井出川 (2010.05.23)

2010-05-27 22:09:10 | Fishing in Japan
先週末、日帰りでK師匠とご一緒させて頂き、福島方面釣行した。

直接お会いするのは初めてだったが、数々のK師匠伝説をBozemann先輩諸兄からは聞かされていたので、気持ち的には既に旧知の友という気がしていたが、実際に気さくなお人柄で、ドライブ中もメキシコ話等で伺っているうちに、あっいう間に福島入りしていた。

行き先はいわき市の先の井出川。鮭釣りで有名な木戸川の近くに位置している。

福島は、南会津方面は少しは土地勘はあるが、いわゆる浜通り方面はほぼ未知の世界で、K師匠にナビして頂きながら現場に到着。

林道の入口に止めた軽トラの漁協のおじさんから釣券を購入し釣り開始。
新緑の典型的な日本の渓流という風情の中、入渓点の橋から上下に分かれて釣り上がった。




渓相は抜群ながら、魚の出は悪く、2回ほどパシャと出るが乗らず。音から追いついてきたK師匠と少し上まで一緒に釣り上がってから、場所を下流側に移動することに。

下流の方に移動すると、流れに大量のモンカゲロウのスピナーが溜まっていた。昨日あたりにスーパーハッチがあった模様。



時間が11時近くなっていたこともあり、虫もちらほら出始めてきた。水深が浅かったので、途中の細かいポイントはスキップして大場所狙いで釣りあがっていく。
途中、予想外に流れのど真ん中で出た時、あわててバス釣りななみに合わせてしまい失敗。
一方、K師匠はきっちりとかわいいサイズのヤマメをゲットされておりました。

片道250kmの距離を、早朝出て昼過ぎまで釣り夕方には帰るという行程だったが、常磐道を使えば意外と楽に行け、しっかり釣った気になれることが判明し、このエリアの開拓を是非進めたいと思った次第。

K師匠どうもありがとうございました。またよろしくお願いします。

西根川~舘岩川~箒川 (2010.05.03-04)

2010-05-05 21:58:54 | Fishing in Japan
各国・各地のBozemannの皆様、ご無沙汰しております。
昨年12月にドイツから帰国し、はや5カ月が経過しました。この間、仕事の面で色々と予想外のお役目が降りかかってきてしまい四苦八苦しておりましたが、ようやく釣り活動を再開できる程度には余裕ができてきました。

ということで、帰国後最初の釣り&温泉(&家族サービス)として福島・栃木方面へ。

初日は那須高原へ向かい、朝一番で鹿の湯で高温の源泉を堪能し、那須どうぶつ王国で娘に楽しんで貰った後に、南会津の西根川沿いにある木賊温泉の民宿に投宿。渓流沿いにある源泉かけ流しの岩風呂を堪能し、あらためて日本の温泉の素晴らしさに感動しきりだった。

<西根川>
翌日、朝食前に西根川へ。

水温6度。1時間ほど遡行したがドライにはまったく反応無し。朝食後、さらに上流まで見に行くが、道端の日陰には残雪がまだかなり残っている状況で、入渓点もよくわからなかったので、西根川からは早々に撤退。

<舘岩川>
西根川の出合から道を戻りながら、舘岩川本流のポイントを見て回る。現地に来るまで知らなかったが、舘岩川は、途中の一定区間をやまめの里と称して特設釣場を設けていたり、上流域の10Kmを超える長い区間をC&Rのフライ・テンカラ専用区にする等のゾーニング管理がされており、漁協の皆さんが色々と工夫をされている様子が伺えた。

渓相も里川の風情でフライ向きのところが多い感じ。
まず、C&R区間の真ん中あたりのアシが両岸に茂っているあたりでトライ。時間は昼近くになっていて、好天の影響で水温は10度を超えていた。

雪代の影響か、川は平水よりはかなり増水気味のような感じでポイントが絞りにくかったが、程なく、かわいいヤマメが顔を出してくれた。

以降、あたりはあるものの食いが浅いのか、流し方が悪いのか、フッキングには至らず。
車で更に上流へ移動。入渓点に1台車があったが、先行者の姿が見えなかったので、やってみることにした。車止めから暫く歩くと、はっとするくらい素晴らしい渓相・水質の申し分の無い雰囲気の場所があった。数投目で、先程のと同じサイズのヤマメの幼魚が出た。どうやら先行者はここには入っていなかった様子だったが、出るのはいずれも幼魚ばかり。成魚放流はしていないそうなので、この幼魚がきちんと成長してくれることを祈りつつ即リリースした。
支流を含めて漁協が管理するエリアが広大で行き先の選択にバリエーションがあり、しかも近隣にはひなびた温泉が多数あり。まさに言うこと無しのエリアだった。

<箒川>
舘岩川での釣りを終えて、山ひとつ超えた栃木の塩原温泉に移動。翌日は関東の超メジャー河川、箒川へ。

この日はちょうど桜が満開~散り始めの頃にあたったらしく、行く先々できれいな桜を満喫できた。

気温・水温も上昇したこの日、まとまったハッチとライズこそ無かったものの、1日中ドライオンリーで岩魚中心に8匹キャッチ、同数くらいのバラシ。釣り人もエサ・ルアー入り乱れて多数が入っていたが、その中でのGWの釣りとしては十分満足できる出来だった。

やはり、渓流&温泉の旅は最高。

白川 (24_25.03.07)

2007-03-30 17:19:19 | Fishing in Japan
九州釣行レポ第二弾。
下梶原川から戻った週末に嫁の実家から50km程の距離にある阿蘇山麓の白川に行った。
寡聞にして知らなかったが、白川には漁協が無く(よって遊漁券不要)、有志による自主放流で魚影が保たれているとのことである。川自体は両岸がほとんど護岸されている上に、多数の堰堤で細切れになっており釣趣はやや欠けるものの、釣り人自身の自主管理により維持されているというところが貴重だと思った。ただ、どこでも聞く話ではあるが、当日会ったFFMの話では堤防改修工事が頻繁にあって土砂の流入が激しく、昔に比べポイントが埋まり、良型が少なくなったとのことであった。

1日目、天気予報は雨だったが、現場に着いた9時頃はまだ降り始めてはいなかった。福岡の釣具屋で教えて貰った駐車ポイントに車を止め、その前の堰堤下プールから釣ることにする。水温が14度を超え、小型のカゲロウやカワゲラのハッチもあり、ちらほらとライズが見えた。1匹目があっさりと釣れたがサイズは小さい。まあ、小型とはいえ一応Bozeは回避できた。このポイントに最近放流したようで、10時頃からの30分程の間にかなりの数のライズが始まったが同じサイズの小型ばかりであったので、良型は居ないと判断し場所を移動することにした。
10時を過ぎた頃から少しずつFFMの姿が岸に見えるようになるが、皆、ロッドを振ることなくライズを探して護岸の上を歩き回っていて、落込ポイントでニンフを流すとか、叩き上がるといった釣り方をしている人は居ない。ドライ縛りのライズ狙いの釣りが暗黙のルールなのかと思いながら、雨が徐々に強まる中、自分自身もライズを捜して、区間の中流あたりのポイントを行ったり来たりするが、いかにも魚が着いていそうそうな流れにも全くライズがない。
そうこうしている内にどんどん雨が強まって来たので車の中で待機していると、寒冷前線の通過に合わせて車が揺さぶられる程の強風も吹き始めたため、良型を見ることなく15時過ぎに早々に納竿せざるを得なかった。

2日目、雨は朝のうちに上がって風も弱まる予報だったので再度出撃した。増水して良型の活性が上がることを期待していたが、水温が9度台と前日に比べてかなり下がっており、昨日に続きライズは全く見えない。昼頃までライズを捜して方々歩き回ったが、小型のライズを数回見ただけで、ほとんどロッドを振ることなく昼過ぎに撤収した。

ここでも1勝1敗。またも役職に変動なしであった。

下梶原川 (22_23.03.07)

2007-03-29 20:10:34 | Fishing in Japan
2年に一度の一時帰国の機会を利用して、2007年渓流シーズンは日本でのスタートとなった。行先は実家のある九州。最初の目的地は五木村の下梶原川である。

1日目、13時頃に現場に到着。区間下流にあるマダラ小屋へ行って釣券を購入後、すぐ下の流れから釣り上がることにした。今年度より投入した赤外線水温計で水温を計るとこの時点で13度を超えている。ハッチ・ライズはほとんど見られなかったが、#16のパラダンからスタートする。天気は快晴で流れも浅いため、木陰や障害物の陰を中心に狙おうと思いながら始めると、開始数等目で橋下の影になった部分でいきなりバシャッと反応があった。
が、のらず。念のためもう一度同じところを流すと再度出たが、またものらず。三度目は無かった。まずい。。。何とかまず1匹をゲットしてBoze記録更新を回避しておきたいところだったが、絶好の機会を逸した。しかし、魚は居るようだし活性はまずまずである。
釣り上がっていくと、大体のポイントからはバシャッと反応があるのだが、フッキングしない。フライには出てくるが食っていないような感じである。ドラグがかかって食い損なっていたケースが殆どだとは思うが、完璧に流していた(ように思えた)時でも直前で食わずにUターンしているようにも見え(こういうのがまた決まって良型に見え)、ストレスフルな釣りを強いられる。200m程釣りあがった橋近辺で、なんとか1匹目をキャッチ。ただ、サイズは10cm程の幼魚だったので即リリース。サイズは別にして、とにかくBozeを回避して一安心である。14時過ぎからは中型のカゲロウもぼちぼちとハッチし始めるが、依然としてハッチ・ライズは低調で単発のライズが数回あるのみで、叩き上がりの釣りで反応はあるがのらずという状態が続く。結局、キャッチできたのは、15cm24cmのみで、17時に納竿した。

2日目、ドピーカンの中、C&R区間下限の川辺川出合から釣り上がることにした。入渓点で会った監視員を昔やっていたというおじさんから「今日は天気が良過ぎてでシブイだろう」と言われたが、その通り昨日とはうって変わって好ポイントからもほどんど反応が無い。昼までやって数回のバイトがあるのみ。車で上流も見に行ったが、途中にある発電所より上は水量が少なく期待薄に見えたため、再度下流側に戻ってライズ待ちで川岸で休んでいると、突然後ろから2人のFFMに声をかけられた。どうやら、この2人が先行していたようで、この日はそれ以降もライズを見ないままBozeに終わった。

九州初釣行、1勝1敗で役職に変動は無かった。