2016年11月1日 (火曜日) 雨➩曇り
早いものでもう11月に入ってしまった。
少し寒い朝だ。
(CNN)の記事に・・
~~~~~~~~~~~~~~~~
世界保健機関(WHO)は10月27日、
世界の大気汚染物質の分布状況を示した双方向地図を公開し、
世界の人口の92%がWHOの基準値を超す汚染された
大気の中で生活している現状を明らかにした。
大気汚染は肺や心臓、脳にさえも健康被害をもたらすと専門家は警告する。
WHOによれば、世界では大気汚染に関連して年間約300万人が死亡している。
大気汚染の程度は一部で改善が見られるものの、
世界各地の都市部で2008~13年にかけて8%悪化した。
~~~~~~~~~~~~~~
WHOの分布図は、2008~15年にかけて人工衛星や地上基地局を使って
世界103カ国約3000カ所で測定した微小粒子状物質(PM)などの値をもとに作成した。
微小粒子状物質の中でも最も危険性が高いPM2.5について、
WHOが定める環境基準値は年間1立方メートル当たり10マイクログラム以下。
しかし世界の人口の92%は、この基準値を超す地域に集中していることが分かった。
================
大気汚染が深刻な地域の多くは西太平洋沿岸、地中海沿岸、アフリカのサハラ砂漠以南、東南アジアに分布。大気汚染関連死のほぼ90%は低~中所得の国に集中していた。
一方、パリやロンドンなど欧州の主要都市、ロサンゼルスやニューヨーク、シカゴといった米国の大都市でもPMの濃度が高かった。
WHOは各国政府に対し、汚染源を調査して
その情報を政策立案者と共有し、改善を目指すよう勧告している。
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国連児童基金(ユニセフ)はこのほど発表した報告書で、
屋内や屋外の大気汚染によって死亡する5歳未満の子どもは
世界で年間60万人に上るとの推計を明らかにした。
大気汚染は出生前の子どもにも健康被害をもたらしていると指摘し、
各国に対策を促している。
「大気汚染は子どもの肺の発達を阻害するだけでなく、血液から脳に入って脳の発達に、そして子どもたちの未来に恒久的な被害をもたらす。
どんな社会にも大気汚染を無視する余地はない」。
ユニセフ幹部はそう強調する
報告書は、モロッコのマラケシュで11月7日から開かれる
国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)を前に発表された。
ユニセフはCOP22の参加国に対し、化石燃料の使用削減やエネルギーの効率化推進、
子どもの健康を守るための対策強化などを求めている。
報告書では、人工衛星の画像を使って世界の大気汚染分布を示し、
屋外の大気汚染の程度が世界保健機関(WHO)の
基準値を超す地域に住む子どもは約20億人と推計。
内訳は南アジアが6億2000万人、アフリカ5億2000万人、東アジアと太平洋地域が4億5000万人で、低~中所得の国が大半を占める。
~~~~~~~~~~~~~~~~
屋外の大気汚染は特に低所得の都市圏で深刻な状況にあり、
車の排ガスや化石燃料の使用、廃棄物のちりや焼却によって引き起こされているという。
一方、この分布図には低所得の世帯が屋内で調理や暖房に使う
石炭や薪といった固形燃料による屋内大気の状況は示されていない。
ユニセフによると、こうした燃料を使っている家庭の子どもは10億人以上。
例えばインドの地方部では安価で入手しやすい燃料として81%の世帯が固形燃料を使う。
国民所得と家庭での固形燃料の使用には明らかな相関関係があるといい、
ユニセフではバングラデシュやジンバブエなどの貧困国と連携して、
大気汚染を発生させない調理用コンロの普及に力を入れる。
大気汚染は、肺や免疫系が発達中の子どもにとって特に深刻な
健康被害をもたらしかねないと報告書では警告した。
その危険は胎児にも及ぶ。慢性的に微小粒子状物質にさらされると
流産や早産のリスクが高まって出生率の低下につながることは、
各種調査で裏付けられているという。
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★大気汚染の減少は難しい問題なんだ!
早いものでもう11月に入ってしまった。
少し寒い朝だ。
(CNN)の記事に・・
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世界保健機関(WHO)は10月27日、
世界の大気汚染物質の分布状況を示した双方向地図を公開し、
世界の人口の92%がWHOの基準値を超す汚染された
大気の中で生活している現状を明らかにした。
大気汚染は肺や心臓、脳にさえも健康被害をもたらすと専門家は警告する。
WHOによれば、世界では大気汚染に関連して年間約300万人が死亡している。
大気汚染の程度は一部で改善が見られるものの、
世界各地の都市部で2008~13年にかけて8%悪化した。
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WHOの分布図は、2008~15年にかけて人工衛星や地上基地局を使って
世界103カ国約3000カ所で測定した微小粒子状物質(PM)などの値をもとに作成した。
微小粒子状物質の中でも最も危険性が高いPM2.5について、
WHOが定める環境基準値は年間1立方メートル当たり10マイクログラム以下。
しかし世界の人口の92%は、この基準値を超す地域に集中していることが分かった。
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大気汚染が深刻な地域の多くは西太平洋沿岸、地中海沿岸、アフリカのサハラ砂漠以南、東南アジアに分布。大気汚染関連死のほぼ90%は低~中所得の国に集中していた。
一方、パリやロンドンなど欧州の主要都市、ロサンゼルスやニューヨーク、シカゴといった米国の大都市でもPMの濃度が高かった。
WHOは各国政府に対し、汚染源を調査して
その情報を政策立案者と共有し、改善を目指すよう勧告している。
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国連児童基金(ユニセフ)はこのほど発表した報告書で、
屋内や屋外の大気汚染によって死亡する5歳未満の子どもは
世界で年間60万人に上るとの推計を明らかにした。
大気汚染は出生前の子どもにも健康被害をもたらしていると指摘し、
各国に対策を促している。
「大気汚染は子どもの肺の発達を阻害するだけでなく、血液から脳に入って脳の発達に、そして子どもたちの未来に恒久的な被害をもたらす。
どんな社会にも大気汚染を無視する余地はない」。
ユニセフ幹部はそう強調する
報告書は、モロッコのマラケシュで11月7日から開かれる
国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)を前に発表された。
ユニセフはCOP22の参加国に対し、化石燃料の使用削減やエネルギーの効率化推進、
子どもの健康を守るための対策強化などを求めている。
報告書では、人工衛星の画像を使って世界の大気汚染分布を示し、
屋外の大気汚染の程度が世界保健機関(WHO)の
基準値を超す地域に住む子どもは約20億人と推計。
内訳は南アジアが6億2000万人、アフリカ5億2000万人、東アジアと太平洋地域が4億5000万人で、低~中所得の国が大半を占める。
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屋外の大気汚染は特に低所得の都市圏で深刻な状況にあり、
車の排ガスや化石燃料の使用、廃棄物のちりや焼却によって引き起こされているという。
一方、この分布図には低所得の世帯が屋内で調理や暖房に使う
石炭や薪といった固形燃料による屋内大気の状況は示されていない。
ユニセフによると、こうした燃料を使っている家庭の子どもは10億人以上。
例えばインドの地方部では安価で入手しやすい燃料として81%の世帯が固形燃料を使う。
国民所得と家庭での固形燃料の使用には明らかな相関関係があるといい、
ユニセフではバングラデシュやジンバブエなどの貧困国と連携して、
大気汚染を発生させない調理用コンロの普及に力を入れる。
大気汚染は、肺や免疫系が発達中の子どもにとって特に深刻な
健康被害をもたらしかねないと報告書では警告した。
その危険は胎児にも及ぶ。慢性的に微小粒子状物質にさらされると
流産や早産のリスクが高まって出生率の低下につながることは、
各種調査で裏付けられているという。
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★大気汚染の減少は難しい問題なんだ!
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