先週末は、コムさんの来欧にあわせ、オランダ)悪巧み王さん・DUS)O嶋さんとともにOVに釣行した。
2009年初釣行でライセンスを購入する必要があったので、いつもよりも遅く朝5時に出発して、10時前にはOVの街に到着。
西風が強かったので西DPに入り11時前に釣り開始。解禁後最初の週末とあって、大勢のローカルが既に竿を出しているが、ほとんどは浜側の浅瀬にウェーディグして引っ張りの釣りをやっていて、右側の消波堤には誰もいなかったのでそこで釣ることに。
かけ上がり沿いに叩いていくが反応は皆無。回遊している魚の鰭やもじりも全くなし。
ここはあせってもしょうがないので、回遊狙いで強い西風でできた湖流沿いにフライを漂わせながら、待つ作戦に。
しかし、釣れない。
周りのローカルの竿もほとんど曲がっていない。
解禁直後でこの渋さはまずいのではないかなどと思いながら、時間だけが過ぎていった。
18時過ぎ。この時点で内心ほぼBozeを覚悟しつつ、消波堤で横になってボーッと水面を見ていると、ほぼ真横、数メートルの距離で、モワッと水面にもじりが起きた。
慌てて、そこめがけてキャストしようとラインの回収を始めると、何やらラインが重い。
「ん? 放ったらかしていた間に、フライが沈んで根がかったか?」
と思い、後ずさりしながら更にラインをリトリーブすると、
ザッパーン
と左後方で魚が派手にジャンプ。
「ん? なに??」
と一瞬状況が把握できなかったが、程なく今起きていることが把握できた。
湖流に沿って漂わせていたフライを食った魚が、反転せずにそのまま15m近く直進してきて、ラインがV字になっていた。
幸い、手入れが悪いフローティングラインは沈み気味で、フロロリーダーとの組み合わせだったこともあって実質インタミ状態となり、水の抵抗でラインが辛うじてテンションを保っていてくれた。
落ち着いてV字になったラインを回収し、リールファイト。

若魚ながらコンディション抜群の引きを堪能させてくれた。
「釣った」というよりは、「釣れちゃった」感はあったものの、0と1の差は大きい。夜の宴会も心に余裕を持って遅くまで楽しめた。
2日目。
目覚ましを5時にセットしていたら、自然と10分程前に目が覚めてしまった。ちょっと早いかなあと思ったが、そのまま5時過ぎに出発することにした。
「こりゃ、1番乗りだろうなあ。」
と思っていたら、ホテルのフロントでコムさんとばったり遭遇。やはり早起きだったコムさんと、風向きを確認し、ともに西DPへ向かった。
コムさんが左、自分は昨日と同じ右の消波堤で釣ることに。
昨日よりは風も弱まり、良い感じの湖流が消波堤沿いに出来ている。かけあがり沿いを丁寧に叩きながら、寄ってきている魚を探す。
30分程で中間地点まできたが、反応無し。もじり等の生命反応も全く無し。
消波堤が曲がり、ちょっとしたワンドで風裏になった部分。いかにもあやしいポイント。
慎重に、遠くから静かにキャストすると、着水してから数秒で、ググーッとラインを引き込む当たり。昨日とほぼ同じサイズの若魚。

更に消波堤沿いを叩きながら少しづつ前進するも、反応が無いまま突端部分に至った。
突端の消波堤の切れた際、ここもいかにもあやしいポイント。
近づき過ぎないように遠くからキャストすると、今度は着水直後、水面が三角形のシルエットに盛り上がった直後、強烈なラインの引き込みがあった。
明らかにさっきのとは手応えが違う重たい引き。何度もリールを逆回転させられ、なかなか寄ってこない。岸際まで寄せても、ヘッドシェイクにローリングとなかなか抵抗を止めようとしなかった1匹。

マルチ達成。
十分満足したので、8時過ぎには納竿。マリオンで朝食を取りながら10時半近くまで楽しい話で盛り上がった後、帰途についた。
コムさん、O嶋さん、悪巧み王さん、どうもありがとうございました。
(次回は、10月最終週に出撃予定です。)
2009年初釣行でライセンスを購入する必要があったので、いつもよりも遅く朝5時に出発して、10時前にはOVの街に到着。
西風が強かったので西DPに入り11時前に釣り開始。解禁後最初の週末とあって、大勢のローカルが既に竿を出しているが、ほとんどは浜側の浅瀬にウェーディグして引っ張りの釣りをやっていて、右側の消波堤には誰もいなかったのでそこで釣ることに。
かけ上がり沿いに叩いていくが反応は皆無。回遊している魚の鰭やもじりも全くなし。
ここはあせってもしょうがないので、回遊狙いで強い西風でできた湖流沿いにフライを漂わせながら、待つ作戦に。
しかし、釣れない。
周りのローカルの竿もほとんど曲がっていない。
解禁直後でこの渋さはまずいのではないかなどと思いながら、時間だけが過ぎていった。
18時過ぎ。この時点で内心ほぼBozeを覚悟しつつ、消波堤で横になってボーッと水面を見ていると、ほぼ真横、数メートルの距離で、モワッと水面にもじりが起きた。
慌てて、そこめがけてキャストしようとラインの回収を始めると、何やらラインが重い。
「ん? 放ったらかしていた間に、フライが沈んで根がかったか?」
と思い、後ずさりしながら更にラインをリトリーブすると、
ザッパーン
と左後方で魚が派手にジャンプ。
「ん? なに??」
と一瞬状況が把握できなかったが、程なく今起きていることが把握できた。
湖流に沿って漂わせていたフライを食った魚が、反転せずにそのまま15m近く直進してきて、ラインがV字になっていた。
幸い、手入れが悪いフローティングラインは沈み気味で、フロロリーダーとの組み合わせだったこともあって実質インタミ状態となり、水の抵抗でラインが辛うじてテンションを保っていてくれた。
落ち着いてV字になったラインを回収し、リールファイト。

若魚ながらコンディション抜群の引きを堪能させてくれた。
「釣った」というよりは、「釣れちゃった」感はあったものの、0と1の差は大きい。夜の宴会も心に余裕を持って遅くまで楽しめた。
2日目。
目覚ましを5時にセットしていたら、自然と10分程前に目が覚めてしまった。ちょっと早いかなあと思ったが、そのまま5時過ぎに出発することにした。
「こりゃ、1番乗りだろうなあ。」
と思っていたら、ホテルのフロントでコムさんとばったり遭遇。やはり早起きだったコムさんと、風向きを確認し、ともに西DPへ向かった。
コムさんが左、自分は昨日と同じ右の消波堤で釣ることに。
昨日よりは風も弱まり、良い感じの湖流が消波堤沿いに出来ている。かけあがり沿いを丁寧に叩きながら、寄ってきている魚を探す。
30分程で中間地点まできたが、反応無し。もじり等の生命反応も全く無し。
消波堤が曲がり、ちょっとしたワンドで風裏になった部分。いかにもあやしいポイント。
慎重に、遠くから静かにキャストすると、着水してから数秒で、ググーッとラインを引き込む当たり。昨日とほぼ同じサイズの若魚。

更に消波堤沿いを叩きながら少しづつ前進するも、反応が無いまま突端部分に至った。
突端の消波堤の切れた際、ここもいかにもあやしいポイント。
近づき過ぎないように遠くからキャストすると、今度は着水直後、水面が三角形のシルエットに盛り上がった直後、強烈なラインの引き込みがあった。
明らかにさっきのとは手応えが違う重たい引き。何度もリールを逆回転させられ、なかなか寄ってこない。岸際まで寄せても、ヘッドシェイクにローリングとなかなか抵抗を止めようとしなかった1匹。

マルチ達成。
十分満足したので、8時過ぎには納竿。マリオンで朝食を取りながら10時半近くまで楽しい話で盛り上がった後、帰途についた。
コムさん、O嶋さん、悪巧み王さん、どうもありがとうございました。
(次回は、10月最終週に出撃予定です。)