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Coln (24.05.2009)

2009-05-25 18:36:36 | Fishing in UK
飛び石連休だった先週末、1日休暇を取り4連休にしてUKに行った。
ちなみに今回の主目的は釣りではなく、嫁さんの希望に基づきコッツウォルズ地方周遊ドライブ。だだし、そうは言っても、訪問先近辺で2ヶ所ほど釣りができそうなポイントの情報を忍ばせてUKに向かった。

1箇所の釣り候補地は、初日の宿泊地Biburyの宿Swan Hotel。非常に短い区間ながらも目の前を流れるColn川の釣場をホテルが管理している。
川辺の風景は大変きれいなのだが、すぐ上流に養鱒場があることもあって、川の中を泳いでいるのはほとんどが虹鱒。しかも結構傷ついた魚も目立ったので竿を継ぐかどうかの判断は翌朝まで保留した。
翌朝、川岸を家族で散歩していると、パンの配達屋さんが白鳥と鱒にパンの切れ端を撒いているところに遭遇した。大変親切な人で娘に食パンを分けて貰ったので、娘は夢中になって白鳥や鴨にパンをちぎって与えていた。
試しに娘からパンを貰って鱒の近くに投げてみると、先を争うように激しくアタックしてきた。
釣れば多分入れ食いになるであろうことは想像できたが、流石に、これはパス。

で、もう一つの候補地、The Bull Hotelへ向かった。ホテル受付で聞くと金・土は既に予約で一杯とのことで、日曜日に1つ空きがあるとのことだったので、予約を確保した上で観光地巡りへ出発した。

コッツウォルズの村々はどこもこじんまりとして昔の建物が良く保存してあり、村をふらふら歩きつつ、小物雑貨を買物したりして家族は大喜びしていた。
カッスルクームという村の橋の上では、かなりの数のメイフライのハッチと鱒のライズに遭遇したりしながら、無事2日間の観光日程をこなし、最終日の日曜に。
ホテルで釣券を購入し10時過ぎに釣り開始。





まさに絵に描いたようなチョークストリームで、大きなメイフライもちらほらとハッチしていた。ただ、ライズを誘発するまでのハッチ量には至っていない模様でライズはほとんど見られなかった。
川岸には散歩道が整備されていてアプローチも大変楽。水の中にサイズは小ぶりながら魚影も数多く確認できた。
活発に捕食している様子は無かったが、ぽつぽつと飽きない程度には反応があった。



途中、ロンドンから来ているという日本人フライフィッシャー2人に遭遇。前日はエイボン川で良いメイフライのハッチに遭遇して入れ食いだったとのこと。決してメジャーとは思えない定員5人の釣場で、日本人が3人という状況に思わず笑ってしまった。

雲ひとつないドピーカンで午後には反応が更に低調となり、予定の15時に納竿した。夕方まで粘ればかなり楽しめたような気がするが、まあ、余裕を持ってゆったりと釣るのがUKチョークストリームの釣りというものだろう。