７月１９日奈良コンサート

朝から蝉の声で目が覚めます。今日もカンカン照り

７月１９日（金）氷川きよしさんの奈良コンサートに行ってまいりました。

ＪＲ奈良駅前。歴史を感じる風情のある駅舎。もう～カンカン照りで暑くて暑くて日傘も役に

たたないくらいの暑さでした。汗を拭ったハンカチもグシャグシャちょっと時間があったので

駅前辺りを散策してから、なら１００年会館前の涼しいホテルの中でランチ。

奈良駅構内

ひさしぶりのコンサートだったので私の胸は爆発しそうなくらいドキドキ、バクバクしていました

緞帳が上がると、ステージは燃えるように真っ赤な照明で包まれていて、きよしくんが

花道階段の上から♪春嵐を歌いながら下りてきます。教えていただいてた以上にライブでは

はるかに素晴らしく、力強く、サテン地の赤と黒のロングジャケットの裾を翻しながら

サラサラで少し栗色の髪をバサッ！バサッ！と靡かせながら躍動感たっぷり体中で

春嵐の歌詞の世界を演じてくださいました。会場から悲鳴のような声が聞こえてきました。

オープニングから凄い演出きよしくん、凄いです幕開けから感動です

カンフー、武術を見ているようで、幕開けから失神しそうでした。

♪櫻。♪出発。と続きます。

着流し姿で♪三味線旅がらす。♪惚れて一生。♪ソーラン渡り鳥。

ソーラン渡り鳥の「ソーラン　ソーラン　ソーラン　ソーラン　唄う　ソーラン　ああ～渡り鳥」

のフレーズは、きよしくんの伸びやかな声が、まるでハモッテいるみたいに聴こえました。

ここから、きよしくんと、西寄さんのＭＣが続きます。

今日の、きよしくん、よだれが出るほど噛み噛みトークで会場を爆笑の渦にしてしまいます。

「今日は車椅子でおこられた（来られた）方。笑顔がただれる（ほころぶ）」などなど・・・

歌うときとトークのときのギャップが、きよしくんの魅力です。もう、３６才になられるのですが

可愛い！という言葉がぴったりです。

明治座の公演を見守っていただいてありがとうございました。とお礼のご挨拶があり

西寄さんから「明治座１４０周年の大トリを飾ったのは素晴らしいことでした。氷川きよしは

走り続けてきました。来年は、１５周年を迎えます。７月３０日は、ＮＨＫ歌謡コンサート、

関西は関西テレビで、ＦＮＳ歌謡祭、その他、木曜８時のコンサート（夏祭り日本の歌）」など

テレビ出演の告知がありました。

きよしくんから、じらすように『重大発表が・・・あ・た・く・し８月２９日に新曲が出ます』

まるで選挙運動のような紹介で、会場は爆笑の渦。会場から『歌って～～』の声に応えて

『まんてんの～ほしが～・・・・・・・こころとこころがむすばれる～～うまれかわっても～～』

と詩の一部分を紹介してくださいました。私が想像してたのとは違う、とても情熱的な歌詞でした。

相変わらず、噛みながら『僕の両親が僕を“こさえて”（つくって）おじいちゃんと、おばあちゃんが

両親を“こさえて”　おじいちゃんの、おじいちゃん、ひいおじいちゃんが、おじいちゃんや

おばあちゃんを“こさえて”　そのまた、ひいひいおじいちゃんたちが、ひいおじいちゃんを

“こさえて”　”こさえて”・・・・・・』人間は永遠に生まれてきたというような説明でした。

♪きよしのニッポン音頭。きよしくんが歌っているとき、西寄さんの盆おどりが更に盆おどりらしく

なっていました。すごく盛り上がる一曲です。

きよしくんは、着流し姿で、会場に背を向けて、小首を斜めにして振り向いたとき、

まるで木目込み人形か、博多人形のように美しく綺麗です。

ゴールドのジャケット姿で♪しぐれの港。♪逢いたくてオホーツク。♪残雪の町。♪あなたのブルース。

西寄さんの語りがあって、一層、きよしくんの歌の世界へ引き込まれていきます。

袴姿で♪一剣。♪箱根八里の半次郎。♪大井追っかけ音次郎。♪浪曲一代。♪白雲の城。

次は、ジャケット、黄色の地に大輪の、オレンジ色の、ひまわり（ハイビスカス？）の花の

プリント柄に、同じ柄のハーフパンツ、エメラルドグリーンのシャツ、黄色い、デッキシューズを

履いて、眼鏡をかけて♪虹色のバイヨン。

♪ときめきのルンバ『こ～の～こころ～君のもの～ものもの～』　“ものもの”の部分、

聴き間違いかな？って錯覚しました・・・やっぱり『君のもの～ものもの～』って歌ってました。

お茶目でさりげないサービス。♪情熱のマリアッチ。

ここで一応緞帳が下ります。アンコールは、英字新聞柄の燕尾服にシルクハット

♪幾千年もの祈り。聴きながら涙が出ました。

♪きよしのソーラン節。♪きよしのズンドコ節。大盛り上がりで奈良コンサートの幕は下りました。

きよしくん、サラサラヘアーで少し栗色になっていました。

髪の毛が時々、逆立ちするのです。どうやらステージ上に静電気が起きていたらしくて

サラサラヘアーのてっぺんの毛が、ときどき、サラサラ～ふわふわ～っと上へあがっていました。