アーカイブ 桜井昌司『獄外記』 どこまでも姑息 高知白バイ事件
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桜井昌司『獄外記』布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。冤罪仲間の高知白バイ事件で、近く決定があるようなことを、本人から聞いたが、決定そのものなのか、審理に関する判断なのか、良く判らなかった。
昨夜、あるマスコミの関係者から「決定が出るようだ」と知らされた。 呆れたねえ。 もし決定が郵送されるのだとすれば、訴訟本人は仁淀川町に住んでるのだから、まず検察庁に決定は届き、そこからマスコミに情報が流れて、本人はマスコミからの取材で知らされることになるだろう、「片岡さん、決定が出されましたが、お気持ちは?」と。 そんなバカな話はあるか。「写真の偽造を言う鑑定は、難しくて話を聞いても判らないから尋問はしない」などと、「ぬかす」と表現したいような惚けたことを言った裁判長は、今度は秘密に決定を郵送して終わらせようと言うのだろうか。「バスは止まっていた。そこに白バイが衝突し、バスが動いてスリップ痕がついた、ということでどうか」と言ったとか、言わないとか聞くが、バカも休み休み言え!! バスのスリップ痕は縦方向に、走行してのブレーキ痕として残されたのだ。何が悲しくて「白バイが衝突しての痕跡」となるのだ。それならば横方向への痕跡になるはずだろう。 それも判らないらしい、こんな馬鹿が裁判官だなんて信じられない。いや、馬鹿なのではなくて警察の証拠捏造を認定したくない、ヘタレ裁判官なのだろうが、こんな馬鹿げた奴に裁かれる片岡さんは哀れだよな。 |