これらの事情,すなわち,相応に合理的な根拠によって衝突直前の被害者運転車両の速度を時速約30ないし60キロメートルであるとする算定結果,被害者運転車両があえて無謀な高速度を出すとは考え難い状況,相応の信用性が認められるA警官証言によれぼ被害者運転車両の速度が時速約60キロメートルであるとされていることに加えて,本件現場の指定速度が時速50キロメートルであること,いわゆる白バイは交通規制の特例によって緊急走行時以外でも法定速度である時速60キロメートルでの走行を許容されていることなどの事情を考慮し,さらに,前記のとおり算定結果は衝突直前の速度であり,本件においてはその前に被害者運転車両が制動している可能性をも考慮に入れれば,本件事故前の被害者運転車両の速度は,時速約60キロメートルあるいはこれを若干上回る程度で,本件現場付近道路における通常の交通実態からさほど乖離していなかったものと認めるのが相当である。
算定結果は衝突直前の速度であり,本件においてはその前に被害者運転車両が制動している可能性をも考慮に入れれば
私の記憶が確かならば
【事実認定の補足説明】第2当裁判所の判断 3衝突地点及び衝突態様
(1)以上を前提に本件事故における衝突地点及び衝突態様を検討する。
の中で
これらの事情を総合すると、被害者運転車両が、被告人運転車両の前面を横切ろうとする直前において
と言っていたはず。
そうすると
白バイがバスの前面を横切ろうとする直前において
白バイが制動している可能性がある
ということになる。
一体全体どういう想定をしているのか?
これでは白バイ隊員に対して余りに失礼な想定ではないか。
もちろん常識的にはまったく考えられないことだ。
横切るなら加速するだろうし、回避するなら減速だ。
やはり、是非にこの裁判官の証人尋問を請求されたい。
実際にご自分で運転できるのか?日常的に運転しているのか?
結論として白バイの衝突直前の運動は何なんだ?!と