とね日記

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ファインマンさん 最後の授業:レナード・ムロディナウ

2018年05月11日 02時28分06秒 | 理科復活プロジェクト
ファインマンさん 最後の授業:レナード・ムロディナウ

内容紹介:
科学の魅力とは何か? 創造とは、そして死とは? 老境を迎えた大物理学者との会話をもとに書かれた、珠玉のノンフィクション。
「僕は昔から、一番難しい問題が好きなんだ…そうやって自分を過大評価して、自分を夢中にさせるんだ」。ファインマンの語る言葉はいつだって魅力的。それは、彼が科学も人生もとことん楽しんでいたからだ。名門研究所にホープとして招かれ、ファインマンの同僚となった若き日の著者もまた虜になった。物理学に自分の居場所を見つけられずにいたムロディナウ。そんな彼を時に悩ませ、そして最後に勇気を与えたファインマンの言葉とは。「クォーク」の名付け親マレー・ゲルマンや、ひも理論の立役者ジョン・シュワルツなど一級の物理学者たちの様子も生き生きと描きだす珠玉のノンフィクション。
文庫版2015年9月1刊行、233ページ、単行本2003年11月刊行、239ページ。

著者について:
レナード・ムロディナウ: HP: http://leonardmlodinow.com/
1954年、ユダヤ人の両親のもとに生まれる。カリフォルニア大学バークレー校で博士号取得。カリフォルニア工科大学特別研究員、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団招聘研究員等を経て脚本家に転身。
著書: Amazonで検索

ファインマン先生関連本: Amazonで検索(新しい順)


理数系書籍のレビュー記事は本書で366冊目。(一応、理数系書籍としておこう。)

今日は20世紀で(というより今世紀も含めて)いちばん人気があった物理学者、リチャード・ファインマン先生の生誕100周年の誕生日だ。

僕のブログの読者ならばファインマン先生のことをご存知ない方はまずいないと思う。この日に紹介記事を書こうと数年前に決めて、本書は読まずにとっておいたのだ。

大栗博司先生がお勤めのカリフォルニア工科大学では2日間に渡って「ファインマン先生祭り」が行われる。トップページにはスピーチや講演をされる先生方が写真付きで掲載されている。昨年ノーベル物理学賞を受賞したキップ・ソーン博士はじめ、そうそうたるメンバーだ。ファインマン先生の娘さんのミシェル・ファインマンさん、大栗先生も参加される。

Feynman 100: A two day celebration of Richard Feynman's life & legacy, on the occasion of his 100th birthday.
https://feynman100.caltech.edu/


日本時間5月12日(土)録画されたものがご覧いただける。
Caltechの動画ページ:
http://www.ustream.tv/recorded/114839244



万が一、先生のことをご存知ない方は、次の3冊を読んでいただきたい。ファインマン先生ご自身が書いた自伝である。本の紹介は「ファインマン先生の自伝本と講演本」として書いている。

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉」(Kindle版
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉」(Kindle版
困ります、ファインマンさん


そして今回紹介する「ファインマンさん 最後の授業:レナード・ムロディナウ」は、著者のレナード・ムロディナウが駆け出しの研究者としてカリフォルニア工科大学に着任したばかりの頃、お亡くなりになる7年前の1981年頃にファインマン先生と過ごした日々を綴った本である。僕ら日本の物理学徒のヒーロー、超弦理論研究の第一人者のおひとりの大栗博司先生が京都大学に入学された年だ。(そしてその後、ファインマン先生は1985年夏に最後の来日をされ、1986年にはスペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故原因調査に奔走される。詳細はこの記事を参照。)

1981年当時のファインマン先生




1981年での年令(敬称略)

- リチャード・ファインマン: 63歳
- ジョアン・ファインマン: 54歳
- ミシェル・ファインマン: 13歳
- レナード・ムロディナウ: 27歳
- マレー・ゲルマン: 52歳
- フリーマン・ダイソン: 58歳
- ジョン・シュワルツ: 40歳
- マイケル・グリーン: 35歳
- エドワード・ウィッテン:30歳
- ジョセフ・ポルチンスキー: 27歳
- ルイ・ド・ブロイ: 89歳
- ポール・ディラック: 79歳
- ピーター・ヒッグス: 52歳
- キップ・ソーン: 41歳
- スティーブン・ホーキング: 39歳
- 湯川秀樹: 74歳(1981年没)
- 南部陽一郎: 60歳
- 江崎玲於奈: 56歳
- 小柴昌俊: 55歳
- 益川敏英: 41歳
- 小林誠: 37歳
- 梶田隆章: 22歳
- 大栗博司: 19歳


駆け出しの研究者としてカリフォルニア工科大学に着任した本書の著者のムロディナウ氏は、超エリート集団の中で自分が何を研究すればよいのかとても悩んでいた。その葛藤が本書全体を通じて書かれているので、一見すると著者の自伝のようにも思えてしまう。当時のカルテクには晩年を迎えているファインマン先生のほか、クォークの提唱者のマレー・ゲルマン博士がいた。

ゲルマン博士は1964年にクォーク理論の論文を発表し、6種類あるクォークは1969年から1995年にかけて発見されている。本書の舞台となった1981年には1995年に発見されるトップ・クォークを残して、5つのクォークが発見されていた。

ファインマン先生は「繰り込み理論」により1965年にノーベル物理学賞を受賞しており、先生が考案した「経路積分」、「ファインマン・ダイアグラム」とともに、1981年には素粒子物理学では欠かせない手法になっていただけでなく、教科書にも取り入れられていた。

本書はムロディナウ氏に耳を傾け、先輩研究者としてアドバイスしたり、叱咤したり、ときにははぐらかしたりするファインマン先生とのやりとりが紹介され、悩みつつも前に進もうともがく著者の姿が描かれている。

そして、晩年のファインマン先生はどのような研究に没頭していたのか、原子核内部の物理に関してどこまでたどり着いていたのかを知ることができる。ゲルマン博士とは対照的な性格、研究スタイルで、水と油のようだった様子も語られている。

陽子や中性子の中の物理学としてマレー博士がクォーク模型を提唱したのに対し、ライバルのファインマン博士は1969年に「パートン模型」を提唱した。パートン模型は後に現在一般にクォークやグルーオンと呼ばれているものと同じものであることが判明した。したがって、パートンの性質や間接的に付随する物理理論についてより詳細な情報をクォークの項に見ることができる。パートン模型については「素粒子標準模型入門: W.N.コッティンガム、D.A.グリーンウッド」で学ぶことができる。


著者の目はファインマン先生だけに向いていたわけではない。当時のカルテクの研究者、マレー・ゲルマン博士、ジョン・シュワルツ博士の当時の研究内容も紹介されている。

1981年の時点で弦理論を研究していた物理学者はほとんどおらず、シュワルツ博士は発表をしても、「シュワルツ、今日は何次元にいたんだい?」とからかわれておしまいというような有様だった。そのようにからかったのは弦理論をまったく信じていないファインマン先生だった。

本書の舞台の3年後の1984年に第1次ストリング革命がおき、シュワルツ博士は脚光を浴びることになり、ファインマン先生の死後7年たった1995年に第2次ストリング革命がおきて、超弦理論の研究者は爆発的に増えたのだ。本書は超弦理論の発展史としての側面ももっている。(ウィキペディア参照、また「大栗先生の超弦理論入門:大栗博司」という記事に埋め込んだ動画やNHKの「神の数式 完全版」という番組の第3回と第4回でシュワルツ博士をご覧いただける。)

超弦理論を否定し、馬鹿にしていたファインマン先生ではあるが、23歳年下のシュワルツ博士のことは尊敬していた。他の誰に否定されようとも、自分の信じたことを必死に続ける姿に共感していたからだ。

ファインマン先生は、1986年1月におきたスペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故原因の究明をした後、1986年10月と1987年10月の2度にわたってガンの手術を受けた。4度目にあたる1987年の手術後は、経過も良好とは言えなかった。健康状態がすぐれない中でも先生に生きる力を与えていたのは物理学である。依然として量子色力学(クォークとグルーオンの理論)の講義を続けていらっしゃったのだ。

そして、人生の最期の数カ月間で、先生はついに超弦理論を学ぶ決心をされた。そして先生のライバルだったマレー・ゲルマン博士がファインマン先生のために、毎週、個人的な超弦理論の「セミナー」を開いていたのである。


日本語版のタイトルは「~最後の授業」だが、どうもしめっぽい。本書は英語版の「Feynman's Rainbow」を生かして、「ファインマン先生の虹」とか「虹を見つめるファインマン先生」、「ファインマンさん、虹を超える」のようなタイトルがふさわしい。

ファインマン先生関連本の中では、メジャーなものを読み終えてから読む本だと思う。今年は生誕100周年であると同時に没後30年だ。70年という短い人生で先生が成したことの大きさ、学生や研究者だけでなく、広く一般の人に与えた影響を思うとき、いかに充実した人生だったか、そして先生ご自身が人生を楽しみ続けていらっしゃったことに、強く惹きつけられるのだ。

ファインマン先生の生誕100周年を、この紹介記事を通じてブログの読者の皆さまとお祝いさせていただい。


本書はもともと単行本として出版された。

ファインマンさん 最後の授業:レナード・ムロディナウ




翻訳のもとになった英語版はこちら。

Feynman's Rainbow: A Search for Beauty in Physics and in Life」(Kindle版





本書と合わせて読みたいのがこの本。1981年には13歳だった娘さんの将来をファインマン先生が心配していることが「ファインマンさん 最後の授業:レナード・ムロディナウ」に書かれている。娘さんのミシェル・ファインマンさんが、ファインマン先生が生前お書きになった手紙をまとめて本にしたものだ。712ページある。「若き学究時代から、晩年まで。科学を愛し、人間を愛した、本当のファインマンがここにいる。」と帯には書かれている。

ファインマンの手紙:リチャード・P・ファインマン




さらにファインマン先生の言葉に、じかに触れたい方は、512ページあることを覚悟の上、英語版でお読みになるとよい。

Perfectly Reasonable Deviations from the Beaten Track: The Letters of Richard P. Feynman」(Kindle版




ミシェル・ファインマンさんは現在50歳。父であるファインマン先生の思い出を語っている動画が公開されている。

Michelle Feynman - One Entangled Evening


Michelle Feynman - The Quotable Feynman & His Van (Science Salon # 2)



ファインマン先生の動画はたくさんあるが、僕がいちばん好きなのはこれだ。先生の人生を振り返ってみよう。ファインマン先生の妹のジョアン・ファインマンさん、娘のミシェル・ファインマンさんが出演されている。英語がわからなくてもストレートに伝わってくる動画だ。(誰か日本語の字幕をつけてくれればよいのだけど。)

The Fantastic Mr Feynman


後日追記: BBCから削除申請があり、上の動画は消されてしまった。次の動画でご覧ください。

Best of Richard Feynman debates, lectures, Arguments, and interviews #1| Mind blowing documentary


英語がわからない方は、生誕100周年をこの動画で祝っていただきたい。

Richard Feynman Bongo Drums "Orange Juice"


ファインマン先生関連本: Amazonで検索(新しい順)


余談: 「~最後の授業」などという本を紹介しましたが、およそ27年間勤務した大手外資系企業を退職します。ファインマン先生の生誕100周年の誕生日の今日が、奇しくも僕の最終出社日となりました。来週から次の職場で勤務開始です。未経験の業界・職種なので、これから新しいことをたくさん経験することでしょう。伊能忠敬は56歳で隠居してから天文や測地学を学んで日本全国を歩いて地図を作りました。第二の人生を有意義に過ごした人です。伊能先生、ファインマン先生の生き方をお手本にして、僕も第二の人生をスタートさせます。

四千万歩の男 忠敬の生き方:井上ひさし
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/a2107711abc2d8734f2d4774107f454c


関連記事:

ファインマン先生の自伝本と講演本(お勧め記事)
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/9bf47cf51085c74caf34a11068a17285

The Feynman Lectures on Physics: The New Millennium Edition
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/cb58141ade509fb63952d49ef57c70c7

ファインマン物理学(英語版)が全巻ネット公開されました。
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/e94dd49d7d8cc395e29d37927e30173d

発売情報:ファインマン流 物理がわかるコツ 増補版:リチャード・P.ファインマン
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/83a568c20b540ef2a55bed0d7929dcc2

発売情報: ファインマン物理学 問題集 1、2
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/39bf04d9f360ce6359561126a4d7c01a

ファインマン物理学: 英語版とフランス語版
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/1dbcd1e1b02616ef1363ced99a912072

ファインマンの経路積分に入門しよう!
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/0f47de5854daf4eb38339a73791544a8

発売情報:【新版】 量子力学と経路積分:R.P.ファインマン、A.R.ヒッブス
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/300a29769f773a609ea3560e86952e60

ファインマン計算機科学:ファインマン, A.ヘイ, R.アレン
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/4f7f453019fd463ed2bfdeaa7b288d79

開平と開立(第5回): ファインマン先生に立方根計算の雪辱を果たそう
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/89a0b907577f03ef6132cf9664bdcddb


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ファインマンさん 最後の授業:レナード・ムロディナウ



目次はこのとおり。

おとなりは、ファインマンさん―ガンと闘うノーベル賞受賞者
ファインマンとの出会い―イスラエルの小さな図書館にて
カルテクへの招待―僕はフリーエージェント
電子的なふるまい―バビロニア人タイプVSギリシャ人タイプ
知恵くらべ―「サルにできるなら、君にもできる」
科学の探偵―誰がシャーロック・ホームズになれるのか?
物理とストリップ―「強い力」から逃れろ!
想像の翼―ファインマンは、いつだってインコースを走る
世界を変えるひも―目には見えない六つの次元
空腹の方程式を解く―結婚披露宴には平服で
遊び心―「たとえば、こうなるとどうなる?」
ゴミ収集の哲学者―カルテクって所の、ファインマンってヤツ
ひも嫌い―「僕はひも理論の話なんかしたくない!」
理論の環境保護―ひも理論には何かがある?
ファインマンの虹―デカルトをその気にさせたもの
おんもしろい少年―何より物理がおもしろい
物理学から見た小説―もの書きなんて価値がない?
恐怖のシンボル―カルテクはガンの当たり年
古臭いでたらめ―それでも、世界は素晴らしい
対称性の救い―スマイリー先生、謝る
思い残し―「君に最後の問題を出そうかな」
最後の贈り物―「十三歳の時、アーリーンに出会った」
虹をつかもう―自分自身の幸せ
虹のかなたへ―ファインマン先生、最後の発見
文庫版解説(山本貴光)
附録 ファインマン関連文献
ジャンル:
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ご卒業おめでとうございます (やす (Krtyski))
2018-05-11 11:06:06
とねさん

ファインマン先生は、物理の徒でない私にもヒーローです。新しい概念を考えつくその柔軟な思考、人と異なる切り口、私が常に(今でも)追い求めているものです。この本は知らなかったので是非読みたいと思います。

なお、記事を読み終えて最初に思い浮かんだ言葉が、タイトルのものです。

私は10年前に前職を卒業したのですが、当時先輩(昔の上司)から「卒業おめでとう」と声をかけてもらって、とても嬉しかったもので...

新しい環境と変化を存分にお楽しみください。
Re: ご卒業おめでとうございます (とね)
2018-05-11 20:46:33
やすさんへ

ありがとうございます。最終日はさすがに疲れましたね。週末に英気を養おうと思います。

ファインマン先生の記事を書くのは楽しいですね。「ファインマンの手紙」もはやく読みたいです。
生き方を教えてくれる本 (やす (Krtyski))
2018-06-21 17:25:22
とねさん

昨日、読み終えました。

この本の書名は、英文同様素直に「ファインマン先生の虹」であるべきだと思いました。いったい誰が現在の書名にしたのでしょう?全く無粋なことだと思います。

一応研究者の端くれだったこともあり、与えられた研究の経験は当然あります。でも3年間の与えられた期間で自分で研究テーマを探してそれを進めるといった経験もあり、相当悩みました。私から観れば、東大の大先生(中にはノーベル賞候補になってもおかしくない先生も)がいらっしゃり、院生は皆私よりも間違い無く頭が良いし、3年で何らか結果を出さなければならないし...と、心理的には著者に近い追い込まれ方をしました。レベルは雲泥の差ですけど...

今は研究者ではありませんが、自分の生き方そのものへの大きなヒントを得ました...というか、これまでの自分の生き方に関する不安をほぼ払拭してくれました。

この本は、人生への示唆を多く含んでいて、科学書というよりも、人生訓の書です。

本当に素晴らしい本をご紹介頂いて、ありがとうございます。まだ若い甥っ子達や会社の若い連中に読ませたいと思うくらいです。

ここからはかなりの余談になりますが、ファインマン先生の感性や生き方は、僭越ながら私のこれまでの考え方や生き方にかなりの一致点が観られる感じがしました。能力の点では全く及びも付かず、ファインマン先生のように彼の生き方がそのまま文化になるといったことは、全くあり得ません。まぁ、自身の家族くらいにしか影響を与えておりません。

・科学者も普通の人と同じ
・権威を信じない、自分の感性を信じる
・自然が見せてくれるものから、直感でその深きを知る
・美しいと感じるもの、興味のあることに取り組む
・妻への深い愛情。女性、特に妻が自分に感情について教えてくれた
・人の言うことや常識は自分の腑に落ちるまで考えてから採用・不採用を決める
・常に未解決のモヤモヤを頭に溜めているのが得意で、考え続けるのが好き
・原理原則から、自分の頭で考える癖が強い

さっと思いつく範囲ですが、ファインマン先生との共通点が結構あって嬉しい限りです。私は、妻や私を支えてくれる人々のおかげで、結局自分のやりたいことをやらせて貰っている、正しく言えば好きなことだけをやって、生活ができてます。

多くの人とは全く違うので、これで本当に良いのか?といった不安を絶えず抱えていましたが、それがかなりきれいに払拭されただけでなく、これまで以上に家内を大切にし(今でも愛妻家と言われますけど...)、好きなこと(=今の仕事)に没頭して時間を使い、自分の仕事にさらにオリジナリティーを追求しようという気持ちになっています。

今頃のコメントなので、あまり多くの人が読まないとも思うので、結構正直にコメントしてみました。
Re: 生き方を教えてくれる本 (とね)
2018-06-21 20:33:47
やすさんへ

こちらの本もお読みになったのですね。素晴らしい本だと僕も思います。
それと同時に現代の科学者はファインマン先生の研究への取り組み方を参考にされているかなぁと思います。(研究以外の生き方、敵をつくりやすい言動についてはなかなか真似できないし、研究成果が認められてからでないと仲間外れにされてしまうことでしょう。)ファインマン先生の時代でもそれは同じだったかもしれません。でも先生が人々から愛されたのは根っからの明るさと陽気な性格があったからこそなのだと思います。

愛妻家ですと自分から言える人はほとんどいません。素晴らしいことですね。

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