Blackwater (18.09.07)

2007-09-25 15:50:48 | Fishing in Ireland
Blackwaterの2日目。

割り当てられたビートは、Beat 6 - Lower Kilmurryと、Beat 7 - Upper Kilmurry

今日は午前中の2時間を使って、キャスティングのレッスンを受けることにしていた。2つのビートの中間地点にキャスティング台が設けられていてジャンプロール、シングルスペイ、ダブルスペイ等を基本動作を実際にやりながら、矯正すべきポイントを指摘して貰った。自分が予想していた以上にそこそこのキャストできるようになり、ミスキャストした時にも何が悪かったか大体は理解できるようになったので大変良かった。

レッスン終了後、11時頃から上流側のビートで実釣を開始。キャスティングの先生をしてくれたおばさんから、#14前後のアイリッシュパターンのシュリンプをいくつか渡されて、ティップはフローティングを使うようにアドバイスされた。昨日はシンキング&チューブフライで1テイクあったので、フローティングしかも極小のシュリンプで釣れるのかとの疑念が拭えなかったが、実際のビートを見て、アドバイスの理由が分かった。50m以上の川幅で単調な浅い流れが続き、しかも底には水草が青々と茂っていた。なるほど、こういう川を攻略するために小さいアイリッシュパターンは考えられたのかと納得した。沈み石等の分かり易いポイントも無く、確かにシンキングではとても釣りになりそうに無い。
昨日の経験からとにかく最初のカバーに集中しようと思い、対岸に向けて出来るだけ遠投して広い範囲を丁寧にカバーしてみるが反応は全~く無し。魚のハネも全く見えない。

上流側を一通りカバーし終えたが、全く釣れる気配がせず、2回目を流す気にならなかったので、下流側ビートに移動。

こちらの最下流部には小さな中洲で分流が出来ており、その左岸側が程よい落ち込みポイントを形成していた。ティップを交換しながら探る層を変えつつ何度も流すが、こちらでも反応は全く無し。鮭のハネを2度見かけたがそれのみ。魚のストックが少ないようにも感じられ、天気も下降気味になってきたこともあり、昨日のチャンスを確実にものにしておかねばならなかったとの思いを新たにした。

同じビートの中程の深場を釣っていた餌釣り師たちも釣果が上がらないようで、5時過ぎに帰ったのに合わせ、この日は6時前に納竿とした。予想されたこととは言え、やはり鮭釣りは忍耐・修行の積み重ねが必要だなと感じ始めていた。
この日の夜は少しまとまった雨が降る予報になっていると宿のおやじが言っていたので、水位が少しでも上がって状況が変わることを祈りつつ2日目終了。(3日目に続く)

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3 コメント

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気になるぅ (B)
2007-09-26 03:09:20
Glendaおばさん登場ですね。
彼女、キャスティングの大会に出ていたキャスターで
UKのフライフィッシングイベントにはデモキャスターとして
呼ばれる有名なおばさんです。僕も優しく教えてもらいました。

ちなみに昨日と今日のビートは3ヶ所とも
当方もチャレンジしたところなので
凄くイメージが湧きます。

鮭は水が増えた後にあがってくると聞いております。
3日目のレポが物凄く楽しみです。
おばさん (ksk)
2007-09-26 05:46:47
師匠はいなくて自己流だと言ってましたが、さすがに上手いですよね。右手はあまり前に突き出さず脇を固定して、左手でロッドをコントロールするアンダーハンドキャスト系のスタイルのように見えました。
3日目の方は追って。


上手い人には (魚屋)
2007-09-26 12:26:41
スペイもアンダーハンドも関係ないですね。
川幅、ポイント、操作するラインの長さ、バックの状態等臨機応変に対応出来るのだと思います。

実際ショートキャストでバックが取れない場合はアンダーハンドの方が操作性、機能性に優れてます。

逆に川幅があり、バックが取れる場合は長いラインをコントロールして打ち返すスペイの方が良いです。

さて三日目は如何にですね、増水して少し引いた頃が一番です、最終日のドラマ期待してます。