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備忘録

横山ゆかりちゃん誘拐事件  群馬県警の証拠隠ぺいの疑惑  証拠イカサマした警察○ね

2016-04-14 15:48:55 | 雑記録
ゆかりちゃん きょう不明15年 娘の行方「徹底捜査を」=群馬
2011.07.07 東京朝刊         



 ◆両親「同一犯」説、県警と相違
 1996年に太田市内で行方不明となった横山ゆかりちゃん(当時4歳)略取誘拐事件は、7日で発生から15年を迎える。父、保雄さん(44)は、79年から90年にかけて群馬・栃木県境で4件発生した幼女殺害事件の家族とともに「足利・太田連続未解決事件家族会」を結成し、同一犯としての徹底捜査を訴える。一方で、捜査当局は「同一犯説」には慎重な姿勢を崩しておらず、解決の糸口はいまだ見えない。
 ゆかりちゃんは今月11日、20回目の誕生日を迎え、成人となる。両親が思い描く姿は「細くて背が高く、流行のファッションが似合う女の子」。5日に大泉町の自宅で読売新聞の取材に応じた母、光子さん(45)は「悪い結末も覚悟している。でも、見つかっていない以上は生きていると信じたい」と複雑な胸中を明かした。
 行方不明になったのは7月7日。事件後、七夕には毎年、家族全員でゆかりちゃんの帰りを願う。前日までには必ず、県警の捜査員が家を訪ねてくるが、吉報は15年間、届かなかった。
 だが、今年は「家族以外に協力してくれる人がいる」と気持ちに変化があった。支えになるのは、6月29日に結成し、保雄さんが会長をつとめる家族会だ。
 五つの事件は、〈1〉半径10キロ圏内で発生〈2〉5人のうち3人はパチンコ店で行方不明に〈3〉5件のうち4件が土日、祝日に発生--などの共通点から、同一犯だと推定。家族同士で連絡を密に取り始めた。保雄さんは「つらいのは自分の家族だけじゃないと分かった」と力を込める。
 今後は、家族会で、警察に捜査強化の働きかけや、独自調査も行うという。保雄さんは「五つの事件を一つとして捜査してほしい。次の事件が発生する前に、犯人を捕まえてもらいたい」と訴える。
 一方で、県警は、栃木県警と捜査協力を実施し、「同一犯の可能性をゼロではない」(県警幹部)としながらも、懐疑的な見方が大勢を占める。
 事件当時から捜査に携わる県警幹部は、遺体発見現場の状況などから、「(五つの事件全てが)同一犯ということは考えづらい」と打ち明ける。菅家利和さん(64)がDNAの再鑑定で2010年に再審無罪となった後、捜査当局は、足利事件の被害者の松田真実ちゃん(当時4歳)のシャツに残った犯人の遺留物と、ゆかりちゃん事件の重要参考人の男のものとみられる遺留物を鑑定したが、DNAは一致しなかった。
 それでも、3月8日の参院予算委員会で、中野国家公安委員長は五つの事件について、「いずれも同一犯の可能性は否定できない」と答弁。大学教授、政治家など支援者の輪も広がりつつある。
 光子さんは「何もわからないという今の状態が一番つらい。なぜうちの子だったのか、犯人の口から聞きたい」と決意を新たにした。
 ■事件の経緯
 1996年7月7日午後、太田市内のパチンコ店で行方不明になった。同年8月、県警は、店内の防犯カメラの映像を公開。ゆかりちゃんと接触する姿が映っていた「ニッカボッカの男」を重要参考人として、ポスターなどで情報提供を呼びかけている。これまでに約3000件の情報が寄せられたが、決定的な手がかりはつかめていない。
 写真=ゆかりちゃんの服などの品々を眺める光子さん(5日、大泉町朝日の自宅で)
 写真=ゆかりちゃんが行方不明となったパチンコ店。現在はスロット店に(1日午後、太田市内で)
読売新聞社
 
 

                                                                                                                                 



「時効なんてない」 再捜査要望へ 足利事件などの被害家族が会 /栃木県
2011.06.30 東京地方版/栃木          



 足利市と群馬県太田市周辺で起きた五つの女児殺害・失踪事件の被害者家族が29日、家族会を結成した。都内で会見した家族たちは、真相究明のために警察と検察に再捜査を要望していくとし、「一人ひとりでは何もできないが、家族が一緒になれば(捜査当局も)動かないことはないはず」と語った。
 ●署名など呼びかけ
 会見には5家族のうち、呼びかけ人となった横山ゆかりちゃんの父、横山保雄さん(44)=写真右=、大沢朋子ちゃんの父、大沢忠吾さん(65)=同中央=福島万弥ちゃんの父、福島譲さん(57)=同左=が出席した。
 横山ゆかりちゃんの事件以外はすべて公訴時効が成立しているが、横山さんは「私たちに時効なんてない。五つの事件をひとつと考えて、全ての捜査をして頂きたい」と語った。大沢さんは「警察と検察は正義を見せてほしい。志を一つにしてみんなで頑張っていきたい」と話した。
 活動としては、再捜査を要望する署名集めやチラシ配り、国や自治体への嘆願書提出などを考えているという。
 家族会を支援する民主党の風間直樹参院議員は、足利事件で再審無罪となった菅家利和さんが「家族会のもう一人の主人公」と語った。風間氏が菅家さんに家族会のことを伝えると、「真犯人を絶対に捕まえてほしい」と繰り返したという。「真犯人が捕まって初めて嫌疑が晴れると考えているのだろう。その再捜査をさせるのが私たちの仕事」と力を込めた。
 ●「逃げ得許せない」
 足利市に住む福島譲さんは「警察は縦割りで、二つの県警で(捜査の)資料を互いに見せ合うこともない。その割を食うのは被害者なんです」と言葉に力を込めた。
 事件を忘れようと、夫婦の間でも話題に出さないようにしてきた。しかし、妻が亡くなり、「事件を知る人は私しかいなくなった。残りの人生、犯人捜しをできるだけやってみよう」と決意した。福島さんは、公訴時効の成立後の2007年7月、遺体が入れられたリュックサックのDNA型鑑定を求める嘆願書を県警に提出した。犯人の特定にはいたっていないが、「(家族会結成で)必ずいい方向に行くはず」と強く信じている。
 会見に出席しなかった県内の2家族もメッセージを寄せた。
 長谷部有美ちゃんの父、秀夫さん(66)は「ずっと自分たちを責めて生きてきました。しかし犯人の逃げ得だけは許すことはできません」。松田真実ちゃんの母、ひとみさん(51)は「同一犯の可能性があると指摘された中で、何もせず、答えを出さない警察の誠意のなさに納得がいきません」などと訴えた。
 (山岸玲)
 ◆連続女児殺害・失跡事件の経緯
 〈1〉1979年8月 福島万弥ちゃん(5歳) 足利市内の自宅近くで行方不明になった6日後、渡良瀬川河川敷でリュックサックにつめられた状態で遺体が見つかる
 〈2〉86年3月 長谷部有美ちゃん(5歳) 84年11月に足利市内のパチンコ店で行方不明に。自宅近くの畑で白骨化した遺体で発見。
 〈3〉88年11月 大沢朋子ちゃん(8歳) 87年9月に群馬県尾島町(現太田市)の自宅近くの公園で行方不明になり、利根川河川敷で白骨化した遺体で見つかる。
 〈4〉90年5月 松田真実ちゃん(4歳) 足利市内のパチンコ店から失踪。翌日、渡良瀬川河川敷で遺体で発見。
 〈5〉96年7月 横山ゆかりちゃん(4歳) 太田市内のパチンコ店から失踪。行方不明のまま。
 【図】
 女児の遺体発見現場と行方不明の場所
朝日新聞社


なんと

捜査当局は、足利事件の被害者の松田真実ちゃん(当時4歳)のシャツに残った犯人の遺留物と、ゆかりちゃん事件の重要参考人の男のものとみられる遺留物を鑑定したが、DNAは一致しなかった。


よく読めば重要参考人と男のものとみられる遺留物の鑑定であり、
重要参考人と男のものとみられる遺留物でないかもしれないものである。
なぜ重要参考人のそのもののDNAをしないのか?
警察は証拠を隠ぺいしている。

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