今回は4倍リダブルを打つことができない、という条件でNAway-2Awayの2倍キューブのテイクラインについて考察します。ラストロールポジションでもない限りリダブルが打てない状況というのはないのですが、2Awayのスコアの性質を理解するうえで重要だと思うので、あえて取り上げました。
XGと表計算ソフトを使ってテイクラインのグラフを作成しました。横軸がNを意味し、縦軸がテイクライン「%」です
NAway-2Awayの2倍キューブのテイクライン(リダブルが打てない場合)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ef/a948769dea0d64e299e353df9f8e9cba.png)
リダブルありの場合と比較すると、いくつかの異なる特徴が明らかになりました。
・マネーゲームの25%と比較してテイクラインが大きい
・N=2の場合は局所的にテイクラインが小さい
・N=5の場合は局所的にテイクラインが大きい
1番目は意外と知られてないことです。リダブルが打てない(キューブが2倍で止まる)条件下であれば2Away側からのキューブは非常に厳しくなります。例えばスコアが2Away-25Awayであっても、圧倒的にリードしている2Away側からのキューブのほうが25Away側からのキューブよりずっと厳しくなります。これは「スコアで負けているほうがテイクしやすい」という原則に反しているのですが、「ぴったりマッチ勝ちできる」メリットがそれ以上に大きい、ということです。
2番目もテイクして勝つと「ぴったりマッチ勝ちできる」要素が大きいのでしょう。
3番目は予想外でした。N=5の箇所でテイクラインが40%近くあります。いまいち理解できてないのですが、考えられる理由として
・テイクして勝っても2Away-3Awayという悪いスコアになる(3Away=奇数で、かつ2Away-4Awayになるチャンスがない)
・パスすると1Away-5Away(Cr)という5Away側にとって良いスコアになる(1Away-4Away(Cr)とマッチ勝率が大して変わらない)
が挙げられます。
XGと表計算ソフトを使ってテイクラインのグラフを作成しました。横軸がNを意味し、縦軸がテイクライン「%」です
NAway-2Awayの2倍キューブのテイクライン(リダブルが打てない場合)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ef/a948769dea0d64e299e353df9f8e9cba.png)
リダブルありの場合と比較すると、いくつかの異なる特徴が明らかになりました。
・マネーゲームの25%と比較してテイクラインが大きい
・N=2の場合は局所的にテイクラインが小さい
・N=5の場合は局所的にテイクラインが大きい
1番目は意外と知られてないことです。リダブルが打てない(キューブが2倍で止まる)条件下であれば2Away側からのキューブは非常に厳しくなります。例えばスコアが2Away-25Awayであっても、圧倒的にリードしている2Away側からのキューブのほうが25Away側からのキューブよりずっと厳しくなります。これは「スコアで負けているほうがテイクしやすい」という原則に反しているのですが、「ぴったりマッチ勝ちできる」メリットがそれ以上に大きい、ということです。
2番目もテイクして勝つと「ぴったりマッチ勝ちできる」要素が大きいのでしょう。
3番目は予想外でした。N=5の箇所でテイクラインが40%近くあります。いまいち理解できてないのですが、考えられる理由として
・テイクして勝っても2Away-3Awayという悪いスコアになる(3Away=奇数で、かつ2Away-4Awayになるチャンスがない)
・パスすると1Away-5Away(Cr)という5Away側にとって良いスコアになる(1Away-4Away(Cr)とマッチ勝率が大して変わらない)
が挙げられます。
メールで送りたいのですが、どこに送ればいいでしょうか?
次のアドレスまでお願いします。
michihitok@gmail.com