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Krimmler Ache (14.08.08)

2008-08-19 19:07:40 | Fishing in Austria
Mittersillでの釣り2日目。

朝8時にショップに行き、水質・水量が問題ないことを確認してから、山に上る乗り合いタクシーを予約し、ピックアップ地点の駐車場まで車で30分程移動。

タクシー、といっても普通のおじさんの乗用車に、山小屋の従業員と思しき女性と一緒に乗って一路山上を目指した。

20分程で谷間に開けた牧草地に出ると、最初にある山小屋のところで下車し、ここから川沿いに釣り上がっていくことにした。
やや曇っているものの、天気は回復傾向で申し分ない状況。
氷河からの流れ出しも混じり何とも言えない不思議な色で流れる川からはブルックが飛び出してくるが、どれもサイズがいまひとつ。

大物が潜んでいそうな場所を捜しながらどんどんと釣り上がっていくと、



川がカーブするところに石積みがある有望そうなポイントに差し掛かった。石裏に反転流が出来ており、そこにフライを下流から流し込むと、底の方から黒い影がゆっくりと浮上してきたと思ったら、フライを見切ったのかスーッと底に引き返していった。

フライにはバイトしていないので、また出る可能性もあると思い、ポイントを休ませるために少し下流に戻って再度釣り上がって時間を置いてから、2度目のチャレンジ。
この日は風が強く思ったところにフライがなかなか着水できず苦労したが、何回か目に狙い通りのところから反転流の中にフライを送り込むことに成功。
で、予定通りの場所で黒い影が再度現れ、今度はがっちりとフライをテイクしていった。狙い通りの快心の1匹、サイズもまあまあで満足。



更に釣り上がると、牧草地と牧草地の間の少し高低差がある部分が山岳渓流風の流れになっており、この区間のほとんど全てのポイントから結構良いサイズのブルックの反応が途切れることなくあった。昨日に続き、まさに楽園での釣り。





迎えの車が17時だったので、少し余裕を見て15時で遡行を終了し、ハイキングルートを辿りながらスタート地点の山小屋へゆっくりと戻っていった。
抜群の環境の中で釣りとトレッキングを同時に楽しめ、最高の夏休みを満喫できた。




Hintersee & Amerbach (13.08.08)

2008-08-18 21:19:13 | Fishing in Austria
先週はお盆休み週間。

北イタリアのドロミーティ方面に家族旅行に行き、ついでにその周辺での新規河川開拓を目論んでいたが、増水とライセンス取得の壁に阻まれ竿を結局出せなかった。当初計画では週後半はベネチィアへ抜ける計画だったが、天気予報が芳しくなかったため、急遽予定を変更することになった。

地図を見ながらあれこれ検討した結果、向かった先はドロミーティから山一つ超えた真北に位置するMittersill。飛び込みでBraeurupに宿を取り、続く2日間に家族が楽しめそうなアトラクション情報を収集した上で、2日分のライセンスを発行して貰った。

で、Mittersillでの釣り1日目。
前夜半に吹き荒れていた強風は収まっていたが、雨こそ降ってはいないものの、山は分厚い雲に覆われていた。
朝食後にホテルのフライショップに行くと、今日は天気が悪いので宿の近辺の川で釣って、明日Krimmler Acheに行くことを薦められた。ライセンスがカバーする区間が非常に広いのでどこに行くか迷ったが、朝一番は山上湖Hinterseeに行くことにした。

車で10分ほど走って湖の駐車場に到着し準備を始めると、直ぐにもう一人のFFMがやって来た。準備しながら話をすると、水がクリアーで魚は非常にセレクティブなのでティペットは出来るだけ細く、#22前後の黒系CDCがお薦めとのことだった。(ちなみに以前ここで日本人に会ったとこと。)

湖岸に立って暫く観察していると、左側の木が覆いかぶさったポイントで1回ライズを見たので、右回りで湖岸を1周しながら釣ることにした。
静寂の中、水面を荒さないように静かにロールキャストで始めると数等目でパシャッと反応あり。

意外と簡単に1匹目が釣れたがサイズがいまひとつ。
続けて同じようなサイズをキャッチしたところで、朝一でライズを見た辺りに差し掛かった。慎重にキャストして暫し待つと、それまでとは異質のザパッという音とともにラインが引き出され湖底に突き刺さったまま動きが止まった。
石か沈木かに絡んだかとも思ったが、それらしき構造物は底に見えない。
ロッドで少しプレッシャーをかけると、じわじわと動きだしたが、なかなか浮いてはこない。漸く浮いてきたところで、慎重を期してネットを使ってランディング。結構良い型に満足。

以降も、無風状態の静寂の中でポツポツとライズする魚を狙い打ちして楽しめた。

止水の釣りを満喫したところで、次は川へ。
まず、Elisabethseeに繋がる河川部分の上下を攻めるが反応は今ひとつ。

良型を1匹白泡の下から引き出すことに成功したが、痛恨のあわせミスを犯した。

次にトンネル出口近くの車でいける最上流部まで移動したが、ここの反応は今ひとつ。そこから徒歩で2時間半かかる最上流の山上湖まで釣り区間は続いているが、流石にそこまでは簡単には行けない。


少し下流に下ってAmerbachの中ほどに移動。木が両岸を覆っている場所が多かったが、釣り易い場所を発見して始めると、ここに魚が溜まっていたようで、短い区間だけでブルックが途切れることなく次々と釣れた。

サイズは小型ながら、そこそこの型も時たま混じり楽しいことこの上無し。魚のカウントも途中であほらしくなって止めた。


こんな釣りがあっていいのかと思いながら、十分に満足したので18時には家族との食事のために納竿した。

Ebensee Traun (30.09.2006)

2006-10-02 03:44:07 | Fishing in Austria
先週末、再度オーストアのトラウン川に挑んできた。今回のターゲットはGmundnerではなく、トラウン湖を挟んで反対側の流入側に位置するEbensee Traunである。

区間は国道が川を渡る近辺で二分されて上下に別けられており、まず上流側区間に入る。入渓点の橋の直ぐ上に落ち込みがあり絶好のポイントを形成している。(ちなみにこの橋の下流の様子はこんな感じ。)#18位の小型の虫がハッチしているがライズは無し。10時過ぎに開始した一投目、まず端っこの緩流帯にEHCを投じるといきなりのヒット。25㎝のチビ虹鱒だった。以降、昼迄の2時間程の間にこのポイントの前後で10匹強をゲットするも、サイズは全て同じ25㎝前後と期待ハズレ。魚は擦れているのか、フライを見つけて底から浮上・反転し、流れるフライを追い越してから再度反転して1~2秒程フライと一緒に流れながらじっくり観察して食う奴がかなりいた。これはこれで面白いが、このサイズと遊ぶためにわざわざトラウンまで来ている訳ではない。

一級ポイントからもチビが出てくるので、最初のポイントには大物は居ないと判断し大物を求めて更に上流側へ移動することにした。川沿いの道を歩いてポイントを捜しながら更に上流側へ移動するも、フラットで直線的な流れが続くばかりでポイントを絞り難く、流れもかなり速いためドライではちと厳しく反応を得られず。この区間はウェットか何かを流しながらステップダウンすれば面白いかもしれない。
上流側区間を早々に見切って、国道を挟んだ下流区間に移動。川が大きく蛇行している外側に石積みの水制が連続して組まれていてポイントを形成しているが、ここでも反応無し。予報では小雨のはずが、真夏を思わせる晴天になったこともあり川に魚の気配が感じられない。5時を過ぎてもハッチは低調で状況が変わらなかったため、翌日釣る予定にしていたGmundnetr Traunの状況を確認しに移動することにしてEbenseeを後にした。

Gmunderに着いて、入渓点で川を見て唖然。水位が120㎝と前回訪れた時より更に落ちていることは事前に分かっていたが、想像以上の低水位状態であった。いつもは水が勢いよく流れ落ちている堰堤も、白糸の滝状態になっており、堰堤下の魚が溜まるポイントも消失し底石が露出していた。その他のポイントも見て回るがライズ・魚の気配は無く、前回来た時は7~8人は居た地元FFMも1人しか見当たらない。ここまで減水してしまうと厳しいということかもしれない。

個人的な思い入れだが、自分がトラウン川での釣りに魅力を感じるのは、幽玄な雰囲気の中を静かにしかし圧倒的な力で流れる豊富な美しい水の中で大型の鱒が釣れるという点であり、そうした視点からは、今日見た川は瀕死の病人を見ているようで釣り意欲が急激に減退してしまった。加えて、予約無しで泊まれるだろうと思っていた宿がなんと満室という事情も重なり、翌日の釣行予定は切り上げ、数時間の仮眠の後に帰路に着いた。

とうとうオーストリア日帰り釣行をやってしまった。本当にアホだと自分でも思う。でも、きっとまた行くだろう。

Gmundner Traun (09_10.09.06) Day2

2006-09-11 21:02:21 | Fishing in Austria
2日目、朝食をとった後に川を見に行くと、昨日よりも更に水位が下がっていた。(写真の堰堤から流れ落ちる水の量の変化がお分かり頂けるだろうか。)ドライフライ最適圏とされている130㎝に近づいているに違いない。

早速支度をして、ライズ探しの旅に出る。上流側の区間に移動しようかとも思ったが、昨日との違いを確かめるためにも、今日も同じ区間を釣ることにする。大きな期待を持って川沿いを歩いて行くが、ライズの状況は昨日よりも更に悪くほぼ皆無。水位低下・ドピーカンという状況で魚は深場へ潜ってしまったようでプールでは魚影すら確認出来ない。

昼前まで区間をうろちょろするが、ライズ無し・釣果無しの状態が続く。堰堤下に戻ってくると、ローカル2人が釣りを始めていた。暫く観察していると、ドライを流芯を跨いでキャストし、扇形に流しきった後で、ロッドを立てて変化を付けながらリトリーブという釣り方であった。水位が下がったとは言え流芯はかなり強い流れで「あそこから出るのか?」と半信半疑で見ていたら、立て続けに2匹吊り上げた。減水・ドピーカンという状況では狙いは瀬だなと改めて思い、プールでのライズ狙いの作戦を変更し、流芯狙いの方法をパクって釣り開始。で、数投目で今日の1匹目をゲット。成魚放流ものと思うが、素晴らしいコンディション・ファイトのレインボーだった。

流芯近くに立ちこんでよく見ると、瀬脇でライズも始まっており、以降、夕方まで断続的にドライで40㎝前後が釣れ続けてくれた。数は数えてないが20匹は軽く超えた。トラウンで数釣りが出来るとは全く期待していなかったので、この時点で既に心は十分に満たされていた。が、釣れてくるのは全て同じサイズ40㎝前後のいわば若魚である。いずれも素晴らしいファイトで楽しませてくれたのだが、贅沢なもので、数が釣れると、次はサイズということで、どこかで50㎝オーバーが出ることも期待していた。

そして、イブニングの時間帯。20時と決めていた納竿時間の10分前、その時は来た。もうフライは見えない中、一直線に伸びたラインの先のフライが落ちたあたりでザバッと今までとは明らかに異なる大きな水しぶきが上がった。瞬間あわせを入れると直後に大きな影がジャンプ。でかい。とリールの恐ろしい逆転音とともに一気にラインがバッキングまで引き出された。川でバッキングまで出されたのは初めてで正直ランディングできるかどうか心配になったが、これ以上ラインを出されないように下流方向に魚とともに数メートル走ったところでようやくファーストランが止まり、リールファイトに持ち込めた。以後、寄せては走られを数回繰り返しながら、ようやくランディング。今回のトラウン釣行の最後を飾るに相応しい素晴らしい魚体・ファイトの1匹であった。

今回、プールでの釣りは出来ず、グレイリングはゼロに終わったが、改めてレインボーのファイトの素晴らしさ・面白さを認識できた。是非また再訪したい。
なお、釣りを終えて家に辿りついたのは日曜の深夜3時だった。さすがに疲れたが、実に充実した週末48時間であった。

Gmundner Traun (09_10.09.06) Day1

2006-09-11 21:00:48 | Fishing in Austria
先週末、予定通りトラウン川釣行に出かけた。金曜日深夜3時に出発。今回は釣りに集中すべく単独行である。雲ひとつ無い空にきれいな満月が見える。道中、車の温度計は場所によって3.5度から7度の間を指していた。

8時半にトラウン川に到着した時の気温は6.5度。雲ひとつ無い晴天。HP表示の通り川の水位はかなり低下しており、フラットなところでは50m以上ある川幅の中ほどまで立ち込めるレベル迄落ちている。川の状態は申し分無い。
今回は14kmある区間の下流に位置する、Steyermuehl橋下流堰堤下堰堤上Kohlwehrまでの2㎞強の区間を川沿いに歩きながらライズ狙いの釣りをする作戦である。

まず、橋の上から様子を伺う。40㎝オーバーがうじゃうじゃ泳いでいるのが見えるのだが、ライズは皆無。下りて水温を計ると13度。決して低くは無いのだが、虫がまだ出ておらずフラットな水面は沈黙したままである。

今回のテーマは、ずばり「フラットな水面に深く立ちこんでのライズ狙いの釣り」に置いている。何はともあれライズを見つけなければ話にならないので、ポイントを何往復もしながらライズを探すが、気温が上がってきても虫のハッチがいまひとつで、単発のライズを数回見た程度。これではどうしようも無いので、堰堤下の瀬脇の緩流帯でポイントを拾い釣りしていると、瀬脇から本日の1匹目をゲット。Boze回避で一安心し、ライズ待ちの時間が増える。
しかし、結局夕方になるまで、何回かまとまったハッチがあったにも関わらず捕食スイッチは入らず仕舞い。1日中歩き回って見たライズは10回に満たないという状態であった。ロッドを振っている時間1に対し、ライズ探しの歩き&観察(+昼寝)の時間5という感じで夕方になってしまった。

イブニングライズ待ちをしていた堰堤上プールでも、虫はかなり出ているのだが結局何事も起こらず。7時になり場所を堰堤下のポイントに移動し、ここで暗くなるまでの30分程の間に40㎝前後のサイズを4匹ゲット。バラシも数匹。30分程イブニングらしい釣りを楽しめた。

ホテルに帰ってご主人に釣果を聞かれ、「5匹だ」と答えると、「ちょっと少なかったな」と言われてしまった。がくっ。ライズがほぼ皆無の中、明日もこのスタイルで釣りを続けるべきか、悩みながら1日目が終わった。

Gmundner Traun (予定)

2006-09-06 22:38:47 | Fishing in Austria
まず、上記グラフをご覧頂きたい。トラウン川の水位グラフである。

トラウン川の釣り区間を管理するFreunde der Gmundner TraunのHPによれば水位110~170cmがドライでの釣りには最適とあり、先週釣行されたF師の現地情報でも130cm以下がベストとのことである。

今シーズンに入ってからほぼ毎週末チェックしていたが、昨日までの傾向では今週末の土日に重なって絶好のチャンスが訪れそうな気配であった。ところが、今日になって急に反転し増水傾向となっている。F師からの情報によるとオーストリアは雨が降っているとのこと。金曜昼の時点で水位は175cm前後。行くべきか判断に迷うビミョーな水位である。

既に水曜の時点でトラウンの釣り区間下流の川沿いにあるホテルWaldesruhに予約を入れてあることだし、今週末はとりあえずトラウン攻めに行ってきます。どうなることやら。

Nederbach in Oetztal (13_14.08.06)

2006-08-21 18:42:50 | Fishing in Austria
8/12~20にかけて待望の夏休みの家族旅行に絡めてオーストリア・スイスへ釣行した。

直前まで天気予報を睨みながら悩んだ末、最初の釣行地は、出発前日にオーストリアの西チロルOeztalに決めた。滞在先はPosthotel Kasslで、ここはOetz谷本流のOetztaler Acheと支流Nederbachの釣り区間を持っており、Nederbachの方はフライ専用区になっている。釣券は1日15ユーロ。宿のHPによるとOetztaler Acheは夏は氷河からの流れ込みで濁りが入るとのことで、この時期の本命は山岳渓流のNederbachの方のようである。山岳渓流ならば、これまで続いていた雨の影響もさほど受けていないはずである。

初日、Oetztaler Acheも偵察したが、HP記載の通り青白く濁った水が恐ろしい程の勢いで流れていた。宿の主人からは気温・水位が下がってきていてチャンスだから是非トライしてみろと言われ、一応、ストリーマーを流してはみたが、とてもウェーディングできる状況ではないし、護岸の石組みからの上では釣れる区間も限られ危険も伴うため、早々に撤収して、Nederbachの方へ移動した。

Nederbachの方は、谷底から山へ一気に登った台地の上の森の中を流れる山岳渓流で、まさに絵に描いたような美しい渓相が展開していた。川そのものは日本の岩魚釣りをやる川のような雰囲気であるが、道沿いの斜面が牛の放牧地になっており、川岸でこのような光景に出くわすことになるのどかな川である。場所によってはかなりの落差があって川通しの遡行は厳しいが、川に沿って道が走っていて、安全・快適にポイントを釣り上がって行くことができた。

釣れてくるのはブラウンのみで、サイズは25cm前後がメイン。底石の色を反映してやや白っぽい体色のブラウンたちが次々にフライにアタックしてきた。放流のみでなく再生産もしているようで、ひれのきれいな幼魚もたまに釣れてきた。数は多くないが尺上サイズもきちんと棲息していて、今回の最大サイズは大きな落ち込みの白泡の下から引き出した37cm。この規模の渓流でこういうサイズが釣れると本当に楽しい。

ポイントらしいポイントには、ほぼ間違いなく魚が入っている感じで次から次に釣れ続け、久しぶりに数釣りを満喫できた。

Ybbs

2006-05-29 16:38:47 | Fishing in Austria
飛び石で連休となった先週末、ドナウ川の支流、オーストリアのYbbsに行った。

数週間前にFRA支部のF氏が良い釣りをしたという情報に飛びつき、金曜の夜にハンガリーから入るF氏と現地で合流して土日を釣る計画であった。

金曜の夕方、川沿いの道を走りながら川の状況をチェック。
Ybbsは、開けた谷を適度な川幅で流れるフライフィッシングには絶好の渓相である。水もきれいに澄んでいる。
ところどころでフライフィッシャーマンの姿を見かけるが、1日75ユーロという釣券の高さと入漁者数制限により数は多くは無い。

無事F氏とも合流でき、氏がハンガリーから持参してきて下さった赤ワインを堪能させて貰った後、大きな期待を胸にベッドに入った。

ところが、夜中に台風のような風雨に見舞われ、一夜にして川の様相は一転、翌朝には濁流となっていた。
翌朝の川の状況が上の写真である。

これではとても釣りにはならない。
宿の主人がいくつか逃げ込めそうな支流をあたってくれたが、今回はドライをロングキャストしての釣りを期待していたので、今ひとつ気がのらず、止む無く竿を継ぐことなく帰ることに決定した。

金曜の朝に宿の主人から「天気が崩れ、川も増水しそうだから来週に延期したら?」との電話を受けていたのだが、「小雨」との天気予報を信じて予定通り決行したのが裏目にでた。親切な人からのアドバイスはきちんと聞いておくべきであった。
宿に泊まっていたフランス人は金曜にたくさん釣ったと言っていた。1日の違いで天地ほどの開きである。

今回は、Fさんと久しぶりにお会いして情報交換を出来たことが収穫といえば収穫であったと納得するしかない。

天気には勝てない。

PS
Fさん、ありがとうございました。日曜日はどうでしたか?