2006年シーズンの締め括りとして、先週末から月・火2日間の休暇をつなげてデンマークのLangelandに行ってきた。狙いは、これまで全く未経験の海岸からのシートラ釣りである。
で、先に結果を申し上げておくと、まあ、予想通りというべきか、見事に1度の当たりすら感じることなくBozemannであった。以下、参考記録として。
1日目、8時にBillund空港に到着後レンタカーを借り、まずFyn島Odenseの街中にある釣具屋に直行。大変立派な品揃えの良い感じのお店で当地お薦めフライ(Magnus,Fyggi等)を購入し、一路目的地のLangelandへ向かった。昼前には宿に到着し、昼食を手早く済ませ、ガイドもやっている宿の主人と一緒に、数日前良い釣果があったという西岸のポイントへ向け出発した。持参した1Xリーダーに2Xティペットの組み合わせで準備をしていたら、風が強く使うフライも大きいので変えたほうが良いとのことで、てきぱきと-1Xリーダーに0Xフロロティペットを取り出し全長9ftに再セットし自作フライまで結んでくれた。ガイドを頼んだのは初めてであったが、ガイドフィッシングというものの贅沢さを実感した瞬間であった。
駐車場前の砂浜ポイントは打ち上げられた海草で一面が覆われていた。この時点では潮位が高く沖合いへのウェーデングが難しいので、最初は1キロ程歩いて岬の先の岩場ポイントからスタートすることになった。
気温は9度あり、水温はさほど冷たい感じではない。狙いは海草が茂って水面が黒く帯状に見えているところで、そこ目がけてキャスト&リトリーブを繰り返しながら風下側へステップダウンしていくよう指示を受ける。この時期はとにかく魚を探して広い範囲をカバーすることが釣果につながるとのこと。1時間半かけて岩場ポイントを1km程を探るが反応無し。潮位が下がり始めたタイミングで砂浜ポイントへ移動。ここでは沖合に50m近くウェーデングして腰までつかりながらキャスト&リトリーブ&ステップダウンをひたすら繰り返す。うねりでバランスを崩さないように注意しながらのキャストは心身ともにかなり疲れるものであった。で、かなり一生懸命やったにも関わらず2人とも何事も起こらず1日目終了。南北に伸びる島に対して、風が南方向から吹いていて状況としては良くないらしい。
2日目、ガイドが秘密のポイントに案内してくれるというので9時過ぎに出発。車で30分程南に走った島の西側のワンドで、牧草地・畑の中を横切っていくため地元の人でないと知らない好ポイントらしい。が、2人ともここでも反応無し。午後からは一人になり、北端ポイント・北西端ポイントを見に行くが、強くなってきた風で砂が巻き上げられて強い濁りが入っており釣りは少しやって断念。結局、釣りになりそうなのは西岸側に限られることになり、初日のポイントに戻って再トライした。半径数キロに渡って人気は無いので、万が一こけて流されでもしたら間違いなく死ぬなあと思いつつ慎重にウェーディングしキャストを繰り返すも、魚の気配すら無し。Bozeの気配を感じ始める。
最終日の3日目、早起きし、まだ薄暗い時間から初日に探った岩場ポイントへ行き釣り始める。岩場・砂浜を順次カバーしていくも時間のみが虚しく過ぎていった。昼からは天候が悪化し雨・風が強くなってきた。昼の時点でBozeをほぼ確信しつつもキャストを繰り返すが結果は出ず、暗くなってきた5時前に納竿した。
時期なのか、狙う場所・タナなのか、使うライン・フライなのか、状況を変えるための判断材料がつかめないままにシートラ初挑戦が終わった。宿の主人からは3月末から4月中旬がベストだから是非また来いと言われた。大きくうねる海の中に立ちこんで#8ロッドを目一杯キャストする釣りは、渓流釣りとは全く違った趣があり、釣れないながらも大変楽しかった。うねりに負けないように足腰を鍛えた上で来春3月末にリベンジに行かねばなるまい。
で、先に結果を申し上げておくと、まあ、予想通りというべきか、見事に1度の当たりすら感じることなくBozemannであった。以下、参考記録として。
1日目、8時にBillund空港に到着後レンタカーを借り、まずFyn島Odenseの街中にある釣具屋に直行。大変立派な品揃えの良い感じのお店で当地お薦めフライ(Magnus,Fyggi等)を購入し、一路目的地のLangelandへ向かった。昼前には宿に到着し、昼食を手早く済ませ、ガイドもやっている宿の主人と一緒に、数日前良い釣果があったという西岸のポイントへ向け出発した。持参した1Xリーダーに2Xティペットの組み合わせで準備をしていたら、風が強く使うフライも大きいので変えたほうが良いとのことで、てきぱきと-1Xリーダーに0Xフロロティペットを取り出し全長9ftに再セットし自作フライまで結んでくれた。ガイドを頼んだのは初めてであったが、ガイドフィッシングというものの贅沢さを実感した瞬間であった。
駐車場前の砂浜ポイントは打ち上げられた海草で一面が覆われていた。この時点では潮位が高く沖合いへのウェーデングが難しいので、最初は1キロ程歩いて岬の先の岩場ポイントからスタートすることになった。
気温は9度あり、水温はさほど冷たい感じではない。狙いは海草が茂って水面が黒く帯状に見えているところで、そこ目がけてキャスト&リトリーブを繰り返しながら風下側へステップダウンしていくよう指示を受ける。この時期はとにかく魚を探して広い範囲をカバーすることが釣果につながるとのこと。1時間半かけて岩場ポイントを1km程を探るが反応無し。潮位が下がり始めたタイミングで砂浜ポイントへ移動。ここでは沖合に50m近くウェーデングして腰までつかりながらキャスト&リトリーブ&ステップダウンをひたすら繰り返す。うねりでバランスを崩さないように注意しながらのキャストは心身ともにかなり疲れるものであった。で、かなり一生懸命やったにも関わらず2人とも何事も起こらず1日目終了。南北に伸びる島に対して、風が南方向から吹いていて状況としては良くないらしい。
2日目、ガイドが秘密のポイントに案内してくれるというので9時過ぎに出発。車で30分程南に走った島の西側のワンドで、牧草地・畑の中を横切っていくため地元の人でないと知らない好ポイントらしい。が、2人ともここでも反応無し。午後からは一人になり、北端ポイント・北西端ポイントを見に行くが、強くなってきた風で砂が巻き上げられて強い濁りが入っており釣りは少しやって断念。結局、釣りになりそうなのは西岸側に限られることになり、初日のポイントに戻って再トライした。半径数キロに渡って人気は無いので、万が一こけて流されでもしたら間違いなく死ぬなあと思いつつ慎重にウェーディングしキャストを繰り返すも、魚の気配すら無し。Bozeの気配を感じ始める。
最終日の3日目、早起きし、まだ薄暗い時間から初日に探った岩場ポイントへ行き釣り始める。岩場・砂浜を順次カバーしていくも時間のみが虚しく過ぎていった。昼からは天候が悪化し雨・風が強くなってきた。昼の時点でBozeをほぼ確信しつつもキャストを繰り返すが結果は出ず、暗くなってきた5時前に納竿した。
時期なのか、狙う場所・タナなのか、使うライン・フライなのか、状況を変えるための判断材料がつかめないままにシートラ初挑戦が終わった。宿の主人からは3月末から4月中旬がベストだから是非また来いと言われた。大きくうねる海の中に立ちこんで#8ロッドを目一杯キャストする釣りは、渓流釣りとは全く違った趣があり、釣れないながらも大変楽しかった。うねりに負けないように足腰を鍛えた上で来春3月末にリベンジに行かねばなるまい。