確か17歳の夏、休暇で日本に帰国していた時、近所の公園でサッカーをして遊んでいたところ、砂の中でボールを蹴った時激しく足首をグネッたらしく、スケボーにグネッた足を乗せ青い顔をして帰ってきた。

すぐに最寄りの整形外科受診したら、骨折していて手術が望ましいと言われたが、
体にメスを入れたことがない主人が手術を拒み、ギブスを巻いた状態で、私も一緒にシドニーへ戻った。

オーストラリアは皆が周知のようにラグビーの盛んな国で、激しいプレイによる怪我が多いスポーツだ。
よって、外科の手術は最先端で、スポーツ選手たちも皆普通にプレートを入れる手術をおこなう。

当時、シドニーに住んでいた主人の妹の友人Yちゃんも一緒に、シドニーの整形外科受診に付き合ってもらった。
息子を診察したDr.が私にこう言った。

「お母さん、君は自分の息子をびっこにする気か?」と。
即手術を受けることが決まった。

主人と国際電話で、手術が必要なことを話した。
「お前は俺の息子の体にメスを入れる気か!許さんぞ、メスを入れてみろ、お前とは離婚だ」

Yちゃんが電話口にでて口論する。
「しょうじはクレイジーよ!話にならない」

「離婚で結構。ナガオのために手術させるから、こっちのドクターは優秀やよ」と電話を切り
プレートを入れる手術をした。

向こうのシステムで術後24時間で退院させられる。
付き添っている私に看護師が一度こう言った。
「この子はもう17歳。親が付き添う必要はない」と。
違う国との違いを強く実感した出来事の1つだった。

しばらくは学校も休み、松葉杖になったナガオと3週間シドニーで過ごした。
(当時ダイアナという独り住まいのオーストラリア人の家にホームスティしていた。

あれだけ私を罵倒して主人だったが
当時中学生だった次男、三男の食事、洗濯など家事を黙々とこなした。
2人の息子は毎回出てくる料理の量の多さと、レパートリーの少なさからなんども同じメニューが出てくるのが辛かったそうだが
作るだけ偉いと心底思った。

主人はストレスで2度近所の居酒屋に行ったと後から聞いた。

3週間後、私は日本に帰国
ナガオは松葉杖でしばらく学校へ通った。筋力が落ち細くなった足を見て
松葉杖が外れてからスケボーを本格的に始めることになる。(オーストラリアではメジャーなスポーツ)


まず解剖学的に体の構造を勉強したらしい。
ストレッチを始め、
自分でルーチンのメニューを作り、毎日欠かさずストレッチをやる。
スケボーで怪我をしないために重要で上達するためだ。

息子たち3人は父親に似て皆体が硬い。
小学生の頃、体が固くてマットで後ろ回りができなかった長男。

そんな硬い体でも毎日の丁寧なストレッチで、
柔軟で動ける体を作ることができるということを息子に学んだ主人は、
今毎日のストレッチを欠かさない。

息子たちは皆、ゴルフのためストレッチをするのが日課で開脚が出来るようになっている。
「継続は力なり」である。


今回 今度は私が手術をすることになった。
ジムや太極拳、クラシックバレエやベリーダンス、気功と体を動かすのが好きで色々やってきた私が今度は、
去年から、15年前に主人が地元で作ったソフトボールチームで一緒に汗を流すことになり、
走れる体になるためにおこなう手術だ。

全身麻酔に不安もあるが、術後思い切り走る自分の姿を想像してワクワクもしている。
術名は、「骨盤底再建手術」術式「TOT」
です。
仕事をしながらオフには
好きなスポーツをして
ずっと元気で動いていたい。










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